妊娠・出産
なかなか出産のイメージがつかめない方へ 陣痛・出産での出産武勇伝をまとめました
はじめての出産前、先輩ママ達に出産エピソードを聞くと、みんな少し興奮気味に自分の「出産武勇伝」を聞かせてくれました。
それだけ大変な仕事なんだろうなぁ、と自分の出産が不安にもなりましたが、周りの話を聞くことで出産のイメージがつかめて気持ちが楽にもなりました。ここでは筆者が先輩ママ達に聞いた体験談をいくつかご紹介します。
こちらを読んで、これから出産、という人はイメージを掴んでみてください。
いろんな陣痛・出産体験談
筆者が先輩ママ達に聞いたエピソードです。皆さん楽しそうに話してくれました。その時は大変でも、過ぎてみるといい思い出のようです。
「23時間かかった。自分では陣痛に耐えられず病院へ行ったのに、まだだと言われ帰された(怒)」
「自然分娩の予定で何時間も陣痛を耐えたのに、微弱陣痛になってしまい帝王切開になった」
「陣痛室に1人きりで10時間、ひたすら耐えた」
「思ったより軽かった。直前まで音楽を聴いてすごした」
「同室の妊婦さんが自分より激痛らしくわめき散らしていて、自分の陣痛に集中できなかった」
「パツン!と音がして破水した。痛くなかったけどすぐ入院した」
「いつまでたっても子宮口が開かず、痛みに耐えながら廊下を何度も往復させられた」
「陣痛が長引き苦しんでいたら、助産師さんが“他の赤ちゃんに呼んでもらおう”と新生児室の泣き声を聞かせてくれた。すると赤ちゃんが下りて来た」
「里帰りが嬉しくて、臨月だけど母親と買い物に出かけたらデパートの中で陣痛が始まった」
陣痛の痛みを例えると…
・鼻からメロンを出すよう
・お腹の内側からバットで叩かれる
・下痢の100倍
・生理痛の200倍
・バッファローの群れに踏みつぶされる
ちなみに筆者の陣痛は、何かに例えようのない「激烈な痛み!!」でした。
でも多くのママさんが言うように、出産を終えると忘れます。
そして「どんなに痛くても必ず終わる」ことを学びました。もし授かれるなら、第2子も産んでみたいと思えました。
筆者の出産体験
筆者の出産体験です。
はじめての出産で不安でいっぱいでしたが、予定日をすぎ41週まで待っても陣痛が起きないため、入院して促進剤で分娩することになりました。
点滴が開始され「これで確実に陣痛が来る…」とドキドキしましたが、しばらくは母親や旦那と会話し、普通にご飯も食べました。
初産なので時間がかかると思っていました。
陣痛を感じはじめ、どんどん痛みが強くなり「はじめからこんなに痛いの?!」と思いながらも「いや、これから10時間くらいかかるのだから、これくらい序の口」と言い聞かせました。
しかし最初は10分間隔だったのが1時間後には3分間隔になり、強烈な陣痛とともになぜか便意を感じて、3回ほど必死でトイレへ行きました。
そして促進剤開始から、わずか5時間で子宮口が6cmまで開いて分娩台へ。かなりお産の進みが早かったようです。
分娩台に乗ってすぐ破水があって、子宮口も全開になりました。
高齢出産なので、大人らしく取り乱さずに出産したかったのに、陣痛がピークに達したころには「うわああああああ!!!」と大騒ぎしてしまいました…。ちなみに会陰切開も「切りますよ」と言われて身構えてしまい、しっかり痛かったです。
立ち会ってくれた旦那が「あ、おい、見えるか!産まれたぞ!!」と言った瞬間に産声が分娩室に響きわたり、長男が誕生。
結局、分娩時間は5時間47分のスピード出産で、本当に痛かったのは2~3時間だったと思います。
出産体験はママの特権
壮絶な出産経験も、過ぎてしまえば笑い話です。
この体験は出産ができるママだけの特権でしょう。
私も産む前は「男は痛い思いをしなくて羨ましい」と思っていましたが、今では自分が出産したことを誇らしく思います。
「出産」に関する体験談
「旦那さんに来てもらって頑張ってる姿見てもらおう!安心できるし!」と助産師さんが提案してくれ、入院部屋から陣痛室兼分娩室へ移動したところで夫が到着。正直、夫が来たところで何も……という感じだったんですが、普段はドライな夫が意外にも一生懸命腰をさすってくれて、本当に助かりました。この頃にはもう「痛い痛い痛いーーさすってー!」と叫ばずにはいられませんでした。
(カラダノート体験談-投稿者かなたそ♪さん~27歳 初産③赤ちゃんがなかなか下がらない!陣痛ピーク-)
まぁとにかく私が体験した陣痛を簡単にまとめると、気が狂うギリギリ1ミリ手前の状態の痛みが果てしなく続く・・・でした。同じ時期にお産した友達は4時間程度でするっと生んで、そのまま自分でカメラ出して撮影したと言っていたので、個人差がありすぎて参考にならないかもしれません。
(カラダノート体験談-投稿者猫森さん~陣痛は生理痛を重くしたような感じ?いや実際は10000倍くらい強くした感じ!-)
唯一覚えているのは、母親にさする所が違うと怒っていた事と、「今よりお産直前の方がもっと痛いに違いない!耐えるんだ!!」と思っていたこと。
痛みで意識が遠のく中、助産師さんからの「子宮口9cm開いたので分娩室へ行きましょう」との声で少し意識が戻りました。分娩室までは何とか歩け、窓を見たらまだ真っ暗。「あ、旦那さん間に合わない…」と思いながら、分娩台に乗り。上手く力めず時間がかかったものの、無事娘が産まれました。
(カラダノート体験談-投稿者ぱっちょママさん~陣痛って何だったの? 痛みがほとんどない陣痛から出産まで-)
(Photo by:足成 )
著者: カラダノート編集部