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ストレスだけが原因ではない!抗生物質の服用によって起こる腸炎!?

        

 

 腸炎には、感染性の腸炎や慢性腸炎のみならず、抗生物質を服用することによる、薬剤起因性腸炎というものがあります。

 

特に抗生物質関連腸炎は、抗生物質を服用することで腸の中にある腸内細菌が死滅してしまうことにより生じる腸炎で、急性出血性腸炎と偽膜性腸炎とに大きく分けられます。

薬剤によって腸管に糜爛(びらん)や潰瘍などの炎症が起き、腹痛、下痢や下血などの症状がおこります。

 

抗生物質起因性急性出血性大腸炎

抗生物質、特にペニシリン系やセフェム系の抗生物質の服用で多く見られ、服用後に血性の下痢、腹痛で急激に発症します。ペニシリン系抗生剤が何らかのアレルギー反応を引き起こし、大腸の血流を障害してびらんを引き起こし、出血を起こすとされています。

 

抗生物質服用後2~3日めと早い段階で発症しやすく、また横行結腸など深部大腸に出血が多くみられる傾向があります。

治療は、抗生物質の中止と輸液などの対症療法でほとんどの場合改善します。

 

偽膜性大腸炎

抗生物質を一定期間以上服用すると、その薬に感受性のある細菌はぐっと数が減りますが、逆にその抗生物質に耐性をもつクロストリジウム・デフィシルが腸内で異常に増殖し、菌交代現象を起こします。

症状としては、腹痛・腹部膨満感を伴う水様性の下痢や発熱です。

 

この場合、原因となる抗生物質を中止し、対症的に点滴で脱水を改善します。発熱を考慮するあまり他の抗生物質をあらたに加えたりすると、さらに菌交代が進み症状が悪化するので注意が必要です。

基礎疾患が重篤でなければ、保存療法で徐々に改善します。重症例にはバンコマイシンを経口投与する場合があります。

 

抗生物質以外の薬には、非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)や抗がん薬、免疫抑制薬、重金属製薬、経口避妊薬などの服用で起こる場合があります。

特に非ステロイド性消炎剤では胃潰瘍、稀に大腸炎をおこしますので注意が必要です。

 

 

ストレスは発熱を伴う大腸の炎症性疾患を招きやすくする     

大腸の炎症性疾患は非常に多くありますが、急性腸炎の代表としては感染性腸炎があります。

ストレスなどの心理的な要因は、胃酸の分泌を促し、腸内細菌のバランスを崩します。本来健康な状態であれば簡単に感染しない細菌やウイルスを体内に取り込み、発症しやすい状況を生み出します。

 

感染性腸炎の症状

次のような症状を呈し、多くの場合、突然、急激に発症します。

1. 発熱

2. 腹痛

3. 水様ないし血性の下痢

4. 嘔気・嘔吐

5. 貧血

 

また、感染を引き起こす主な細菌やウイルスは以下のものです。

 

1. 細菌

1) 2類・3類感染症として

コレラ菌・赤痢菌・腸チフス菌・パラチフス菌・腸管出血性大腸菌

2) 細菌性食中毒として

サルモネラ菌・ブドウ球菌・腸炎ビブリオ・病原性大腸菌・ウェルシュ菌・エルシニア菌・カンピロバクターなど

3) その他

結核菌・クロストリジウム・ディフィシル菌など

 

2. 原虫・寄生虫

赤痢アメーバ・ランブル鞭毛虫・糞線虫・日本住吸血虫・条虫・アニサキスなど

 

3. 真菌

カンジダ・放線菌など

 

4. ウイルス

ロタウイルス・ノロウイルス・アデノウイルス・エンテロウイルスなど

(*WHO公表資料より)

 

症状を訴える方の話を詳しく聞くと、感染する機会を推測できることが多く、同じ環境にいた方や同じ食事をした方の中から、同時に複数の患者発生を見ることも少なくありません。

 

感染してから発症するまでの期間は、細菌感染では数日から1週間前後が多く、糞便の中から言うまでもなく原因菌が検出されます。ウイルス性の場合は原因を特定することが困難なことが多く、症状や流行の情報から総合的に判断します。

 

どちらにしても辛い症状を伴いますので、できるだけ感染しないように日頃の体調管理に気を配り、ストレスをためない生活を心がけることが大切になります。

 

 

胃腸風邪って何?普通の風邪とどこが違うの?~感染症胃腸炎について~ 

「胃腸風邪」という言葉を聞いたことがありますか?最近聞くことが増えてきたこの胃腸風邪ですが、この病気の正体は何でしょうか?そしてどんな症状が現れるのでしょうか?

