カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 関節痛・腰痛 >
  3. 変形性関節症 >
  4. 症状 >
  5. 親指の付け根が痛いのは母指CM関節症?腱鞘炎?変形性関節症の症状とは?

関節痛・腰痛

親指の付け根が痛いのは母指CM関節症?腱鞘炎?変形性関節症の症状とは?

手指を酷使する人は、親指の付け根に違和感を生じることが多いようです。

この症状は、主に母指CM関節症か、腱鞘炎が原因になっています。

2つの疾患の違いと見分け方を説明します。

 

共通する症状

指を動かす、親指を広げる動きで痛みを感じます。

物をつかむのも辛くなり、ドアノブを回すだけでも痛みが走ります。

手先を使った作業が多い人、40~50歳代以降の女性に発症が多い点も共通しています。

 

見分け方

自分で判断する1つの方法は、親指を中にして手をグーの形に握り、そのまま手首を小指側に曲げます。

この動きで痛みを感じるなら、手首の親指側に腱鞘炎が起こるドゥ・ケルバン病の可能性が大きいでしょう。

2つの疾患が根本的に違うのは、異常が起きるのが関節か、腱かという点です。

母指CM関節症では、軟骨の摩耗や骨棘といった関節の変化を伴います。

X線検査をすれば、明確に判断できるので、早い段階での受診をお勧めします。

 

症状の進行の違い

母指CM関節症では、2~3年で進行が止まるのに伴い、痛みも治まります。

ただ、この段階まで進行すると関節がかなり変形している場合が多いので、親指が反り返るなど外見上の変化も目立つでしょう。

腱鞘炎は、手の酷使など原因を解消しない限り、緩和と再発を繰り返して慢性的な腱鞘炎にいたるケースもあります。 

 

どちらの疾患も、妊娠・出産、更年期といった女性ホルモンの変化、手の使用頻度が発症に関わります。

予防としては、手先を使う作業をするなら定期的に手を休める、マッサージをする、こわばりを感じたら温め、腫れているようなら冷やすといった方法が、共通しています。

 

母指CM関節症、腱鞘炎以外の疾患もあるので、手の違和感があるなら症状が軽いうちに検査を受けてください。 

 

若い時こそ気をつけたい変形性腰椎症

変形性関節症は日常生活で頻繁に負担がかかる膝関節や股関節以外でも起こります。そのひとつに腰椎に起こる変形性腰椎症と呼ばれる病気があり、背骨の椎間板が弱くなり、骨の変形が起こり痛みをともないます。特に、重い荷物を持ち上げたりするような重労働に就いていたような人に起こりやすく、年齢を重ねるうちに痛みをかばいながら腰を酷使することで、椎間板が削られ骨の変形が始まるのです。

 

骨の変形や痛みに個人差はありますが、年齢によるものなのか変形性腰椎症によるものなのかレントゲン検査が必要となる場合もあります。

 

骨のトゲがズキンと痛みを起こす!

変形性関節症のどの部位でも症状が進行すると、骨棘(こつきょく)という骨が硬くなって尖った部分ができ、その尖った部分が痛みを生じさせるのでとても厄介です。しかも、変形性腰椎症の場合には、椎間板の損傷が激しくなると神経の通路が狭くなり、脚のしびれや痛みがでると腰部脊柱管狭窄症も考えられます。あるいは、椎間板が神経を圧迫して膨らんだり飛び出したりすることで脚などに痛みを生じる場合には椎間板ヘルニアを起こしていることもあります。 

 

腰の痛みを放置しておかず正しい診断をうける

変形性関節症の中でも、特に腰の部分は早めに診断を受けることをおすすめします。腰椎は背骨や頭の骨を支える大切な器官です。また、体全体に関わるあらゆる神経が集中して通っている部分でもあります。日常生活の歩行や動作などを円滑に行うために、腰椎の健康は日頃から注意しておくことが必要です。

また、一度骨棘ができてしまうと、その骨棘が出来た場所にもよりますが、骨棘がなくなるということはありません。もし、骨棘によって痛みを発生するような時には、日常の動作の見直し、ストレッチやトレーニングなど医師と相談をして行うことをおすすめします。

 

気をつけたい、女性に多い手指の変形性関節症

変形性関節症だけでなく、病気には性別によってかかりやすいものとそうでないものがあります。

 

