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ケネディ大統領も罹っていた*アジソン病は色素沈着が特徴的

 

副腎皮質の後天的な機能障害によってホルモンを作れなくなる「アジソン病」では、特徴として皮膚や粘膜の色素沈着が起こります。

 

グルココルチコイド欠乏

アジソン病では副腎皮質で作られるホルモンが不足します。その一つであるグルココルチコイドは、炭水化物や脂肪、タンパク質の代謝に関わりますが、アジソン病でこれが不足するとインスリン感受性が低下し、これらの代謝ができなくなります。さらに低血糖と肝臓のグリコーゲン減少がおき、体に力が入らなくなり、激しい疲労感が現れます。このときに血中のコルチゾル値も低下するのですが、その結果、βリポトロンビンが血中で増加します。このβトロンビンはメラニン形成細胞を刺激する性質があり、これが増加するためにアジソン病特有の皮膚や粘膜への色素沈着が起こります。

 

色素沈着の部位

アジソン病では、体の露出しているところを中心に、黒くまだらに色素が沈着します。とくに骨が出っ張ったところや皮膚のシワになる部分、昔の傷の跡(瘢痕)、腕の外側などに多く現れます。また、黒色の雀卵斑といわれる楕円形の黒いシミは、前頭部、顔面、首、肩に出てきます。

 

白斑領域と粘膜の黒変

まらだの斑だけでなく、一部色が抜けた白斑領域もあり、皮膚全体がまだらになります。また、口の中や直腸、乳輪、唇、腸などの粘膜部分も青黒色に変化します。

 

ケネディも罹っていたアジソン病

アジソン病は、疲労感や低血圧、悪心などから神経症と間違われることもありますが、この色素沈着が特徴的であり、これによって副腎皮質の障害だとわかります。アメリカの大統領ジョン・F・ケネディもアジソン病だったことは有名ですが、色素沈着を日焼けと解釈されていたようです。

 

アジソン病と早期に診断し、ホルモン治療を続けることで、色素沈着を押さえていくことは可能です。アジソン病として副腎皮質の機能が失われた場合には、ハイドロコルチゾンをずっと服用することになります。体の大変さだけでなく、色素沈着は精神的にダメージが大きいものです。しっかり治療を続け、色素沈着を最小に押さえましょう。

 

hoto by://www.ashinari.com/2012/09/18-369983.php)

著者: rosyさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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