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生活習慣病

血糖値が288mg以上だと糖尿病?検査入院で判断!検査入院と教育入院ってどんなもの?合併症で緊急入院したときの治療法とは?

 

体調が悪いなどの理由で病院を受診した際、突然糖尿病だと診断されることがあります。それではどのような判断基準で糖尿病だとされ、検査入院が必要となってしまうのでしょう。

 

糖尿病の判断基準

糖尿病かどうかの判断に用いられる基準値です。

 

1.空腹時の血糖値が126以上(正常値は110未満)

2.75gの経口経口ブドウ糖負荷試験で2時間後の血糖値が200以上(正常値は140未満)

3.随時血糖値が200以上

4.ヘモグロビンA1cが6.1%以上(正常値は4.3~5.8)

 

・上記の判断基準で1~3のいずれか1つに該当し、尚且つ4も当てはまる場合

・上記の判断基準で1~3のいずれか1つに該当し、尚且つ糖尿病の典型的症状が見られる場合(喉が異常に乾く・水分を多量に摂取・多尿・急激な体重減少)

 

診断時に違う血糖値

糖尿病の判断基準である血糖値は、その時受診した際の状態が様々であるため、1~3のような判断基準が必要となります。

朝一で食事を取らない状態で受診した場合は空腹時となってしまいますし、食事後に受診したのであれば空腹時とは状況が違ってしまいますので、常に正確な血糖値が測れないからです。

 

血糖値は糖尿病患者であれば、自宅で測定する器械を所有しているので、すぐに血糖値が測れますが、それ以外の人は体調不良や糖尿病の典型的症状が出たからといって、自分で血糖値を測ることはできません。

これらの症状が現れた際には、病院を受診し糖尿病であるかの診断を受けるようにしましょう。

 

上記の判断基準に当てはまり、糖尿病だと診断されてしまった場合は、そのほかの合併症や現在の糖尿病の状態などを調べるため、検査入院が必要となります。自分の血糖値が判断基準値であるかの判断は自宅でできませんが、糖尿病の典型的症状が現れたのなら、すぐに病院を受診するようにしましょう。

 

 

糖尿病で入院が必要となるのはどんな時? 検査入院と教育入院ってどんなもの?

通常入院が必要になるのは、

・自宅では治療できない病状を治療する場合

・集中的に検査をしたり、通院では検査の条件が満たせないような検査を行う検査入院を行う場合

 の2種類の場合になります。

 

しかし、生活習慣病の糖尿病という疾患の場合にはこの他にも、病気の原因となっている生活習慣の改善が必要にもかかわらず、それが自力では出来そうにないと判断した場合には改善方法を指導してもらうための教育入院と呼ばれる入院があります。

 

◆治療を行うための入院

まず、必要とされる治療を行う際の入院ですが、食事療法や運動療法、そして薬物療法などの治療を続けても効果が現れず、高血糖が続いている場合に入院が勧められます。また、なんとなく体の具合が悪く通院して初めて、血糖値が極端に高くなっている場合にも入院が勧められます。

 

入院は2週間程度から1ヶ月以上と長期間にもわたることがあり、様々な療法を組み合わせ、厳しく血糖値が管理されます。また、このような入院によって自分で血糖値のコントロールが行えるようにもなることがあります。

 

◆検査入院

検査入院は主に糖尿病を診断された際に行われ、今後の治療方針に大きく関わる大切な検査が数多く行われます。その検査は血糖値、尿糖、蛋白尿、また併発している疾患がないかを確かめるために行われる眼底検査、腹部エコーなどが挙げられます。

 

入院期間は検査のみの場合で3~4日ほどですが、場合によってはこれらの検査に合わせて、次で説明します教育入院が行われることもありますので1~2週間ほどになることもあります。

 

◆教育入院

生活習慣病である糖尿病の場合では、生活習慣における自己コントロールが大変重要になってきます。ですから自己管理が自力で行えないような人は入院させられ、食事療法や運動療法の必要性、あるいは治療を行わず放置するとどうなるのか、合併症にはどのようなものがあるのか、など今後どのように糖尿病に向きあえばいいのかという基本を教育させられるのが教育入院です。

 

もちろん、この間にも血糖値などの様々な検査が行われ、その入院期間は1~2週間程度になります。

 

糖尿病は自覚症状が乏しいので、各種の療法に真剣に取り組まない患者さんが多く、将来的に症状が悪化する原因になってしまうことが少なくはありません。ですから、早めに医師に相談し教育入院を受けるのも良い選択だと言えます。

 

 