妊娠や出産、ホルモンバランスを整えるために必要なカルシウムを奪われる機会の多い女性の場合には、手の指に起こる変形性関節症が意外にも多いのです。しかも、手は日常的に頻繁に使うため、一見すると普通に動かすことができているようにも見え、痛みをわかってもらいづらい症状です。 

 

更年期以降にも多いが若くても侮れない病気 

年齢を重ねるごとに手指の先が痛んで腫れてきたり、変形してくるなど見た目にも症状がでるのが変形性関節症です。これは更年期以降の女性に多いといわれています。

 

しかし更年期に入る年齢が近年では若年齢化してきていることや、パソコンなど頻繁に手を動かす仕事に就いている人では関節軟骨がすり減りやすいことなどにより、発症する年齢が早まるのではないかと考えられています。

 

また、食生活の乱れから女性ホルモンの分泌バランスの影響を受け起こりやすい環境をつくっていることもあげられ、日頃から生活習慣を見直すことも予防対策として必要といえるでしょう。

 

手指の変形性関節症が起こりやすいのはどこか?

指先といっても、起こる箇所は主に3箇所です。まれに、加齢によるリウマチによる症状と似たものもあるので、医師による正しい診断が必要となります。

 

①へバーデン結節 

指先の第一関節に起こる変形性関節症はへバーデン結節と呼ばれています。特に女性に多く、調査では男性の10倍も発症ケースがあるといわれ、手指のこわばり、痛み、腫れ、関節部位が熱を持つなどの症状があらわれます。

 

そのまま放置してしまうと、指の曲げ伸ばしができにくくなり、指が横に曲がったまま硬直してしまうケースもあります。さらに、個人差がありますが変形した関節の周りに粘液腫という水ぶくれのようなものがでいることもあり、見た目には悪いものですが自然になくなることが多いといわれます。

 

気になる人は注射器で吸い出すという治療も行えます。

 

②ブシャール結節 

指先の第二関節に起こる変形関節症をブシャール結節といいます。特に、へバーデン結節を起こしている場合、一緒に起こることが多く、関節リウマチとの見極めが必要な関節部位です。

 

症状として、痛み、腫れ、こわばり、変形などがあげられます。

 

③母指CM関節症 

親指付け根部分に起こるのは母指CM関節症といわれています。物をつまんだり、ビンの蓋を開ける時に親指に力を入れると痛みを発します。症状が進行してしまうと、親指が開きにくくなり、関節が変形してしまいます。

 

関節の栄養素を日頃からまんべんなく摂ることで防止する

女性は特にホルモンバランスを整えるために、栄養素もバランス良く摂ることが大切です。男性にも同じことが言えますが、関節だけに関わらず骨のトラブルにおいては女性のほうが発症ケースが多いため、特に注意していきましょう。 

 

関節軟骨の材料となるのは、コラーゲン、コンドロイチン、ヒアルロン酸、グルコサミンが代表としてあげられます。選ぶのであれば鶏の手羽先や牛すじ肉、昆布、山芋、納豆などのネバネバ製品もコンドロイチンが多く含まれます。しかし、偏り過ぎると逆効果となって別の病気を起こすことになるので、普段の食事に1~2品加えることを続けるのがよいでしょう。

 

また、あまり食事で摂る機会のない人の場合には、サプリメントがおすすめです。しかしサプリメントの中には1カプセル当たりの成分含有量でなく、全体で表示されているものもあり、飲んでいて効果が感じられないということもあります。サプリメントは薬局などの薬剤師に相談をしたり、実際に病院で扱っているサプリメントなどを利用することをおすすめします。

 

体の冷えや急な動きは禁物!関節に優しい生活で変形性関節症予防

変形性関節症を予防するには、関節に優しい生活を心がけてください。

1度変形を生じた関節は、完全に元に戻ることはありません。

関節をいたわり、負担をかけないことが最大の予防法です。 

 

・冷えは禁物

体が冷えると血液の循環が悪くなり、関節を支える筋肉の疲労が起こりやすくなります。さらに、冷えで関節周りの腱や筋肉が硬くこわばり、柔軟性を失います。

体の動きがスムーズではなくなるので、関節に余分な荷重がかかったり、ケガをしやすくなります。

温かい服装、シャワー浴ではなく湯船に浸かるなど冷えを防ぎましょう。冬には、保温性のあるサポーターもお勧めです。

例外として、既に炎症が起こっている関節は冷やして鎮静化させます。 

 

