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多発性硬化症(MS)などの難病は治験も試す価値あり?

 

多発性硬化症(MS)は、国内では患者数が少なく、使用できる薬も制約があります。より新しい治療をと考えるのであれば、「治験」を試すことも方法の一つです。

 

治験とは?

治験とは、製薬会社が新しい薬を販売する前に、その効果と安全性を確認する「療の臨床試」をいいます。

製薬会社は基礎研究で効果が確認された薬剤について、動物などを使って十分に安全性を確認します(前臨床試験)。次の臨床試験では、まず健康な人が飲んでも大丈夫かを確認し(第I相)、つぎに少人数の患者で用量を決め(第II相)、最終的に、より多くの患者での治療効果と副作用などを確認します(第III相)。この第III相までに、効果が期待できなかったり、安全性が確保できないものは消えていきます。一般的に「治験」と言った場合には、第III相に参加することになります。

 

これまでの治療では満足できない場合に

患者としては、今までの治療では治る見込みがない、あるいは薬が合わないなどで、新しい治療法をと考える人も多いことでしょう。とくに難病である多発性硬化症は、進んでいく病状を食い止めることができない場合のつらさはいかばかりかと思います。

国内ではまだ承認されていない海外の治療薬や、現在開発中の治験薬を試したい場合には、多発性硬化症の専門医で治験を行っている病院に話を聞いてみることも一つの方法ではないでしょうか。

 

治験病院の探し方

治験を行っているとHPなどで案内をしている病院もあります。また、多発性硬化症の情報サイトや患者会、製薬会社などからも情報を得ることができます。自宅から通えることが一番ですが、遠方であっても可能かなどをきちんと医療機関に問い合わせましょう。治験や新しい治療法などが自分の病状と合っているか検査した上で、取りかかることになります。

 

治験は医療費などがかからないと思われるかもしれませんが、治験に関わる検査や実費などが発生するので、事前に費用面を確認することが大切です。保険対象にならない医療行為の場合には、高額な負担となる可能性もあります。

治験は法律に基づいた厳しいチェック事項がある試験ですので、それらに合意できるかも大切なポイントです。治験は、まだ国が承認していない治療を試すので、リスクはゼロではありません。それでも、という場合には、情報をしっかり集めてからとりかかることをお勧めします。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2008/06/04-004604.php)

著者: rosyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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