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頭痛

鼻水が止まらない、嘔吐や肩こりは「群発頭痛」の症状の一つ!

群発性頭痛の発作時には、鼻水が止まらなくなるケースがよくあります。

頭痛と鼻水、無関係にも思える2つの症状には、実は関係があります。

 

内頸動脈と鼻腺

群発頭痛では、目の奥にある内頸動脈の拡張が痛みの直接的な原因といわれています。内頸動脈が拡張して周囲の神経を圧迫して痛みが起きるのですが、そのときに顔面にある三叉神経なども刺激している可能性があります。

 

三叉神経や副交感神経が鼻水の量をコントロールしており、三叉神経の興奮によって鼻水を分泌する鼻腺に鼻水を分泌させるシグナルが出てしまっていることが考えられます。

 

アレルギーではない鼻水

一般的には、鼻水は外部の刺激に応答して鼻の中に入ってくる異物を流し落とす働きをしています。また、アレルギー性鼻炎などではアレルギー反応の炎症で出るヒスタミンに対応して鼻水が分泌します。こうした通常の鼻水の分泌とはまったく異なり、神経刺激で分泌されるのが群発頭痛の鼻水です。

 

目の奥の激しい痛み、涙が出る、まぶたが重くなるといった症状に加え、たらたら…と鼻水が止まらないのも群発頭痛の特徴の一つです。アレルギー鼻炎などではなく、発作が治まれば鼻水も止まります。 

 

一見アレルギーを併発しているように思える鼻水の出方ですが、群発頭痛が症状の引き金になっている場合があります。

診察時には医師に伝え、治療等を考えてもらうようにしましょう。

 

群発頭痛は嘔吐も伴う

群発頭痛の発作では、激しい痛みが数時間続きます。痛みが長時間続くと、全身にさまざまな症状が起きる可能性があります。

 

痛すぎて…

頭痛が激しすぎると、胃がひっくり返ったようになり、吐き気が起こることがよくあります。群発頭痛の痛みは、通常では考えられないほどの激しい痛みですから、全身に負担がかかり、胃がきゅっとなります。

 

明け方、眼が覚めるころに発作が起きた場合には、食事前で胃の中がからの場合も多く、吐き気が起きにくいのですが、時間に関係なく起こる人の場合には、嘔吐につながる場合もあります。

 

発作で生活のリズムが狂う

起床時に発作が起きた場合には、一日が台無しにもなりかねませんが、痛みがひどい場合には動けないと思いますので、発作が治まるまで体を横にして安静にしましょう。

 

仕事等を優先すると、発作が悪化する可能性もあります。休養を取りながら、予防薬や治療薬で対処することで、日常のリズムを取り戻し、疲労を回復することが重要です。

 

消化の良いもので十分に栄養をとる

アルコールは頭痛を悪化させやすく、赤ワインのポリフェノールは血管を拡張させることから、飲酒は頭痛全般によくないと言われています。痛みの発作から全身に負荷がかかることでストレスの影響を受けやすい胃腸が弱っている場合もあります。

 

できるだけ消化の良い食事を心がけ、血管を収縮させる作用があるカフェインもお茶などで適度に摂取するなど、健康的な生活を心がけることが大切です。

 

発作時は痛みに耐える時間が長いため、体の筋肉の緊張もあり、疲労がたまりやすくなっています。胃腸が弱い人はとくに食事に注意が必要です。

 

たっぷりと睡眠時間を確保し、ストレスを減らして、発作を乗り越えましょう。 

 

群発頭痛で起きる肩こり

群発頭痛の前兆として、肩こりが起きることがあります。肩こりは偏頭痛の場合も関係することがありますが、肩こりと群発頭痛が連動している方は、意識的に肩こりに注意しましょう。

 

内頸動脈の拡張に伴う肩こり

群発頭痛は、頭部に栄養を送るメインルートである内頸動脈がなんらかの原因で拡張して起きると言われています。

 

内頸動脈は、心臓からの上行大動脈から分岐した一方の血管で、首の側面を通る太い血管です。内頸動脈は脳の硬膜を通過した後、すぐに眼動脈が分岐します。この眼動脈が拡張していると考えられますが、ここに至る血管もなんらかの影響を受けています。

 

そのため、首を通る血管の部分を押さえると痛みがあったり、肩こりというよりは首が凝っているような首の鈍痛が、前兆として起きる場合があります。

 

群発頭痛を引き起こすストレスや疲労による肩こり

また、偏頭痛にも言えることですが、疲労やストレスが頭痛の原因になっているとも言えます。そのため、疲労やストレスからくる肩こりは、頭痛のサインとも言えます。

 

ストレスから副交感神経に影響し、群発頭痛が起きているとも考えられますので、首や肩の凝りは、群発頭痛と深く関係していると言えます。

 

血管収縮剤に伴う肩こり

群発頭痛は、血管の拡張によって頭痛が引き起こされています。そのため、治療薬は血管を収縮させる作用を持つトリプタン系が主流です。この薬剤は、患部だけでなく全身の血管を収縮させますから、当然、全身の血管が収縮して細くなり、血行が悪くなります。このため、血行不良から肩こりが悪化することが十分考えられます。

 

群発頭痛の治療薬(血管収縮剤)は、心筋梗塞や狭心症などの持病がある場合には使用できません。また、一般的な市販鎮痛剤とは作用が違いますので、きちんとした診断と正しい使い方を守ることが大切です。

 

肩こりは頭痛と連動することが多いのですが、群発頭痛ではとくに肩こりとうまくつきあっていくことが必要です。 

 

(Photo by: http://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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