カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 妊娠・出産 >
  3. トラブル >
  4. 感染症 >
  5. 胎児に影響が出ることも!?妊娠前の水痘抗体検査の必要性

妊娠・出産

胎児に影響が出ることも!?妊娠前の水痘抗体検査の必要性

 

 

◆妊娠と水痘

水痘とは水ぼうそうという名で知られるウイルス性感染症で、発熱と水疱疹が全身にみられる感染症です。

成人は95%以上の確率で水痘に対する抗体をもっているといわれています。

それは水痘はほとんどの人が10歳未満で罹患しているか、不顕性感染や予防接種によって抗体を獲得しているからです。

しかし、抗体がない人が妊娠中や出産前後に水痘に罹患したり、発症したりすると胎児に影響が出たり、後遺症が残る可能性があります。

 

◆抗体検査

水痘の抗体検査は医療機関にて行えますが、水痘は見た目に特徴的な湿疹や患者の年齢から診断が可能なので発症してからの検査はあまり行われず、特に症状がないときの検査は自費になります。

水痘の抗体検査の方法はEIA法やIAHA法が一般的ですがIAHA法のほうが安価です。

また、水痘抗原を皮内接種して24時間または48時間後に判定する方法が最も確実と言われています。

 

◆妊娠中の水痘感染への対処方法

妊娠20週ぐらいまでに水痘に感染すると、胎児の1%~2%に脳や皮膚や四肢に異常がでる「先天性水痘症候群」とよばれる病気になる可能性があります。

また出産の前後に母体が水痘を発症することで新生児は胎盤を通して水痘に感染し、重篤な状態になったり亡くなってしまう場合もあります。

妊娠中は生ワクチンである水痘ワクチンの接種は禁忌とされています。

このような新生児には生まれてきたときに抗ウイルス薬のアシクロビルを投与するなどの措置が取られます。

欧米では水痘帯状疱疹免疫グロブリンという他人の抗体を入れる方法があり、良い結果が出ているそうです。

 

妊娠中に水痘ウイルスに罹患してしまうと可能性は低いものの、生まれてくる赤ん坊にさまざまなリスクを背負わせてしまいます。

できれば妊娠してからではなく妊娠をする前に検査をしたり予防接種などで抗体を獲得しておくことが安心と言えます。

 

 

 

※参考

国立感染症研究所<//www.nih.go.jp/niid/ja/varicella-m/varicella-iasrtpc/4043-tpc404-j.html

 

(Photo by: [//www.irasutoya.com/2012/12/blog-post_7894.html])

 

 

著者: fuji-444さん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

感染症に関する記事

クラミジアに感染した!?妊婦にとって大敵な感染症です!

妊妊娠中は、クラミジアに感染しているかの検査を必ずします。 妊婦さんにとって、...

妊婦さん必見!妊娠中に注意したい風疹、水ぼうそうなど5つの感染症まとめ

普段から感染症は非常に危険なため注意したいもの。ですが、さらに注意したいのは...

感染症の体験談

妊娠中はなりやすい!? カンジダ膣炎

妊娠初期のトラブルで多いのが、つわりとカンジダ膣炎だと思います。 カンジダ菌は健康な人...

溶連菌陽性、抗生剤を点滴しながらの出産

妊娠後期の血液検査で、溶連菌が陽性だという結果が出ました。 それまで体重増加などで少しだけ注意を受...

カラダノートひろば

感染症の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る