・急な動きをしない

瞬間的に関節へ力がかかる急な動きは、避けましょう。たとえば、急に立ち上がる、急に立ち止まるのは、負担が大きい動作です。

特に上半身だけ急に振り返るのは、腰の関節を無理にひねってしまいます。首だけで振り返るのも、同じく頸椎に負担がかかります。

体全体でゆっくり振り返るようにしてください。

急な動きが要求されるスポーツは要注意です。準備体操をして筋肉をほぐし、スポーツ用のサポーターも利用すると良いでしょう。 

 

・住まいの工夫

和式のトイレ、畳での生活は膝や腰へ大きな負担がかかります。置くだけで洋式トイレ問いして使える簡易便座、立ち座りが楽な椅子の使用で、お金をかけずに改善できることもあります。 

 

体を動かさない生活も、関節の可動域を狭めてしまうので良くありません。

関節への負担に配慮しつつ、活動的な生活をおくってください。

 

変形性関節症の症状~関節では何が起こっているか?

変形性関節症の症状は、いくつかの段階を経て少しずつ悪化します。

進行によって表れる症状はどう変化し、関節では何が起こっているのでしょうか。 

 

正常な関節

骨と骨が接する関節の表面は、弾力性があってクッションの役割をする軟骨が覆っています。

さらに、関節をつつむ関節包の内側にある滑膜からヒアルロン酸を含んだ関節液が分泌され、潤滑油のように関節の滑らかな動きを助けます。

これらの働きがあり、関節が正常に機能しています。

 

初期

ごく初期の変形性関節症では、ほとんど自覚症状がありません。しかし、関節では軟骨がすり減り始めています。

 

中期

変形性関節症の典型的な症状、関節を動かし始める時の痛み(始動痛)や、関節の曲げ伸ばしの範囲が狭まる可動域制限が起こります。

この時点で病院へ行く人が多いでしょう。

関節水腫といって、関節に多量に分泌された関節液が溜まる現象も起こります。

 

関節では軟骨の摩耗が進行し、骨と骨の隙間が狭くなります。

全体が均等に摩耗するのではなく、一部分に負荷が偏って摩耗し、それによってさらに負荷が偏っていきます。

関節液の分泌は増えますが、含まれるヒアルロン酸は減少しているので、関節を滑らかに動かせなくなります。

 

進行期

強い痛みを感じ、生活動作もままならなくなります。可動域もより狭くなり、服の着脱などに不自由を感じるでしょう。

軟骨の摩耗がいっそう進んだ関節では、軟骨のクッション機能が無くなり、骨同士が直接擦れるようになっています。

これによって骨に変形が生じ、外見上からも分かるようになります。

 

実はあなたも発症してる?!変形性関節症

普段の生活の中で、立ち上がろうとしたとき、階段を上るとき下りるとき、急に膝を曲げたときなどに突然膝に痛みが走る。ということはないでしょうか。

そういったことが思い当たる方は、もしかすると「変形性関節症」を発症しているかもしれません。

 

変形性関節症とは?

人の膝関節と呼ばれる部分は、骨と骨がつながってできています。そして、そのつなぎ目となる骨の側面は軟骨で覆われています。

軟骨はその言葉に「骨」が使われていますが、非常に弾力のある組織からできています。

その弾力が、関節の動きを滑らかにしたり膝にかかる衝撃を緩和したりしています。

また膝関節には、関節液が存在し更に膝の動きをスムーズにしてくれています。

「変形性関節症」とは、この膝関節の軟骨がすり減ることで関節をつなぐ骨の間隔が狭くなり、軟骨が擦り減りきった場合、剥き出しの骨同士がぶつかってしまう症状です。

 

気付きにくい初期症状

「変形性関節症」の初期症状は静かに始まるため、気付くことは中々難しいようです。

発症は、軟骨に摩擦が生じはじめたときからですが、痛みなどの自覚症状がほとんど出ません。

たまに膝がポキポキ鳴ったり、違和感を感じたりする程度の症状です。

 

