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黄色と黒の班がすねに!リポイド類壊死症とは?検査治療は?最も恐ろしい合併症!?糖尿病性足病変とは?

 

糖尿病は血中に糖が多くなることによって、血管が細くなる場所の皮膚で様々な症状があらわれてきます。自覚症状があまりない糖尿病からすると、こうした皮膚症状は体からの重要なサインと言えるため、お風呂に入ったときなどに普段洋服に隠れて見えない場所などをチェックしたり、原因がよくわからない皮膚トラブルが見られたら注意しましょう。

 

 

リポイド類壊死症ってなんだ?

リポイド類壊死症とは毛細血管の血流が阻害されることによって起こる病気で、類脂肪性仮性壊死症と言われることもあります。糖尿病の合併症の一つと数えられますが、あまり知られている病気ではありません。

 

リポイド類壊死症の症状

リポイド類壊死症は糖尿病で起こる皮膚症状で、真ん中が黄色っぽく、その周辺がどす黒い色あるいはやや紫がかった黒色をした、比較的輪郭がはっきりした斑が皮膚に浮き上がってきます。こうした班はすねに最もあらわれやすく、他にも太ももや手の甲、腕にも見られることがあります。黄赤色で光沢があり、班の大きさは大小さまざまです。形は円形に近い萎縮班で、表面はなめらかです。こうした症状は毛細血管の拡張を伴って見られます。また自覚症状を伴わないことが多く、初期治療が遅れて班を放置した状態が続くと、班が生じた場所が潰瘍に進行してしまうこともあります。

 

発症の傾向

リポイド類壊死症は男性よりも女性の方に多く発症する傾向があります。具体的には男性と女性の比率で1:3くらいの発病率で、女性特有という言い方をされることもあります。リポイド類壊死症はどの年代でも発症することがありますが、患者の平均年齢は30歳~40歳と若いのも特徴的です。

 

 

こうした症状が見られるとぎょっとしてしまうかもしれません。その場合は早期に対処することが必要です。

 

すねにできた糖尿病合併症・リポイド類壊死症、検査治療は?

糖尿病の合併症の一つがリポイド類壊死症です。このリポイド類壊死症は手足に班ができる病気なのですが、悪化すると班の部分が腫瘍になってしまうこともあり油断できません。

 

 

必ず糖尿病に合併するわけではないが高確率で合併する

以前は、リポイド類壊死症は糖尿病が原因と考えられていました。実際リポイド類壊死症の症状が見られた患者を検査すると、ほとんどの場合で糖尿病が発見される、あるいは糖尿病に将来的になる可能性が高い糖尿病予備軍であったのです。このため、糖尿病性リポイド類壊死症と言う名前で呼ばれていたのですが、最近の研究では必ずしも糖尿病に合併するわけではないということが判明しています。

 

検査

そのため、リポイド類壊死症を発症したら糖尿病を発症しているかどうか、そして将来的に糖尿病になる可能性がどれくらいあるかが重要になります。リポイド類壊死症の検査では血液検査や尿検査によって血糖値を調べることはもちろんですが、全身の皮膚の状態についても調べます。特に症状が出るのは手足と言った末梢部分ですので、これらの場所を細かく調べます。これによって発疹や水疱など他の皮膚症状の有無や皮膚のかゆみの有無といったことを調べます。女性の場合特にすねの前面に黄色や黄褐色の浸潤局面が発生していないかどうかの確認をします。特に糖尿病の場合、皮膚の感覚が鈍くなっていますので、症状が出ていても自分で気づけていない可能性が大きいのです。

 

治療

リポイド類壊死症の特効薬はありません。ステロイド軟膏などを使用することはありますが、自然治癒で治癒することもあります。これに対して検査で糖尿病あるいは糖尿病の可能性有りと診断されると糖尿病の治療を行う必要があります。

 

 

実はリポイド類壊死症と糖尿病の関係は明白ではなく、因果関係が大きいだろうとされているにとどまります。しかし、症例としては多く報告されていますので、まずは糖尿病を疑うことになります。

最も恐ろしい合併症!?日常生活を送るのが難しくなる糖尿病性足病変とは?

