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育児・子供の病気

やけど治療の新旧~湿潤療法とは?

 

子どもは知らないところで怪我をしてきたり、気をつけていてもふとしたことで傷が増えていきます。全体的に細胞の回復の早い子どもは軽度のものであれば痕が残ることはありませんが、特にやけどなどで広い範囲のやけどをしたり、ひどいやけどをしたりするとその部分が治っても痕が残ることがあります。しかし特に女の子であれば痕は出来るだけ残したくないですよね。

 

 

今までの治療は痕が残る

やけどをするとその部分がジクジクと液体でぬれているようになります。今までの対処法ではこうしたジクジクを消毒して、ガーゼなどで覆う処置をすることが主流でした。しかし、この方法ではガーゼをとるときにガーゼにくっついた皮膚まで一緒にはがしてしまう可能性があり、それによって患部が治っても痕が残ってしまうのです。

 

ジクジクの正体

やけどをしたときのジクジクした液体は自分の体液です。人間の体は基本的には外傷に対して自分の体を守ろう、自分の力で回復しようという力があるのですが、このジクジクがまさにその力なのです。このジクジクした液体の中には出血を止めるための血小板や外から侵入したばい菌を撃退する白血球、皮膚を再生するために欠かせない繊維芽細胞といった、やけどを治すための物質が集結しています。ですからこれにガーゼを当ててしまうと、体が自分の傷を治そうとしている、まさにその機能を吸い取ってしまうことになります。

 

そこで新しい湿潤療法

そこで新しい治療方法として取り入れられ始めたのが湿潤療法という治療方法です。これは消毒せず、乾かさず、ガーゼを当てないでやけどを治す方法です。これによって自分の体の回復力を最大限に生かしてやけどを治します。これによって今までの治療法では痕が残るやけどでも痕が残ることなく治すことができ、皮膚移植の選択しかなかったやけどでも、皮膚移植なしで治ったという実績もあります。

 

 

全ての病院で受けられる治療法ではないようで、今までの治療を現在も行っているところは多くあるのですが、新しい治療法として大変注目されているのが湿潤療法です。

 

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2010/06/20-337989.php?category=51])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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