 

●胃腸風邪の病名と原因について

胃腸風邪とは、胃腸に症状がでる風邪で、「感染症胃腸炎」のこと。「ウイルス性の胃腸炎」とも呼ばれています。この胃腸風邪は、ウイルス性によるものと細菌性によるものに分かれます。

 

ウイルス性によるものは、ロタウイルス、ノロウイルス、アデノウィルスなどで、主に冬場に多く見られます。細菌性によるものは、サルモネラ、腸炎ビブリオ、カンピロバクター、病原性大腸炎などがあります。

 

胃腸風邪のウイルスは強く、特に乳幼児に発症する事が多い、ロタウイルスや子供から大人まで発症するノロウイルスなどは流行性なので注意が必要です。

 

●ウイルス性の胃腸風邪にかかったら

ウイルス性の胃腸風邪は冬場に多く、潜伏期間は2~3日と短く、突然の嘔吐や腹痛などの症状が出てトイレから離れられなくなります。乳幼児に流行するのはロタウイルスが多く、潜伏期間は1~3日で白色の水っぽい下痢を伴うので、脱水にならないように注意が必要です。

 

通常、胃腸風邪の症状が出てから2~3日で治癒する事が多いですが、きちんと病院へ行きましょう。また、お年寄りや乳幼児は嘔吐による窒息には気を付けなければいけません。

 

もし、胃腸風邪かなと思ったら、自分で判断せずに病院へ行って適切な処置を受けましょう。もしかしたら他の病気かもしれないですし、特に免疫力の低い子供や高齢者は、長引けば辛い思いをします。病院できちんと処方された薬を飲んで、1日でも早く治るようにしましょう。

 

 

辛い腸炎・・・その原因は様々! 

腸炎の種類はひとつではありません。症状は下痢や腹痛など共通した部分が非常に多いのですが、その原因は異なることもまた多いのです。

さまざまな腸炎の種類を確認していきます。

 

●ウイルス性腸炎

感染性腸炎のひとつで、腸管にウイルスが感染することで下痢などの症状を引き起こします。代表にはノロウイルスやアデノウイルスなどがあります。

特に近年ではノロウイルスの流行がメディアなどでも報道されており、秋から冬にかけてはノロウイルス対策をしっかり行う必要があります。

 

●細菌性腸炎

細菌性腸炎もウイルス性腸炎と同じように感染性腸炎の一種です。ただし、ウイルス性腸炎とは違って食べ物によって起きるのが特徴で、別名では『食中毒』と言ったりもします。

卵やいずし、一部の魚介などで起きるのですが、人によっては死亡する可能性もある危険な腸炎です。

 

●アレルギー性腸炎

細菌性腸炎と同じように食べ物によって起きる腸炎ですが、アレルギー体質の人がアレルゲンに反応して起きるというのが特徴です。

日本人の3人に1人はなんらかのアレルギーを持っていると言われているので、一度アレルギー検査をして自分が食べられるものとそうでないものを知っておくのもよいでしょう。

 

●虚血性腸炎

ウイルス性腸炎や細菌性腸炎、アレルギー性腸炎とは違って60代以降の罹患率が圧倒的に高いのが虚血性腸炎です。

腸管の動脈が詰まる、もしくは腸管の動脈にうまく血が回らなくなることによって大腸壁にダメージがいきます。

その結果、お腹の左側が急に痛くなり、微熱などが出ます。

 

腸炎にはウイルス性、細菌性、アレルギー性、虚血性などさまざまな種類があります。症状だけで見分けるのは難しいですが、原因は異なるので治療法も異なります。

 

 

出血を伴う潰瘍性大腸炎にもストレスが関与している?   

腸からの出血と聞くと、悪性腫瘍(がん)や潰瘍などを思い浮かべる方が多いと思います。

がんによる出血は排便時に粘液性の血液が混じるなど、独特な血便を伴いますが、それとは別に難治性として知られているのが潰瘍性大腸炎です。

 

大腸の粘膜に潰瘍や糜爛(びらん)ができる潰瘍性大腸炎は、特定疾患(難病)に指定されている病気で、治り難いうえに再発しやすいという、やっかいな病期です。原因としては以下のようなものが考えられます。

 

潰瘍性大腸炎の原因

1. 細菌やウイルスの感染

2. 酵素の不足

3. 牛乳などのアレルギー

4. 心理的な原因(ストレス)

5. 免疫異常

  

ここ数年で原因として明らかになってきたのは、免疫機構の異常が大腸に生じ、本来排除されるはずの不要なものまで腸の粘膜から吸収されるようになるため、大腸の粘膜に炎症や糜爛・潰瘍ができると考えられています。

 

この大腸に免疫異常が起こる原因は未だはっきりはしていませんが、一説では何らかの心理的要因、要するにストレスが免疫力を低下させ、さらに免疫機構に悪影響を及ぼしているのではないかと言われています。   