糖尿病の入院基準ってあるの?検査入院、教育入院、治療入院の基準

糖尿病での入院は検査入院、教育入院、治療入院の3つに分かれており、このうち治療を必要とするのは教育入院と治療入院です。

それぞれの入院の基準はどうなっているのかを見ていきます。

  

●検査入院は血糖値126mg/dlもしくは140mg/dl以上

検査入院の基準のひとつは糖尿病が疑われる、糖尿病の疑いが強いほどの高血糖が出た場合です。

もう少し低くてもその他の健康診断等検査結果による異常が認められれば検査入院で詳しく様子を見ることもあります。

いずれにしても検査のための入院ですので期間は短く、3泊4日が一般的です。

 

●教育入院の基準はない

教育入院は糖尿病コントロールのために必要な食事療法、運動療法について学ぶための入院です。

最近では自発的に教育入院に行く方も多く、これといった基準があるわけではないです。

医師に勧められるケースとしては、糖尿病治療に対する患者の認識不足や知識不足があると判断されたときです。

 

●治療入院は重症の糖尿病

治療入院では糖尿病改善のためもしくは糖尿病によって引き起こされた合併症改善のための治療が行われます。そこに教育入院をプラスしたような形です。

数値によって基準があるわけではなく、こちらも医師の判断による入院推奨となっています。

糖尿病コントロールが出来ていない、そのせいで体に重篤な影響を及ぼす危険性がある、急性の合併症等で病院での治療を必要とする場合に治療入院をします。

 

糖尿病の入院基準は検査入院では血糖値を主に基準としますが、教育入院や治療入院は医師の総合的な判断が入院基準で、数値だけでは表せません。

血糖値などの数値が今のところ高くなくても糖尿病治療をさぼっているような場合は教育入院もありえます。

 

 

糖尿病の教育入院にかかる期間と費用はどれくらい?

糖尿病の治療の一環として存在しているのが教育入院です。糖尿病における教育入院とは、糖尿病とどのように付き合っていくかを学ぶ場所となっています。

 

2型糖尿病は薬で完治する病気ではなく、普段からの食生活や運動習慣に気をつける病気です。糖尿病の危険性を理解し、食事習慣や運動習慣で気をつけるべき点を学んで実践できるようにするのが教育入院です。

 

●入院期間は1-2週間

一般的な糖尿病教育入院の期間は1-2週間となっており、施設によっては1-2日の差が出ることもあります。

 

すでに血糖値が高い状態で治療をしているなら、入院希望の旨を主治医に伝えてください。治療はしていないが、早めに教育入院をしたい場合は、教育入院病棟のある施設に直接連絡してください。

 

入院とは言っても体が悪く動けないわけではないので、スケジュールを消化すれば、後の時間は人に迷惑にならない程度に自由に過ごせます。

 

●1日2万円が目安

こちらも入院する施設や行われるプログラムによってやや違いがあります。平均的には3割負担で1日あたり2万円程度、1週間なら14万円、2週間なら28万円くらいを見込んでおくとよいです。高額療養費制度を使うことも出来ます。

 

検査数、オリエンテーション数が増えると当然ながら1日あたりの料金も増えます。

 

教育入院は糖尿病について学ぶ、食事制限の仕方や運動の取り入れ方を学ぶ場所で、入院ではありますが手術などは行いません。

 

面談やグループワークを通してこれからどうやって糖尿病と付き合っていけばよいかを学ぶのが教育入院の『教育』です。

 

もちろん、家に帰ってから本格的な食事制限や運動療法が始まりますので、教育入院で学んだことを生かして、うまく生活の中で糖尿病と付き合っていきましょう。

 

 

糖尿病の緊急入院!?風邪の嘔吐すら危険な糖尿病

糖尿病の治療と言うと、通院で医師から受けた指導の下、生活習慣の改善やインスリンの自己注射といったイメージを持つ人が多いと思います。しかし場合によっては糖尿病で入院することがあります。

 

糖尿病で緊急入院!?

糖尿病による入院といってもその目的はいくつかあります。通院で血糖値のコントロールができないために入院して血糖値コントロールする必要がある場合もありますし、検査のために入院することもあります。ここでは糖尿病のために緊急で入院する必要のある場合をご紹介します。

 

糖尿病での緊急事態って?

