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唇は皮脂腺が無いので無防備!乾燥を招く『避けたい習慣』とは?ひじ・かかとのガサガサ乾燥のしくみ

唇はなぜ乾燥しやすい?

冬は唇が非常に乾燥しやすい季節です。毎年皮がバリバリになって口紅が上手くひけない、皮がむけて出血する、とお悩みの方も多いのではないでしょうか?体はそれほど乾燥していないのに、唇だけが極端に乾燥する…。その理由は、唇の構造が皮膚の構造と根本的に異なっているためです。通常、皮膚は角質層という厚いバリア機能に守られているだけではなく、皮脂腺から出る皮脂によって、水分の蒸発を防いでいるので、肌の潤いが保てています。しかし、唇の構造は皮膚よりも全体的に薄く、未発達な部分が多いため水分蒸発しやすいのです。唇の主な特徴は以下の通りです。

 

<唇の構造的な特徴>

◆皮脂腺が殆ど無く、皮脂もほぼ分泌されない。

◆表皮が薄く、構成物質量も少ないので、バリア機能が低い。

◆紫外線へのバリア機能である『メラニン』を作るメラノサイト細胞が存在せず、紫外線防御が出来ない。

 

『皮脂腺が(殆ど)無い』ということは、皮脂が分泌されないことにより、皮脂膜が作れず表皮の水分が蒸発しやすくなります。

また、『表皮が薄く、構成物質量も少ない』とは、角質層が薄く、通常角質層の間に敷き詰められている細胞間脂質や天然保湿因子が非常に少ないということです。細胞間脂質の成分は、セラミドやコレステロール・脂肪酸で構成されており、親水性で水と結びつきやすい為、水分保持の性質があります。また、天然保湿因子は角質細胞の内部に存在する物質で、同じく水分を保持する性質があります。

最後の『メラノサイト細胞が存在しないこと』も非常に乾燥の原因であり、UVカットなどの対策が重要になります。

 

また、補足として、唇は表皮が薄いことで、ターンオーバーが通常の皮膚の4倍程度早いという利点があり、上手くケアを行えば早期に結果が出やすいと言う面があります。

 

唇の乾燥を悪化させないために、気を付けたい事とは?

唇の乾燥を防ぐために、気をつけておきたいことは、以下の4点です。

 

1)唇を舐める習慣

唇を舐めたり、飲料水を飲んだ際に口周りが濡れている状態が多い、という場合は頻繁に濡れる⇒乾燥するという状態を繰り返しているため、乾燥を促進してしまいます。

 

2)唇の摩擦

唇を拭く際に、ティッシュやタオルで擦るように拭いてしまっている場合は、摩擦により表皮が剥がれやすくなっている場合が多く見られます。

 

3)唇のクレンジング

落ちにくいリップなどを付けている場合は、クレンジング力の強いものを使用したり、それでも落ちない場合は擦り洗いをして表皮を傷めてしまっている場合が多く見られます。

 

4)紫外線対策

上記で述べたように、唇にはメラニンが存在しない為、紫外線ダメージをまともに受けてしまいます。損傷によって乾燥や皮向け、縦皺などが深くなって行くと言われています。また毛細血管の傷みによって色のくすみも見られます。

 

唇は構造的に非常に弱く、バリア機能も未熟であるため、乾燥が最も現れやすい部分です。幸いターンオーバーが早いため、治療を始めると修復されるのも早いですが、紫外線などによって出来てしまった縦皺などは修復するのが困難であるといわれています。大事なのは、『状態が悪くなる前に守る』ことであり、UVカット機能のあるリップクリームなどを常時使用すると非常に効果的と思われます。

 

ひじ・かかとのガサガサ乾燥のしくみ

ひじやかかとの角質は、年を重ねるほど強固なものになっていきます。小学生の頃、母のがさがさのかかとをみて笑っていた私も、もう笑えない状態になってきました。

 

ひじかかとのケアを今さらしても遅いかな?と思う反面、ストッキングや靴下がひっかかると不便ですし、夏場、黒ずんだひじをさらすのも恥ずかしいものです。ひじ・かかとががさがさするしくみとケアについてまとめてみました。

 

▼  かかとの角質 

Q.「かかと」はなぜ固くなるのか?

A. それは、外の刺激や乾燥から足を守るためです。二足歩行の人間にとってかかとは常に刺激を受ける場所。古い角質を溜めて足を守ろうとするからです。

 

Q.「かかと」の角質が溜まると起こる不具合は?

A. 溜まった角質は新陳代謝がよければ、一定期間が過ぎればスムーズに剥がれ落ちていきますが、新陳代謝が悪ければ、剥がれ落ちず、乾燥しやすくなってひび割れ、がさがさ肌へと変化し、時に白い粉をふいたり、匂いのもとになります。

 

▼  ひじ・ひざの角質

Q.「ひじ・ひざ」はなぜ固くなるのか?

A. 関節を外から守るため、かかと同様、古い角質を溜めるからです。しっかりケアをしていても、加齢などにより新陳代謝がおちていけば、自然と固くなります。ケアの習慣をもったあとは、ひじをつく習慣をへらすことで、黒ずみ化がましになることもあります

 

Q.「ひじ・ひざ」の角質が溜まると起こる不具合は?

A. 溜まった角質は新陳代謝がよければ、一定期間が過ぎればスムーズに剥がれ落ちていきますが、新陳代謝が悪ければ、剥がれ落ちず、乾燥しやすくなり、ひび割れ、がさがさ肌へと変化します。

 

あまりにガサガサを放置しすぎると、ひびから菌などが侵入して、デキモノができて腫れたり、いぼができやすくなったりします。ひじをつける習慣がある方は菌の侵入を増やしますので、癖をなおすことをお勧めします。

 

▼ 「かかと」、「ひじ・ひざ」の角質ケアの仕方は?

