カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 育児・子供の病気 >
  3. 病気と症状 >
  4. うつる病気 >
  5. 溶連菌感染症(猩紅熱) >
  6. 冬季と春~初夏にかけて増加する!A群溶血性連鎖球菌咽頭炎

育児・子供の病気

冬季と春~初夏にかけて増加する!A群溶血性連鎖球菌咽頭炎

 

●A群溶血性連鎖球菌咽頭炎 定点あたり報告数まとめ

NIID国立感染症研究所より<//www.nih.go.jp/niid/ja/10/2096-weeklygraph/1646-03strepta.html>

 

 

◆溶連菌(A群溶血性連鎖球菌)にご注意!

A群溶血性連鎖球菌(またはA群β溶血性連鎖球菌)は溶連菌の名でよく知られている特に咽頭炎などの症状をおこす細菌です。

咽頭に感染しやすいため、A群溶血性連鎖球菌咽頭炎という名でも知られています。

溶連菌感染は主に子どもに発症しやすく、まれに重篤な合併症に発展することでも知られているため、お子さんが溶連菌に感染してしまったら少し心配になるかもしれません。

A群溶血性連鎖球菌にかかると主症状である咽頭炎や扁桃腺炎、発熱、発疹のほかに糸球体腎炎や肺炎、リウマチ熱などの合併症を起こすケースがあります。

医療機関では、症状が完治した頃に、腎炎の疑いがないか尿検査をするところもあるようです。

 

◆A群溶血性連鎖球菌咽頭炎の感染者数の統計を見てみよう

上のグラフは横軸が週で縦軸がA型溶血性連鎖球菌咽頭炎感染者数を表しています。

冬季と春~初夏に感染者数は増加し、秋には減少することがわかります。

また、年齢別にみれば、5歳が最も多く、6歳以降は年齢とともに徐々に減少していきます。(※1)

また、発症してはいなくても菌をもってい健康保菌者の割合は15%~30%であるといわれています。なお、健康保菌者からの感染はまれだと考えられています。

 

◆感染の可能性はどれぐらいあるか?

A群溶血性連鎖球菌咽頭炎は接触や飛沫によって感染します。

人が密集する場所や学校などの閉鎖空間ではそれだけ感染が拡大しやすくなります。

感染性は症状の急性期に一番高くなり、その後徐々に弱まっていきます。

 

また、兄弟間では感染率も高く、25%程度と言われています。医療機関の指示のもと、抗生物質を服用すれば24時間後には解熱し、感染性が薄れることが多いといわれます。しかし、念のため外出は控えたほうが良いでしょう。

 

多くの事例では抗生物質をのまなくても自然治癒可能なようですが、まれに重篤な合併症を引き起こすこともありますので、小さなお子さんや免疫力の弱っている方はまずは医療機関を受診し、医師と相談して治療した方がよいと思われます。

 

 

 

※参考

国立感染症研究所

<//www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/340-group-a-streptococcus-intro.html>

(※1)横浜市衛生研究所

<//www.city.yokohama.lg.jp/kenko/eiken/idsc/disease/strepto1.html>

 

著者: fuji-444さん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

溶連菌感染症(猩紅熱)に関する記事

何故リウマチ熱が起きる?溶連菌の合併症、リウマチ熱を予防しよう

    ◆リウマチ熱とは 溶連菌感染症、正しくはA群β溶血性連鎖球菌感染症...

夏に要注意!溶連菌感染症とその治療について

  子供に多い病気、大人に多い病気というのは少なからず存在しています。 子供...

溶連菌感染症(猩紅熱)の体験談

溶連菌、発覚から症状が落ち着くまで

3歳の冬、どこからか溶連菌をうつされた娘。 感染から症状が落ち着くまでの話です。 感染が発覚...

ウイルス性胃腸炎、溶連菌感染症、風邪…身体が弱い長男

〜集団生活の洗礼〜 我が家の長男は現在小学校1年生。 1人目とあり、今思えばかなり神経質に育...

カラダノートひろば

溶連菌感染症(猩紅熱)の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る