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生活習慣病

家族性高コレステロールの患者は動脈硬化症の診断を行おう!

     

家族性高コレステロールヘテロ接合体患者(FH)の臨床症状は、症例によって動脈硬化の発症年齢や進展速度に大きな幅があることが知られています。

 

家族性高コレステロール接合ヘテロ接合体の動脈硬化の発症や、進展を決定している主要リスク因子として、年齢、性別、アキレス腱肥厚、LDL受容体遺伝子の変異の部位、HDLコレステロール値などが報告されています。

これらの主要リスク因子は次の内容です。


FHヘテロ接合体の主要なリスク因子


1. 年齢
男性
補正:≧45歳または閉経後


2. 喫煙:現在の喫煙


3. 冠動脈疾患の家族歴


4. 未治療字のLDLコレステロール≧270㎎/dl
あるいはアキレス腱肥厚(≧150mm)


5. HDLコレステロール:<40㎎/dl
またはトリグリセライド:≧150㎎/dl


6. 糖尿病(耐糖能性異常を含む)


7. 高血圧

 

家族性高コレステロール患者は診断時に一度は専門医を受診して動脈硬化症の診断も行うことが望ましいです。

 

さらに、半年~1年ごとに専門医でフォローし、動脈硬化性疾患の早期診断、早期治療に努めるべきです

家族性高コレステロールヘテロ結合体は1~2年ごとに冠動脈疾患の診断を行います。

 

また、このほかにはankle-brachial blood index(ABI)、頸動脈エコー、腹部エコーを行い、大動脈、頸動脈の動脈硬化および腹部大動脈瘤の評価を行います。


家族性高コレステロールの治療の基本は、冠動脈疾患などの若年性で起こる動脈硬化疾患の発症および進展の予防であり、早期診断と適切な治療が最も重要です。

 

低脂肪食などの正しい食生活を子供時代から身に着けると同時に、禁煙肥満などの動脈硬化症の増悪因子をしっかりと避け高血圧や糖尿病を厳格にコントロールすることです。

 

しかしながら生活習慣の改善のみではLDLコレステロール値を安全域まで十分に低下させることは困難であり、薬物療法などを必要とすることが殆どのようです。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/10/22-383419.php)

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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