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不正出血なの!?セックスのあとの気になる出血

不正出血は、誰でも不安なものです。 とくに、性行為のあとに出血があると「妊娠?」「病気?」と不安になる人も多いようです。 

ここでは、不正出血の原因について見ていきたいと思います!

 

不正出血=不安・心配

生理以外で出血があると、なんとなく不安になってしまいますよね。

インターネットに寄せられている不正出血にまつわる不安はとてもたくさんあります。

 

例えば・・・

・彼とセックスしたあと2日間ほど出血している。おりものの様子も少し違うし、触られると少し痛いのだけど、病院に行った方が良いでしょうか。

 

・生理予定日の1週間前に茶色のおりものが出ている。妊娠しているのでしょうか?

 

・性交渉の経験がないのに、トイレに行った際に少量の血液が付いた。生理の時期ではないのに、子宮の病気でしょうか。

 

・高校生ですが、1週間以上不正出血が止まりません。何かの病気かととても不安です。

 

・1週間ほど茶色いおりものがでます。これは不正出血なのでしょうか?将来のことを考えると不安です。

 

といったように、不正出血があると、なにか重大な病気ではないか、妊娠かも?!と、とても不安になるようです。 

 

生理と生理の間の「排卵期出血」

生理と生理の真ん中ぐらいの時期は排卵期といい、エストロゲンの分泌が低下するのに伴い、不正出血を起こすことがよくあります。

 

この場合の不正出血は1日~3日で終わるのが一般的です。

生理周期が安定している人や基礎体温でホルモンの変動を把握している人であれば、「いつもの不正出血」と落ち着いて過ごせます。

 

しかし、生理周期や基礎体温をきちんと把握していない場合は、「きっと排卵出血」「ちょっとだから心配ない」と安易に決めつけてしまうのは危険かもしれません。

 

生理が止まらない?

排卵期には一時的にエストロゲン量が減少してきますが、排卵がきちんと起こらないとそのままエストロゲン量は減少した状態になり、これが原因で不正出血を起こすことがあります。

 

場合によってはそのまま不正出血が持続して止まらなくなることもあります。ダラダラと続く排卵期出血は異常のサインであることもあります。

 

病気にまつわる不正出血

不正出血のなかには、病気のサインである場合もあります。

 

病気が原因の不正出血は「器質性出血」といい、膣や子宮、卵巣などに何らかの病気があって起こる出血のことです。多くは不正出血だけではなく、ほかにも自覚症状を伴います。

 

また、「機能性出血」は病的な原因がなく、ホルモンバランスの乱れで起こる出血のことです。ホルモンバランスが不安定な思春期や更年期に多くみられる不正出血です。

 

性交渉の経験がない中高生でも不正出血が起こる理由の多くが、ホルモンバランスの不安定にあるようです。 

 

子宮内は出血しやすい構造

子宮の出口の部分(膣のなかに顔をのぞかせている子宮の一部:子宮膣部といいます)の表面を覆っている上皮には、膣からつながっている「扁平上皮」と呼ばれる丈夫な粘膜と、子宮の内膜へ続いていく「腺状皮」と呼ばれる粘液を分泌する粘膜とがあります。

 

子宮膣部の真ん中に子宮口があり、その周囲が腺上皮、そのさらに周囲が扁平上皮というドーナッツのような構造になっています。

腺上皮は扁平上皮に比べて薄くて血管が透けてみえるため、「びらんのようにみえる」状態になります。 

 

びらん自体は病気では無い

「びらん」というと、やけどやケガで皮膚がめくれてしまった状態のことをいいます。「子宮膣部びらん」は病名ではないため、心配はありません。

 

しかし、子宮頸がんの前癌段階や、ごく初期の子宮がんと子宮膣部びらんの見た目が似ていることから、びらんがあると子宮がん検査をしましょう、と言われることがあります。

 

がん検査をして異常がなければ、子宮膣部びらんはまったく気にすることはありません。しかし、びらんがあると、ときに不快な症状が起こることもあります。

 

びらんの面積が広いほど腺上皮(粘液を出す粘膜)が多くなるので、おりものが多くなります。「透明なおりものが多い」状態です。

また、腺上皮は膣などの扁平上皮よりも薄くて傷つきやすいので、簡単に出血をします。

 

そのため、セックスで亀頭がびらんに直接触れたり、少々荒々しい性行為を行うと出血してしまうことがあります。

「性行為の後に出血したのだけど、妊娠したのでしょうか?」という疑問には、びらんからの出血によるものが多く含まれるようです。

 

膣炎と「びらん」による出血

膣炎が起こると、びらんから出血しやすくなります。

膣炎は膣の中に細菌などが侵入したために起こる炎症のことで、幼児からお年寄りまでかかる可能性があります。

 

膣炎になる原因としては、

 

・排便後の便からの細菌感染 

・ナプキンやタンポンの不衛生な使用 

・過度な膣の洗浄 

・きついジーンズや下着によるムレ 

・性交渉 

・肥満、糖尿病 

・妊娠 

・抗生物質の服用や免疫力の低下

 

などがあります。

 

こうした原因から膣炎になり、びらんから出血しやすくなります。

「最近おりものが増えた」と思っていたら出血したという場合、こうした原因も考えられます。

 

不正出血をみると「病気?」「妊娠?」と不安になりますが、出血する要因はさまざまなものがあります。 

普段から身体の状態をよく観察して把握しておくと、出血したときに落ち着いて過ごせるかもしれません。また、不安なときは自己判断せず、婦人科を受診することが大切です。

(photo by:http://www.photo-ac.com/

著者: seasideさん

本記事は、2016-06-15掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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