「膝が痛い」が身体の警鐘

初期症状を自覚することが難しい「変形性関節症」ですが、最初の警鐘は膝が痛くなるということです。

最初は大きな問題ではないことだと痛みを放置しがちですが、その状態で長い年月を過ごすと、しゃがむことや正座をする際強い痛みを感じるようになったり、立ったり座ったりといった膝の曲げ伸ばしだけでも激痛が走り上手く歩けなくなったりと様々な症状が出てくる場合があります。

そしてそのまま症状が悪化すると、膝に水か溜まるなどの症状も併発する可能性があります。

 

そうならないためにも、少しの違和感や痛みを感じた場合は早目に専門機関の診察を受けることをお勧めします。

 

運動不足がちな現代人に読んで欲しい!筋力低下が招く神経痛予防法

毎日の適度な運動習慣は負担の軽いものを行う 

腰、膝などの関節をなめらかに健康的に維持するには定期的な運動は欠かすことができません。立っているだけでも膝に負担がかかりますが、その負担を緩和させてくれる軟骨がすり減る原因のひとつに筋肉の衰えがあげられます。

 

筋肉が衰えると、骨と筋肉をつなぐ腱は伸びきった状態となってしまい、伸縮することがなくなるため、骨に直接体重の負担がかかるのです。

特に膝の場合には運動不足によって正しい位置に骨を維持することができず、女性特有の悩みでもあるO脚を招くことも多くあります。

しかし、運動をするだけで歩き方が変わった、体重のかけ方の違いがわかるようになったなどの声も多く、運動の効果がしっかりと筋肉と骨に出てO脚改善に役立っているケースもあります。

 

運動を行う際には、負担をかけすぎないよう、数十分のウォーキング、ストレッチ、水中歩行などを行い、関節の動く範囲を広げ、その関節周りの筋肉を鍛えることを意識しましょう。

 

筋力トレーニングはお風呂上がりに行う 

定期的な運動といっても、社会生活によってなかなか時間が取れず、最初のうちはやっていてもいずれできなくなり、やらなくなったという経験は誰でもあると思います。しかし、筋力の衰えは進行しているので、それを食い止めるには少しの時間でも筋力トレーニングを行うことは大切です。

 

筋力トレーニングを行う時には、40℃程度の湯船に10分ほど浸かった入浴後が効果が出やすいといわれています。関節の血行が良くなり、痛みもやわらぐことで少しでも関節を曲げやすい状態にすることができます。

この時無理をせずに、動かせる範囲で行うことと、医師と相談して行うようにしましょう。

 

特に、症状の多い変形性膝関節症に効果のある運動を2つ紹介します。

 

・脚の横上げ運動(腿の外側の筋力アップ) 

①横向きに寝ます

②下の脚の膝を軽く曲げ、上の脚を10cmほど上げます

③呼吸をしながらそのままの状態で5秒キープ

④ゆっくりと脚をもとに戻しましょう

⑤片脚ずつ10~20回行うと効果的です

 

・脚の後ろ上げ運動(お尻の筋力アップ) 

①うつぶせに寝ましょう

②両手はあごの下に重ねておきます

③片脚を10cmほど上げます

④呼吸をしながらそのままの状態で5秒キープ

⑤ゆっくりと脚をもとに戻しましょう

⑥片脚ずつ10~20回行うと効果的です

 

筋肉は日々衰えていくことを意識すること 

変形性関節症であっても、そうでなくとも筋力が低下しないように維持することは、日常生活を円滑に過ごすために大切なことです。近年では特に姿勢の悪さや合わない靴を履いていることでO脚になっていることに気づかず、現状痛みがないから良いと放置している人が多いのではないでしょうか。女性の場合は男性に比べ骨に関わる疾患が多いため、日頃から筋力アップを意識した生活をすることが必要でしょう。

 

例えば、キッチンでお米をといでいる時間つま先立ちで立ってみることや、雑巾がけで膝をついている時に片手片膝をついたまま、手先と足先を伸ばす体幹ストレッチをしてみるなど、体を柔軟に強く保つ機会はつくることができるのです。運動というと何かしら辛いものと思われがちですが、ほんの少し動作を工夫するだけで筋力アップにつながりますので、まずは難しく考えずにやってみましょう。

 

(Photo by: http://www.photo-ac.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-16掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

カラダノートひろば

症状の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る