カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 育児・子供の病気 >
  3. ケガ・応急処置 >
  4. 心肺停止状態 >
  5. 大人と子どもの体の違いから見る救命法の違い

育児・子供の病気

大人と子どもの体の違いから見る救命法の違い

 

子どもの体は大人のそれとは違うところが大きくあります。それは発症する病気や死亡原因の違いにも反映され、心臓停止の原因の違いとしても見ることができます。

 

 

大人の心停止

大人の場合の心臓停止による突然死は、心室細動という心臓のリズム障害が原因で起こることが多く、こうした心臓の不調が起こるのは塩分過多による高血圧が原因であったり、コレステロールの過剰摂取による血管のつまりが原因であることがあります。これに対しては心停止をして倒れた直後には、大人の血液中には酸素がまだ豊富にありますので、胸骨圧迫心臓マッサージをするだけでも効果が得られます。

 

子どもの心停止

大人の心停止に対して子どもの心停止は大人と違います。子どもの場合心停止の原因として多いのは呼吸のトラブルです。呼吸に関する器官以外の心臓などの臓器は、お母さんのお腹の中にいるときからしっかりと動いています。一方で呼吸に関する機能はというと、赤ちゃんがお母さんのお腹の中から出てきたときに初めて機能し始めますので、子どものうちは肺をはじめとした呼吸系の機能が未発達ということになります。そのため呼吸に関するトラブルが多く、それに伴って心停止が起こります。

 

子どもの蘇生方法

呼吸機能が未発達の子どもの場合、大人のように血液中に豊富に酸素が含まれていない可能性があります。呼吸が止まってから心停止が引き起こされたのであればなおさらです。そのため子どもの蘇生に関しては人工呼吸も重要になります。人工呼吸によって強制的に肺に空気を届け、肺の中に取り込まれた酸素を外から強制的に心臓マッサージをしてめぐらせることが大切なのです。

 

 

もちろん大人の場合も人工呼吸が全く必要でないわけではありませんが、大人と子どもの違いを認識しておくことは大切です。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/02/23-014430.php?category=51])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

心肺停止状態に関する記事

子どもの心停止!救急車が先?人工呼吸が先?~緊急時の対処法~

小さい子どもが心停止になった場合、特に一刻を争う事態になりますので対応を間違え...

海やプールでの事故!呼吸原性での心肺停止とは?

夏になると、海やプールに出かけることが多くなります。この開放的で楽しい季節に...

ケガ・応急処置の体験談

生後2か月ソファからの転落

私の不注意で二ヶ月のとき息子がソファーから落っこちてしまいました。うちは完母なのですが、その頃なぜか...

ハイターを!?動き出した0歳児は何するか分からない!?

先日8か月の次男がキッチンハイターを棚の奥から勝手に取り出してきて倒してひっかぶるという事件が......

カラダノートひろば

心肺停止状態の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る