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マイコプラズマの流行時期と季節っていつごろ?

国立感染症研究所HP より

 ◆マイコプラズマ肺炎流行の時期

マイコプラズマ肺炎は周期的な大流行を起こすことで知られており、4年周期でオリンピックのある年に流行を繰り返す傾向があったため、「オリンピック熱」などと呼ばれています。

しかし近年その傾向は崩れつつあり、2000年以降は患者数が増加傾向にあります。2011年から2012年にかけてはさらに大きく水準を上回る大流行となりました。

 

◆マイコプラズマ肺炎流行の季節

 マイコプラズマ肺炎の季節的なピークは冬場の12月~1月ごろですが、年間を通して発生が報告されている、私たちにとても身近な疾患です。

特に保育園や学校などの閉鎖施設で感染者が発生すると強い感染力から季節を問わず感染が拡大しやすいので注意が必要です。

 

◆2011年・2012年の大流行

2011年の6月後半より全国的に大流行していたマイコプラズマ肺炎。

国立感染研究所によると2011年の25週以降は1999年の調査開始以降、同時期と比較して最も多い状態が続いていました。感染の中心は小児であることに変わりはありませんが、2007年以降は成人の報告割合も増えて来ているそうです。

2012年は第1週から一貫して2011年の水準を上回っていました。2010年以降は、英国、フランス、北欧、イスラエルでもマイコプラズマ肺炎患者数増加が報告されていました。

 

◆2013年の流行状況

2013年は今までのところ昨年の推移を下回っています。

しかしこれから流行のピークとなる冬の季節になりますので、例年と同じように注意が必要です。

また、近年のマイコプラズマ肺炎のほとんどが従来より使用されてきたマクロライド系抗生物質に耐性をもつと言われています。

重症化・長期化の恐れもありますので、おかしいなと思ったら医療機関へ受診することも大切です。

 

基本的なことですが、石鹸での手洗いやうがい、マスクは感染症予防に効果的です。また日頃から食生活や生活習慣を整え、免疫力をあげることで、感染しても軽症で済みます。これからの季節は特に意識して、感染症予防、拡大の対策を行ないましょう。

 

 

マイコプラズマ感染者増加中!子どもだけじゃなく大人も注意を! 

◆マイコプラズマ肺炎患者急増

学童期以降の子どもから比較的若い年齢層で発症しやすいマイコプラズマ肺炎。

近年マイコプラズマ感染症の増加とともに、子どもだけではなく大人の感染者数も増加しています。重症化する可能性もあるこの感染症には注意が必要です。

 

◆感染者増加の原因

感染者増加の背景にはいくつかの理由が考えられます。

 

―血清抗体検査によって患者が発見しやすくなったこと。

 

―近年高齢者の感染者も増え始めたこと。

 

―抗生物質の乱用による薬剤耐性菌の出現。

 

その他にも感染が拡大する背景に免疫力の低下があると考えられるのではないでしょうか。

現代社会にはたくさんの免疫力を低下させる要因があります。

ストレス、農薬や抗生剤などで汚染された食品、環境汚染、放射能汚染…挙げればきりがないと思います。

日本では病院にいくと抗生物質が簡単に処方されます。

抗生物質は適切な薬を適切な量、適切な期間処方されれば効果を発揮しますが抗生物質を誤って使用することは免疫力を低下させ病状を悪化させるだけでなく、薬剤耐性菌の出現という恐ろしい事態を招いてしまいます。

 

◆肺炎とマイコプラズマ肺炎の違い

マイコプラズマ・ニューモニア(Mycoplasma Pneumonia)によって引き起こされるマイコプラズマ肺炎は通常の肺炎球菌で発症する肺炎とは違い、非定型肺炎と呼ばれます。

肺炎球菌は高齢者で感染が多く、マイコプラズマ肺炎は比較的若年層に多いという特徴があります。

 

◆マイコプラズマの消毒

風邪のウイルスやインフルエンザウイルスは細胞に寄生して増殖しますが、マイコプラズマはふつうの細菌と同様、自分の力で増殖することができます。

しかしノロウイルスなどと違い、石鹸や加熱、市販のアルコール消毒で殺菌することが出来ます。

 

