カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 肛門 >
  4. 肛門周囲膿瘍 >
  5. 実はクローン病が隠れているかも?!手術の前に大腸内視鏡検査を

気になる病気・症状

実はクローン病が隠れているかも?!手術の前に大腸内視鏡検査を

肛門周囲膿瘍は、その根本的な原因としてクローン病などが隠れている可能性があります。

 

クローン病とは 

クローン病は、原因不明の消化器官に炎症が多発する病気です。10代から30代に多く見られ、また喫煙が発症リスクを高めることがわかっています。一般的には腹痛や下痢が主な症状ですが、悪化すると消化管に穴があいたり、腸閉塞を起こしたりします。また炎症の範囲は口腔から肛門までであり、痔ろうの原因となることがあります。

 

クローン病による痔ろう

細菌が繁殖した炎症部位から肛門周囲膿瘍まで形成されたトンネルが痔ろうですが、クローン病が原因で起こった痔ろう・肛門周囲膿瘍の場合には、原発口(細菌が増殖して入り込んだ傷口)が肛門だけでなく直腸の場合もあります。

 

この場合には手術も複雑になってきます。肛門周囲膿瘍の炎症が消毒と抗生物質で治まったら、大腸内視鏡検査で痔ろうの原発部位の確認と同時に、クローン病が原因ではないかを確認することが推奨されています。

 

クローン病を見落として痔ろうの手術を行うと、かえって悪化させることになります。同様に、潰瘍性大腸炎があった場合にも、痔ろうの手術が悪化させる要因となります。

 

きちんと痔ろうを治すためにも、ほかの疾患がないかを確認するためにも、痔ろうの手術前には、大腸内視鏡検査を受けましょう。

(Photo by: //www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

肛門周囲膿瘍に関する記事

肛門周囲腫瘍の我慢できない痛み!受診できない時の対処法とは?

  肛門周囲膿瘍を発症した方が激しい痛みを感じるとき、タイミングが悪く、夜...

肛門周囲膿瘍と痔ろうの密接な関係

  肛門周囲膿瘍は肛門の周りに出来るできもののことで、腫れている・中に膿がある...


肛門周囲膿瘍を徹底的に予防するための3つのポイント!

  肛門周囲膿瘍は肛門付近が痛く、腫れているだけでも大変なのに症状が重くなると...

肛門周囲膿瘍の手術は痛いって本当?

肛門周囲膿瘍は放っておくと辛い全身の症状にもつながる病気です。最初は膿がたまる...

カラダノートひろば

肛門周囲膿瘍の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る