血糖値が異様に高くなっているとき

…糖尿病というのは初期症状が見られにくいばかりか、ケースによっては疾患が進行した後も症状が見られにくいことがあります。そのため、何の自覚症状もなしに病院で検査を受けているときに血糖値を測ってみたら異様に高くなっていて、そのまま緊急的に入院するということもあります。

 

糖尿病患者の嘔吐

…糖尿病患者の嘔吐も緊急入院の可能性をはらんでいます。何らかの原因で嘔吐が続いて、全く食べ物を体の中に入れることができない状態の場合、一時的であっても血糖値が高くなっている可能性があります。そしてその場合には緊急入院が必要になることがあるのです。

糖尿病患者が嘔吐する場面はいくつかありますが、気をつけて回避できるのは風邪です。風邪をひいた際の嘔吐で、食べたものをはいてしまう状況の場合、「ただの風邪だから」と軽視するのは糖尿病患者にとっては非常に危険です。かならず医師に診てもらうようにしましょう。

 

ただの風邪でも糖尿病患者にとってはそうはいかないかもしれません。事態の緊急性を理解し、必要に応じた処置がとれるように、日頃から周囲の人とよく話しておく必要があるでしょう。

 

 

妊娠糖尿病だと出産のための入院期間は変わる?出産のための入院期間は糖尿病によって変わるの?

妊娠中の女性がかかる妊娠糖尿病でも、普通の糖尿病と同じように教育入院があります。

また、出産の際の入院期間が糖尿病によって変わるのではないかと不安な方もいるかもしれません。

 

●妊娠糖尿病でも入院期間はほとんど同じ

妊娠糖尿病で教育入院をするときも、出産での入院をするときもほかの健康人と変わりない入院期間となるのが普通です。

教育入院であれば1週間から2週間、出産での入院は6-7日で、多くの場合は退院可能です。

教育入院と出産のための入院を被らせるケースは基本的にないので、安心して治療を受けてください。

教育入院中も妊婦であることは考慮されるので、無理なプログラムがあればその旨を告げればOKです。

なお、教育入院は2週間で30万円程度(3割負担)かかると言われており、妊婦さんにとっては妊娠期間中に2回の入院は大変と感じる方もいます。

出来れば教育入院しないで済むように食事療法を積極的に行った方がよいのです。

 

●例外的な緊急入院

妊娠・出産は女性にとっては体力的にも精神的にも非常に負担が大きいものです。

そのため、出産後に急に体調を崩してしまった、血糖値の異常な変化がみられた場合などは例外的に緊急入院となり、総入院日数が伸びるかもしれないことは理解しておいてください。

その際の入院日数は回復の度合いによるので一概に何日とは言えません。

出産後の緊急入院を避けるためには妊娠糖尿病がわかった時点でしっかりと血糖値コントロールを行っておくことが大切です。

 

妊娠糖尿病であっても、出産のための入院期間や教育入院期間がほかの方と大きく異なるケースはほとんどありません。

唯一考えられるのが血糖値の急激な上昇や下降によって緊急入院をしなければいけない場合のみです。

 

 

糖尿病の合併症で緊急入院したときの治療法とは? 大事なのは血糖コントロール!

糖尿病が重症になってくると入院の必要性も出てきます。糖尿病で緊急入院したときもしくは糖尿病の合併症で緊急入院したときの治療法を見てみましょう。

 

●何と言っても血糖コントロール

糖尿病の合併症も糖尿病から引き起こされているので、最も重要なことは血糖コントロールをうまく行うことです。

血糖値を下げることによって、合併症が再び起きるのを予防できますし、合併症の症状を抑えるのに役立つケースもあります。

血糖コントロールは薬物を使うほか、教育入院的な要素もあります。

 

●脳梗塞や心筋梗塞ではリハビリも必要

糖尿病の3大合併症ではないのですが、糖尿病によって血栓が出来やすくなることから起きる合併症が脳梗塞や心筋梗塞です。

酸素が行き渡らずに死滅してしまった部分は現代の医学では回復させることが出来ないので、今までの状態により近い暮らしをするにはリハビリが必要です。

脳梗塞や心筋梗塞の第一治療である手術が終了した後、血糖コントロールを行い、リハビリテーション科などでリハビリも同時に行います。

 

●3大合併症ではレーザー治療や透析など

3大合併症のうちレーザー治療を行うのが糖尿病性網膜症で、レーザー治療の他には硝子体手術という場合もあります。

そして透析を行うのが糖尿病性腎症で、透析で病気を治すのではなく腎臓の負担を軽くしている間に血糖値をコントロールするのが目的です。

糖尿病性神経障害の治療では足の細胞壊死が見られるときには足を切除し、その後リハビリを行います。

 

糖尿病の合併症で入院したときは血糖値コントロールを常に行いながら糖尿病を改善させる必要があります。

その他、起きた合併症に対して治療が行われますが、リハビリが必要な合併症も少なくはありません。

 

(Photo by: [http://www.pakutaso.com/20130735197post-3042.html])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-10掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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