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女性のカラダの悩み

病気のサイン!?生理で気になるかたまり状の経血ってなに?

「月経の際に血のかたまりが出る場合は、注意したほうがよい?」

このようにいわれていますが、どういった状態だと注意が必要なのでしょうか?

経血の状態の判断ポイントや注意点についてまとめました。

 

「月経量が多い」の指標になる血の塊

月経の量が多い・少ないというのは、個人差があり比べにくいものなので、何をもって多い・少ないと判断すればよいのか難しいところがあります。

 

厳密には血液中の色素量(赤血球数、ヘマトクリット値など)を月経前に測っておき、月経後に再度測ることによって、血色素量の減少量から血液量を換算することで判断します。

 

しかし実際には、病院で血色素量を検査することは難しく、ひとつの指標となるのが「かたまり」です。

 

かたまりがあると月経血が多い?

月経血には、線維素溶解酵素が含まれており、普通は固まりません。

 

もともと血は、フィブリンという線維素が血と血をつなぐことで固まりますが、それを溶かす溶解酵素が含まれることによって、月経血は固まらずに排出されます。

 

しかし、溶解酵素をすっかり使い果たしてしまっても出血が続くようなら、残りの血液は固まります。

そのため、「かたまりがある=月経血が多い」と判断されます。 

 

生理中の血の塊…「かたまり」って何?

「かたまり」といわれても、他の人のものを見たことがあるわけではないので、どんなものをかたまりと言うのか、判断しにくいところがあります。

 

レバーのようなかたまりという人がいる一方で、小さなつぶつぶをかたまりと表現するひともいるようです。

かたまりとはどんなものをいうのでしょうか?

 

かたまりは、溶けきれなかった子宮内膜

子宮の内側は「子宮内膜」というものでおおわれています。

受精卵を着床させ妊娠を継続させるための子宮内膜は、月経の周期に応じてだんだんと厚くなっていき、月経前になると約1cmほどの厚みになります。

 

「内膜」といっても、1枚の膜のようなものではなく、細胞や毛細血管、分泌液を出す分泌腺などが含まれた組織。

月経がはじまると、子宮内膜の表面部分がはがれ落ち、酵素によって溶かされて、経血となって子宮から出て行きます。

 

子宮の出入り口はストローの穴よりも細い、ごく小さな穴なので、すべての血液が子宮口を通り出るまでには数日間かかります。

 

このとき血液の量が多すぎたりして酵素の働きが不十分だと、血液の一部が凝固して固まってしまうのです。

 

血の塊かどうかの見分けは?

「かたまり」ではないもの

月経血とは、子宮内膜がちぎれたようになって出てくるものです。

小さくちぎれた子宮内膜の周囲に血液がくっついてくると、5~7mm程度の小さな粒のようなものがつながってでてくることはよくあります。

 

また、徐々に剥がれ落ちる子宮内膜がいっぺんに剥がれ落ちると、子宮の形が分かるくらいに袋状にスポッと出てくる人もいるようです。

指で押すと線維が集まったようなものが見えます。

 

こうした「レバー状」でないものは「かたまり」とはいえません。

 

かたまりは指で押してつぶれるもの

梅干よりも大きいくらいの大きさで、指で押してつぶれてしまうようなものはかたまりです。

そういうものがたくさん出た場合には、月経血が多いと判断できます。

 

月経血が多くなる原因には、子宮筋腫により子宮の内包が大きくなるなどの原因があります。

 

かたまりがドロッと出てくるのが分かると「何かの病気?」と不安になることもありますが、子宮内膜が剥がれる際には、たくさん剥がれるときと少しずつ剥がれるときとがあるものです。

 

月経の期間中、一日や一定の時間に何度か出てくる場合には、それがすぐに病的な状態とは言えないようです。

 

血の塊の出る疾患

出血量が多すぎる場合、かたまりが出ることが多くなります。また、かたまりが出やすくなる疾患に以下のようなものがあります。

 

子宮筋腫

・30~40代の女性に多く、かたまりのほかに、過多月経、鉄欠乏性貧血、不正出血、月経困難症、下腹部のしこり、頻尿、腰痛などが見られることがあります。

・婦人科疾患のなかで最も多い疾患で、生殖年齢の20~30%に見られるとされます。

 

子宮腺筋症

・30歳代後半~40歳代の経産婦に多く見られます(近年、20~30歳代の未産女性にも増えています)

・月経を重ねるごとに増強する月経痛、過多月経、月経期間の延長などがあります

 

また、何らかの疾患がなくても、経産婦は産前と比べて子宮が大きくなっているため、出産前よりもかたまりが出やすくなる傾向があるようです。

 

かたまりが出るだけで何かの疾患のサインというわけではありませんが、痛みや貧血を伴ったり、以前と比べて急に月経の様子が変わってきたという場合は、婦人科に相談すると安心かもしれません。

 

(photo by:http://www.ashinari.com/)

著者: seasideさん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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