カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 生活習慣病 >
  3. 脂質異常症(高脂血症) >
  4. 基礎知識 >
  5. 治療 >
  6. 脂質異常症は心血管や脳血管の原因!使用されている薬剤の作用

生活習慣病

脂質異常症は心血管や脳血管の原因!使用されている薬剤の作用

         

脂質異常症は、動脈硬化を引き起こし、心血管や脳血管などのリスクイベントを引き上げ、重篤な疾患を引き起こす原因となります。


現在、脂質異常症に対して使用されている薬剤には次のようなものがあります。


1. HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)
2. フィブラート系
3. エイコサペンタエン酸エチル(EPA)
4. 胆汁酸結合性陰イオン交換樹脂
5. 象徴コレステロールトランスポーター阻害薬
6. ニコチン酵素
7. プロプコール

 

これら脂質異常症治療薬は多数の大規模臨床試験で、心血管イベントに及ぼす効果が検討されてきました。

 

HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)の効果
冠動脈疾患の既往がある患者での予防効果があり、LDLコレステロール値に相関して心血管イベントが減少することが証明されています。

スタチンには脂質代謝改善作用に加えて、直接的な抗炎症作用、血管内機能改善作用、抗血栓作用などがあり、これらの多方面作用も心血管イベントの予防に影響しているとされています。

 

フィブラート系
日本で使用されているフィブラート系薬剤には、腎排泄型のフィブラート、べさフィブラート、胆汁排泄型のクリノフィブラートがあります。

フィブラートはペルオキシソーム増殖因子活性化受容体αを活性化する薬剤で、トリグリセライド(中性脂肪)低下、HDLコレステロールの上昇、コレステロール逆転送の増加作用を持ちます。

また、LDL粒子の大型化や血管内皮機能改善作用、抗血栓作用など多面的な作用を介して、動脈硬化を防止する作用を持つとされています。

 

このような効果的な薬剤の使用により、心血管イベントを抑制することで、冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞などの虚血性疾患)などの発症予防につながると考えられます。

 

食事療法のみでのコントロールが難しい場合は、これらの薬物療法を取り入れることも必要となります。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/06/09-378944.php )

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

治療に関する記事

脂質異常症(高脂血症)の治療期間はどれくらい?

  脂質異常症(高脂血症)と付き合っていくうえで気になるのは『いつまで脂質異常...

脂質異常症(高脂血症)の入院治療はあるの?

病気の治療となると気になるのは入院治療です。入院治療をすると費用もかかります...


隠れ脂質異常症ともいえる「食後高脂血症」、心疾患リスク3倍を改善させる方法とは?

最近、テレビ番組「たけしの家庭の医学」などで特集され、注目を集めている疾患に「食...

脂質異常症治療薬が腎機能に及ぼす効果

     腎障害をあらわすアルブミン尿や血尿、または腎機能をあらわす糸球体濾...

カラダノートひろば

治療の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る