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生活習慣病

糖尿病治療薬は飲み合わせに注意~こんな組み合わせは危険です!主な糖尿病治療薬の副作用

 

食品に食べ合わせがあるように、糖尿病治療薬にも飲み合わせがあります。低血糖や副作用、体調不良の原因になる飲み合わせについて説明します。

 

 

内服薬との飲み合わせ

◆アスピリン

糖尿病治療薬との併用で、低血糖の危険があります。主に感冒薬、解熱鎮痛剤などに広く配合されている成分です。

 

◆メチルエフェドリン・麻黄

糖の代謝を促し、血糖値を上昇させる作用があります。咳止めに使われていることが多い成分です。

麻黄は漢方薬として用いられる生薬で、マオウ科シナマオウなど茎から作られます。

咳止め以外にも神経痛や関節痛の漢方治療でも処方されます。

 

 

外用薬との飲み合わせ

◆ステロイド

糖の代謝を促す作用があるステロイドは、糖尿病治療薬の効果を減じる可能性があります。

アトピー性皮膚炎をはじめとする皮膚疾患を治療する軟膏に配合されています。皮膚科で治療を受けている人は、医師に相談してください。

 

◆スピール膏

足の角質を除去する効果があり、タコやイボ、ウオノメを治療するスピール膏は、免疫力が低下している糖尿病の人が使うと感染症の危険があります。

血流障害・神経障害といった合併症により、小さな傷でも足の壊死にいたるかもしれません。皮膚を傷つける可能性があるスピール膏の使用は、避けた方が良いでしょう。

 

 

食品との飲み合わせ

◆アルコール

低血糖を起こすアルコールは、要注意です。糖分を多く含んだアルコールは、糖尿病を悪化させる原因になります。

アルコールとの飲み合わせで起こった不調は、単なる酔いとの区別がつきにくく、対応が遅れることもあります。

 

◆健康食品

健康食品に用いられていることが多いグァバポリフェノール、イチョウ葉エキスは、薬の代謝を阻害するため、低血糖につながります。

男性ホルモンを含む栄養ドリンク・滋養強壮剤は糖代謝を促進し、糖尿病治療薬の効果を弱めます。

 

 

飲み合わせによって思わぬ作用が出ることもあります。家の常備薬などを見直し、気になる点は医師に相談してください。

 

 

こんな症状は要注意! 主な糖尿病治療薬の副作用

糖尿病の治療薬は、人によって副作用が起こる場合があります。代表的な糖尿病の治療薬と、その副作用をまとめました。服薬後に次のような不調を感じたら、それは副作用かもしれません。

 

 

◆α-グルコシダーゼ阻害薬

下痢・便秘・軟便・腹痛といった排便の異常がみられます。食欲不振や嘔吐、胸やけなど消化器系の不調も起こります。

飲み合わせる薬によっては低血糖が起こります。α-グルコシダーゼ阻害薬を服用して起こる低血糖には、砂糖ではなくブドウ糖による対処が必要です。

 

 

◆インスリン抵抗性改善薬

貧血、むくみの原因になります。肝障害を起こす可能性もあります。

 

 

◆スルフォニル尿素薬

服用量に注意が必要な薬で、多量に服用すると低血糖を起こします。薬の代謝が十分にできない肝臓・腎臓病の人、高齢者は要注意です。空腹感が強くなる作用もあるため、食事を摂り過ぎないようにしましょう。

 

 

◆ビグアナイド薬

血液中の乳酸が増加し、吐き気やけいれんを引き起こす「乳酸アシドース」の恐れがあります。

昏睡状態に陥る危険な副作用なので、服薬後に異常を感じたら医師に相談してください。

肝臓・腎臓病、心疾患、高齢者は乳酸アシドースのリスクが高くなります。

食前の服用で、胃腸障害の副作用もあります。

 

 

◆速効型インスリン分泌促進薬

速効性が大きな特徴なので、食事を抜いて服用するのは厳禁です。約30分で低血糖にいたる可能性があります。

 

 

持病や体質、年齢によって副作用が起こりやすい薬もあります。処方を受ける際には医師に相談し、異常を感じたらすぐに服用を中止してください。

 

 

「ステロイド系抗炎症薬」の効用と副作用

皮膚湿疹、気管支喘息から膠原病や悪性腫瘍にまで、さまざまな分野での病気にステロイド系の薬が使われています。非常に優れた効き目がある一方、副作用のリスクも伴い、子供への使用を懸念する親も多いです。どのような薬なのか、種類・効果・副作用について調べました。

 

【ステロイドとは】

腎臓の隣にある副腎においてコレステロールから合成されるホルモンで、身体中に拡散してさまざまな組織と結合し、エネルギーの利用を助ける作用があります。

この副腎皮質ステロイドが含まれた医薬品を、ステロイド系抗炎症剤と言います。

病状により、経口・注射・外用薬・点眼など目的に合わせた方法で使用します。

 

<適応疾患の一例>

あらゆる疾患に対応し、「万能薬」的な存在として積極的に応用されています。

呼吸器系 気管支喘息、肺炎、呼吸不全他

循環器系 心筋炎、心膜炎他

消化器系 肺炎、胃腸炎、肝炎、胃潰瘍他

腎・泌尿器系 腎炎、膀胱炎他

内分泌系 甲状腺機能低下症、腎不全他

重症感染症 敗血症、急性咽頭炎、ハンセン病他

悪性腫瘍 白血病、癌、脳腫瘍他

運動器系 リウマチ、変形性関節症他

皮膚 皮膚炎、水疱症、乳児湿疹他

 

【副作用】

ステロイドは優れた薬効の反面、強い副作用も懸念されます。長期間の使用は避け、病状と副作用の様子を観察しながら、次第に薬の量を減らしていくのが一般的です。

ステロイドを減らしていく中でも、離脱症状(副腎不全による倦怠感、吐き気、頭痛など)や元の病状に戻ってしまうこともあります。一度治療を開始すると、減量~最終的に治療を終えるまでのプロセス管理が難しく、医師による的確な判断が求められます。

 

<おもな副作用>

・感染症(過剰な免疫抑制作用によるもの)

・クッシング症候群

・副腎皮質機能不全

・糖尿病(糖新生の促進によるもの)

・骨粗鬆症

・消化性潰瘍

・変形性膝関節症

・ムーンフェイス(顔や身体が丸みを帯びる)

・髪がいたむ、抜けるなど

・ステロイド筋症ほか

 

 

~自己判断で中止しないように~

副作用が気になるからと、自己判断で服用を中止するのは危険です。命にかかわる場合もあるので絶対にやめて下さい。ステロイド治療を始めると、薬の量の調整など医師による細かい計画性が重要なので、患者側も経過をきちんと伝え、連携して治療に反映させましょう。

(photo by:http://www.ashinari.com/2008/10/27-009794.php)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-10掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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