 

潰瘍性大腸炎は、近年、急速に増えてきた病気です。そのため、潰瘍性大腸炎が増加している背景には、大腸癌と同様、食生活の欧米化が関係しているのではないかとも考えられています。

 

潰瘍性大腸炎の多くは、20~30歳代の若年層での発症が多いのが特徴で、男女差はありません。 

 

症状は出血が主ですが、それ以外は以下のようなものです。

1. 下痢

2. 食欲不振

3. 腹痛

4. 体重減少

5. 発熱

…などがあります。

 

自分の判断で安易に下痢止めや止血剤を使うと、かえって症状をひどくする危険がありますので、専門医相談し適切な治療を受けるようにしましょう。

 

 

ウイルス性腸炎を引き起こすウイルスとは?知っておきたい原因を徹底解説

ウイルス性腸炎は腸炎の中でもウイルスによって起こるもの。子供から大人までかかりやすい病気の一つです。今回は、ウイルス性腸炎の症状や原因について徹底解説。最近腸の調子が悪いという方は、自分に当てはまらないかチェックしてみてください。

 

ウイルス性腸炎とは?

腸炎は、腸の粘膜に炎症が起きた状態を言います。腸に炎症が起こると、腸の本来の役割である栄養や水分の吸収と排泄という働きが乱れます。腸の働きはよくストレスによって乱れ、緊張したときに腸炎が発症することはよくあります。

 

腸炎が起こるのはストレス以外にも、感染によって起こることがあります。その場合感染性腸炎と言われ、細菌やウイルスが原因になります。その時にウイルスによって引き起こされた腸炎が、ウイルス性腸炎となります。

 

腸炎を引き起こすウイルス

ウイルス性腸炎を引き起こす原因のウイルスには次のようなものがあります。

・ロタウイルス

・ノロウイルス

主な感染源はこの2つが多く、ロタウイルスは子どもに多く見られ、ノロウイルスは大人でも感染者が多いです。ただどちらも全年齢で発症する可能性があります。他にも、アデノウイルスや、アストロウイルスなどがありますが、ほとんどはロタウイルスとノロウイルスが占めます。ウイルスに感染した場合には、よく「お腹の風邪」と言われます。

 

ウイルス性腸炎の症状

ウイルス性腸炎になったときの症状は、原因のウイルスによって少し変わります。そのためロタウイルスとノロウイルスのそれぞれの場合の症状を見てみましょう。

 

ロタウイルスの場合 

・激しい下痢

・嘔吐

・発熱

・下痢や発熱の症状が長く続く

・冬の終わりから春先まで流行する

 

基本的には1~2週間で自然によくなります。けれども小さい子どもの場合脱水が進んでしまうことが多く、入院が必要になったり点滴が必要になることも多いです。ちなみにロタウイルスは、任意でワクチンの接種ができます。生後6週間からできますので検討してみてください。

 

ノロウイルスの場合

・突然の嘔吐で始まることが多い

・激しい吐き気、嘔吐

・吐き気は半日ほどで治まることが多い

・下痢症状は比較的軽い

・発熱した場合は1日くらいで下がる

・秋の終わりから冬の中頃まで流行する

 

嘔吐などの症状が長引いた場合には、脱水などが起こることもあります。けれどもそこまで重症化することは少なく、ホームケアで回復していく場合がほとんどです。

 

※注意するべき感染力

ノロウイルスは集団感染のニュースが取り上げられることが多いです。感染は経口感染で、よく牡蠣からの感染を耳にします。ただ、ノロウイルスの怖さは吐しゃ物などからも感染することが多いことです。そのため介助していた家族に感染することも多くあります。

 

こんな時には病院へ

ウイルス性腸炎は基本的には自宅で安静にしていることが治療法になります。しかし、症状が重くなった場合には病院に行くべきときもあります。

 

・高熱が続いている

・下痢や腹痛が続いている

・血便が出ている

・脱水症状がある

 

脱水症状とは、「口や肌の乾き」「尿量の減少」「極度の疲労」などがあります。また、乳児の場合「泉門(あたまの柔らかい場所)がくぼむ」といった場合も当てはまります。深刻な場合には投薬治療が行われることもありますし、脱水状態には点滴などでの治療が必要になることもあります。

 

感染症の可能性も。病院に一度電話して確認をしてみましょう

ウイルスによっては人に感染しやすいものもあります。そのため、病院に行く前に一度電話で症状について相談してから、診察に行くことをオススメします。また体が弱っているときにかかりやすい病気のため、しっかり休養しましょう。

(Photo by:http://www.ashinari.com/2013/09/07-381740.php )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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