マイコプラズマは自己繁殖できるやっかいな存在ですが、このように簡単に除菌することができます。

感染力が強いため、自分が感染している時や家族の誰かが発症している時に外出する際は、必ずマスクをするなどして、感染の拡大を防ぎましょう。

 

 

頑固な咳が続くときには受診を…マイコプラズマ肺炎

■原因微生物

昔から非定型肺炎や市中肺炎と呼ばれ、比較的健康な人に発生することで有名でした。

非定型肺炎の原因となりやすいマイコプラズマ、レジオネラ、クラミジアなどの微生物は、細菌やウイルスとは違った性格を持っており、細菌とウイルスの中間に位置づけられています。

高齢者や院内感染に多い肺炎球菌などによる肺炎は定型肺炎と呼ばれています。

マイコプラズマ肺炎は、非定型肺炎の中で最も多い肺炎で、ほぼ四年ごとに流行が見られます。

 

■症状と感染経路

健康な小児や成人に多く、発熱や胸の痛みを伴って、頑固なせきが続きます。

せきは夜間や早朝に強くなります。

 

飛沫感染と言って、せきやくしゃみ、会話などによって空気中に飛び散った病原体を他の人が吸収することにより感染するので、職場や学校、家庭内などで集団発生することがよく見られます。

ただ、症状が軽く、ちょっとかぜが長引いているといった感じで、聴診でも所見が少ないのが特徴です。

 

同じ非定型肺炎に分類されるオウムやレジオネラによる肺炎では重症化することが多いのですが、マイコプラズマ肺炎は軽症ですみ、ほとんどが入院するほどではないのですが、体力の弱い小児や高齢者、合併症のある人などは重症化しやすいので注意が必要です。

頑固なせきが続くときは医療機関を受診してください。

 

■治療

治療には抗菌薬、鎮咳薬の投与が行われます。

安静と感染拡大防止を兼ねて、外出は控えることが大切です。

 

 

若い人に多いマイコプラズマ肺炎とは?

肺炎というと、小さな子どもと高齢者に多い病気というイメージではないでしょうか。しかし、「マイコプラズマ肺炎」は、高齢者と乳幼児には少なく、小学生から大学生、若い成人など、若年層に多いのが特徴です。どのような肺炎なのでしょうか。

 

■若い人に多い肺炎

市中肺炎のうち、マイコプラズマ肺炎は原因の15%ほどを占めています。

 

肺炎にかかる率や肺炎で死亡する率は、1歳から4歳までの乳幼児と、65歳以上の高齢者で高く、そのほかの年齢層では高くないのですが、マイコプラズマ肺炎は5歳以上の学童期から大学生、社会人まで、若い人の間で発症する率が高く、特に80%は14歳以下の子どもの間で発症しています。

 

また、乳幼児は感染しても症状が起こらないことがほとんどです。

 

■流行する時期は?

かつてはマイコプラズマ肺炎は4年周期に流行があると言われていましたが、近年は大流行は見られず、かわりに通年的にみられるようになっています。一般的には風邪やインフルエンザと同様、晩秋から早春にかけて多くみられる傾向があります。

 

■どんな症状?

ほとんどの場合、咳と発熱が現れますが、咳は比較的軽いものが多いといわれています。

 

3日~5日程度乾いた咳が続いた後、しだいに咳が強くなり、熱が下がった後も3~4週間にわたって咳が続く場合があります。咳が続く場合の咳は頑固で、夜間や早朝に辛い咳が続いたり、痰が絡んだ咳が激しくなることがあります。

 

頭痛や全身倦怠感、食欲不振が伴うこともありますが、下痢や吐き気、嘔吐、腹痛はまずみられません。

 

小児の場合は、胸がヒューヒュー言ったり、鼻風邪のような症状が見られ、高熱のわりに元気で、全身症状は悪くないという特徴があります。

 

マイコプラズマ肺炎と診断された場合は、抗生物質などの抗菌薬で治療することができます。頑固な咳が続くようなら、早めに医療機関を受診すると良いかも知れません。

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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