糖尿病にはさまざまな合併症があります。そして、合併症の種類によっては日常生活を送るのが難しくなることもあります。特に恐ろしい合併症と言われている糖尿病性足病変について紹介いたします。

 

糖尿病性足病変とは

糖尿病の合併症の中でも特に恐ろしい合併症と言われているのが糖尿病性足病変です。糖尿病性足病変は足が壊死する、潰瘍ができる、たこができるなどの症状です。軽いものであれば水虫や靴擦れで済みますが、症状が重症化すれば最悪足を切る事になるかもしれません。

 

糖尿病性足病変の原因

糖尿病では神経にうまく栄養が行き渡らないことがあります。血糖が血液の本来の循環を邪魔してしまうからです。糖尿病性足病変も神経に栄養が行き渡らないことが原因の一つと言われています。血流障害、神経障害が関連して起きることで痛みを感じないまま症状だけがひどくなっていくこともあります。

 

糖尿病性足病変の治療

糖尿病性足病変は早期発見すれば足を切るなどの大手術をしなくても進行を食い止めることができます。まずは、もともとの原因である糖尿病の治療をしっかりと行います。血糖コントロールを上手に行わないと、何度も糖尿病性足病変になってしまう可能性があります。そして、血流を良くする薬を使ったり少しでも歩きやすいように保護パッドをつけたりして糖尿病性足病変を治療していきます。潰瘍ができていたり壊死している場合は、残念ですが足に大きな傷が残る手術をすることもあります。

 

糖尿病性足病変になってしまうと治療は大変です。糖尿病の治療をしっかり行って、合併症になるリスクを減らしていきましょう。

 

糖尿病の足病変はこう進行する!その足の変化、年齢のせいと勘違いしていませんか?

糖尿病の方は日々のフットケアはどのようにしているでしょうか?

何もしていないという方は、フットケアについて見直した方が良いかもしれません。

今回は、糖尿病の足病変症状、足の変化についてまとめました。

 

足に症状が出る糖尿病

糖尿病では足の病変が起こることが多いです。

糖尿病自体は全身の血管がダメージを受ける疾患ですが、中でも足の血管が初期にダメージを受けます。

また血流が悪くなることで、血管だけではなく末梢神経もダメージを受けます。

糖尿病で足の病変が起こるのは、こうした血管障害、神経障害、あるはその両方が原因で起こります。

 

こんな足の症状ありませんか?

足に症状が出るのは、足の末梢動脈が障害を受けているためです。末梢動脈が障害されて出る症状は以下のような進行をたどります。

(1)足が冷たい・足がしびれる・蒼白

(2)歩きはじめると痛みのため歩けなくなるが、少し休むと痛みがなくなる

 痛みは速く歩いたり、坂を歩いたりすると早く出る

(3)安静時にも痛みがある

(4)足の傷が治りにくい・組織が欠損している・炎症がひどい

このような段階です。

(4)はかなり進行した状態で、感染症などが骨に届くと足を切断しなくてはならなくなることもあります。

そして同様に大切なのが「感覚がなくなること」です。

これは足のしびれなどの症状と同じくらい重要です。

もし感覚がなくなっていれば、傷があっても自分で発見できないこともありますので、日々フットケアなどをして足を観察することが大切です。

 

それを歳のせいにしないでください

年齢を重ねれば足の老化は、他の部分の老化よりも早く実感できます。

そのため、糖尿病で起こるこうした症状を「老化現象」と考えてしまいがちです。

また、だんだんとそうした症状が見られていても、それがいつものことになって気にしなくなることもあります。

糖尿病を持っているのなら、それだけで足の病変には注意を向ける必要があります。

特に家族などの周りの人は、糖尿病患者の方が足を気にしているようであれば、足の状態を他人の目から気にしてあげてください。

 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2013/11/06-383675.php])

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-11掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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