1:古い角質を柔らかくするか、取り去る

2:化粧水で保湿

3:保湿・保護剤をぬる

※効果をあげたい人はクリームのあとラップで10分密閉するか、靴下をはいて寝る。

 

Q.古い角質を柔らかくしたり、取り去る方法は?

A.「触って固くない角質」なら長風呂で柔らかくなります。「がさがさに固くなった角質」は長風呂でも柔らかくなりません。週一回ほど、スクラブ剤でマッサージをするのがおすすめです。

 

※ 固い角質の上からいくら保湿剤をぬってもほとんど浸透しません。

※  軽石や専用用品でこすると良い角質も傷つける恐れがあります。こすりすぎると、逆に肌を警戒させ、さらに角質の蓄積を促します。

 

かかとに関しては、酸で角質をずるむけにする商品がでています。酸に負けない肌の方は(商品にはパッチテストがついている)使うと角質を傷つけずケアすることができます

 

昔の裕福な女性や花魁も、白くてつるつるのかかとは自慢のタネにしていたようです。ストッキングをするっとはける足、Tシャツで堂々と出せるひじをめざしましょう!

 

肌の保湿と保護の違いって?乾燥の季節に選ぶスキンケア商品

ちまたには、化粧水や乳液、オールインワンとよばれるものなど、様々な肌をよくするものが出回っています。保湿力UP、肌を保護します。と書いてはありますが、ガサガサ肌には結局何がいいのかよくわからない、という方も多いのではないでしょうか。

ここでは肌の保湿と保護について、どんな意味があるのかまとめてみました。

 

▼「保湿」と「保護」の違い

「保湿」とは砂漠地帯に水をやるようなイメージ。赤ちゃんの時は保水力があって乾きにくかった肌も加齢や体質、環境によって乾燥しやすい肌になっています。まずは化粧水などで「水」をたっぷりやって、「油」の入った乳液等で蓋をする…この作業が「保湿」と言われるものです。最近はオールインワンといって、化粧水・乳液どちらの効果もあるものも多数でてきました。肌は水分が足らないと表面がざらつくだけでなく、しわもしみもできやすくなります。

 

「保護」とはハウスダストや紫外線などの外部刺激から肌を守ることです。少しの刺激で炎症を起こしやすいアレルギーの方は特に、保護機能のあるクリームを予防線として、塗ってしておくことが大切です。

 

▼「保湿」剤と「保護」剤

「保湿力」の高い商品と、「保湿・保護」両方をうたった商品、「保護」を特に強化した商品があります。

 

「保湿力」をうたった商品と、「保湿・保護」をうたった商品は混在しています。同じ成分が入ったものでも、宣伝の仕方が違うだけということもあります。しかし、「保湿」に特化したものは「保護」に特化したものよりも、紫外線や外からの刺激へのバリア力が低いのが通常です。

 

「保護」に特化したクリームは比較的少なく、業務用のような形で売られてるものも多いです。主に美容師さんや薬品を多く触ったり水仕事が多い方が仕事前にぬることで手荒れ予防に使うのを目的とします。ハンドクリームをいくらぬっても改善しない方はこの「保護クリーム」をぬって予防しておいて、ナイトケアにハンドクリームを使うと効果がUPします。保護クリームはおむつかぶれ予防にもお勧めです。

 

上記を参考に、手荒れがなかなか治らない方、乾燥しやすい季節は何をぬってもすぐあれてしまう肌を持つ方は、「保護クリーム」をぜひ試してみて下さい。

 

腕のブツブツ「毛孔性苔癬」の原因はニキビとほぼと同じ?

思春期になると、二の腕に赤いブツブツが出ることが良くあります。思春期には約50%も発症するという報告もあるこのニキビのようなブツブツは、毛孔性苔癬といいます。

 

原因は毛穴に溜まった角質と細菌感染

毛孔性苔癬の原因は、ニキビとほとんど同じで、毛穴に古くなった角質が溜まり、広がった毛穴に細菌が感染して炎症が起きるというものです。ニキビのように凹凸が残ることはあまりありませんが、思春期の気になる時期に、とてもつらい症状です。

 

毛孔性苔癬は遺伝する?

毛孔性苔癬は、新陳代謝が激しい思春期に起こりがちですが、大人になってからも続くケースも比較的多くあるのです。毛孔性苔癬は遺伝性があるといわれており、家族にも同じような症状が起きていることがよくあります。皮膚を形成する細胞同士をつなぐ遺伝子に一部欠損があるためだともいわれています。

 

左右の腕やおしりにも

毛孔性苔癬は、痛み等の自覚症状がほとんどないことも特徴です。炎症が激しい場合には、かゆみなどが起きることもあります。両腕に同じように出る、またお尻の太もも側などにもよくできます。

 

思春期に多く起きることもあり、とてもつらいものです。また、悪化させると色素沈着が起こることがあり、治っても腕が出せない、というケースもあります。とくに夏場には、ノースリーブが着られないと嘆く人も多いはず。対処方法は角質除去と保湿です。炎症が激しい場合には、医師に相談することをおススメします。

 

(photoby:http://pixabay.com/ja/%E5%8F%A3%E7%B4%85-%E5%94%87-%E5%8C%96%E7%B2%A7-%E5%8C%96%E7%B2%A7%E5%93%81-%E5%A5%B3%E6%80%A7-%E5%8F%A3-91112/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-11掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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