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気になる病気・症状

ケガや尿道カテーテルなどが原因で起こる「尿道狭窄症」

 

ケガや炎症、尿道カテーテルや尿道からの内視鏡手術で尿道の粘膜に傷がつくことがあります。この傷が治るときに傷が瘢痕となって固くなり、尿が通る道が狭くなった状態を「尿道狭窄症」(にょうどうきょうさくしょう)といいます。

 

ほとんどが男性にみられる尿道狭窄症

構造的に、男性の尿道は狭く、損傷による狭窄が起こりやすい構造です。そのためこの疾患はほとんどが男性に起こります。症状が重くなると自力で排尿できなくなり、尿道や膀胱に常にカテーテルを入れて生活しなければならないことになります。

 

尿道狭窄症とは

尿道狭窄症は、尿道カテーテルや内視鏡手術がそれぞれ原因の約30%を占めますが、原因がわからないケースも30%存在します。また、高いところから落下して打撲することで起こる騎乗型損傷や、交通事故や作業中の事故による骨盤骨折から尿道の断裂が起き、その結果として狭窄が起こるケースもあります。

狭窄が起こる場所は肛門と陰嚢の間の球部尿道の狭窄が一番多く、陰茎部尿道、外尿道口(尿の出口)、骨盤を貫通する部分(膜様部尿道)と続きます。

 

治療は内視鏡で

尿道狭窄では、尿道に尿が通るように、内視鏡などを使って狭窄部を切開する内尿道切開術が一般的な治療です。1カ所だけで1cm未満の狭窄の場合には、この処理がとられます。しかし、この方法は短期的に有効ですが、高い確率で再発を起こし、再発した場合にはこの方法は有効ではありません。2cmを超える長い狭窄や複数箇所の狭窄がある場合には、尿道再建手術を行うことになります。

 

尿道狭窄症はそれほどよく起こる疾患ではありません。そのため、尿道再建手術は経験したことがある医師が少なく、なかなか選択されないといわれています。一般的には低侵襲性治療である、内視鏡を使った内尿道切開術が繰り返されます。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/10/03-351024.php)

著者: rosyさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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