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育児

思春期の立ちくらみ~起立性調節障害の4タイプ

思春期の子どもは、体の成長に精神が追いついていかない非常にアンバランスな時期ですので、様々な部分にそのしわ寄せとしての症状が出ることがあります。起立性調節障害もその一つです。

 

起立性調節障害を発症している子ども

症例としては起立時に血圧が低下することで脳貧血を起こすこともありますし、血圧に異常が認められないこともあります。

 

性格的な面で特徴があり、基本的には過剰適応の性格が多く見られ、他人に気づかいし、悪く言えば迎合するような性格で、日常生活の人間関係の中で心理的ストレスを溜めこみやすい傾向があります。

 

ただし子どもによって症状や病態は様々でタイプに合わせた治療が必要になります。

 

起立性調節障害のタイプ

起立直後性低血圧

このタイプが一番多く見られるもので、起立直後に一過性の強烈な血圧低下が認められ、それに伴って強い立ちくらみや倦怠感、動悸、目の前が暗くなっていくような症状が生じます。

 

血圧の低下は一過性で、健常者の立ちくらみと区別しづらそうですが、血圧が回復するまでの時間が25秒以上であればこのタイプだと診断されます。小さい子どもの場合、頻脈(脈が異常に多い)が認められます。

 

体位性頻脈症候群

起立直後性低血圧に次いで多いのがこのタイプで、これは起立時に血圧の低下を伴わず、頻脈とふらつき、倦怠感、頭痛などの症状が認められます。立ち上がったときの心拍数が115以上で、立っているときの平均心増加が35以上であればこのタイプと診断されます。

 

神経調節失神

体位性頻脈症候群に次いで多いのがこのタイプです。これは立っているときに急性的に、心臓の収縮期、拡張期に血圧が低下し症状が見られます。

 

これにともなって除脈(脈が異常に少ない)が見られることもありますが、通常は起立中に過剰に頻脈が起こるのですが、この心臓の過剰な心臓の動きによって心臓の動きが空回りし、それによって除脈が起こるとされています。

 

遷延性起立性低血圧

神経失調失神に次いで多いのがこのタイプです。このタイプでは起立直後の血圧は正常なのですが、数分後に血圧が徐々に低下していき、収縮期の血圧が15%以上あるいは20mmHg以上下降するとこのタイプです。

 

 

心拍の変化によって、動悸や倦怠感が良く見られる症状です。これらのタイプによって治療を決めることが重要です。

(Photo by: [http://www.ashinari.com/])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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