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育児

子どもの脳腫瘍の症状~頭蓋内圧亢進症状と局所症状~

 

子どもが発症するがんの中に小児脳腫瘍があります。脳腫瘍は大人でも発症するものですが、発症部位や症状など大人のそれとは異なる部分が多くあります。

 

 

小脳や脳幹にできる

子どもの場合の脳腫瘍は小脳や脳幹にできることが多く、これによって脳内を満たしている脊髄液の流れが悪くなり、脊髄液が頭の中にたまってしまう水頭症を起こしやすいとされています。しかし、脳内にこうした脊髄液が溜まっていても子どもの頭蓋骨は骨の縫合部分が開きやすくなっているため、頭蓋骨の中の圧の上昇があまり見られず、これによって症状としても不機嫌や軽度の歩行障害といった軽いものしか見られないこともあります。

 

症状

小児脳腫瘍の症状は大きく2つに分けることができます。それは頭蓋内圧亢進症状と局所症状です。

頭蓋内圧亢進症状

…小児脳腫瘍は小脳や脳幹のある後頭蓋窩と言われる狭い空間にできるため、脊髄液が溜まりやすく圧が高くなりやすいです。それによって乳幼児は頭囲が大きくなるといった症状が見られることもありますが、単に食欲が低下したり、突然嘔吐したり、不機嫌であったりといった症状が見られます。

 

局所症状

…局所症状とは腫瘍ができた部位によって、その部位の脳がつかさどる神経細胞が障害されて症状が起こるものです。具体的には前頭葉の後部には運動神経の集まっている場所があり、それが障害されることによって手足の麻痺が見られるようになりますし、左前頭葉の側面には言語中枢があり、それが障害されると話をすることが不自由になります。また、後頭葉が障害されると視野が狭くなりますし、小脳が障害されると歩行時にふらついたり、姿勢の保持に困難が生じたりします。ただし小児の場合に見られるのは典型症状だけではないので注意が必要です。

 

 

脳腫瘍には悪性だけではなく良性のものも含まれます。子どもの様子がおかしいと感じたら、臆することなく早めに検査を受けた方がよいでしょう。

 

 

 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2010/04/25-036108.php?category=51])

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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