カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノートTOP >
  2. 女性のカラダの悩み >
  3. 便秘 >
  4. 便秘の悩み№1の痔…どうしたら治る?『宿便』は存在するのか?慢性便秘の原因

女性のカラダの悩み

便秘の悩み№1の痔…どうしたら治る?『宿便』は存在するのか?慢性便秘の原因

ストレスや生活習慣などで、現代人にとても増えている便秘。それに伴って痔も増えているのです。

しかし、痔の悩みなんて人には話せないですよね?

痔の種類や原因、対処法までをこっそり教えましょう。

 

・切れ痔

専門的には裂肛(れっこう)といいます。

比較的女性に多く、硬い便を押し出そうといきんだときに肛門が切れて出血します。

痛みを伴います。

 

・イボ痔

専門的には痔核(じかく)といいます。

切れ痔と同様比較的女性に多く、排便時にいきむことで肛門の周りの静脈がうっ血し、こぶのようにふくらんでしまいます。

大きさは様々で、2ミリほどの小さなものから数センチもある大きなものまであります。

 

・痔ろう

男性に多く、肛門内に細菌が入り込むことによって肛門の周りが化膿し、痛みや発熱を起こします。

 

痔にならないためにできること!

 

悪化させないようなスムーズな排便を目指しましょう!

・肛門のうっ血や切れを悪化させないためにも、トイレできばりすぎるのはよくありません。

また、長時間座りっぱなしもやめましょう。

 

・排便後は、肛門を清潔に保ちましょう。

 

・ひどい時は肛門科を受診しましょう。

女性専用外来があるところもあります。

まれに手術が必要なほどの痔になっていることもあります。

ひどくなる前に、肛門科で相談してみましょう

 

・食事の見直し

日頃の栄養バランスを見直してみましょう。

食物繊維が多く含まれる野菜の量が少なかったり、乳製品の摂取量が少なかったり…改善すべきポイントが必ず見つかりますよ!

 

・生活習慣の見直し

極端なダイエットや睡眠不足、不摂生、運動不足など…挙げればきりがありませんが、日頃の自分の生活習慣が便秘に影響しているようであれば改善しなければなりません。

 

・排便の習慣の確立

朝起きたら、水を一杯飲み、朝食をとりましょう。

毎朝便意を感じるようになればベストです。

便意を感じたときにすぐトイレへ入れるよう、時間にゆとりをもって行動しましょう。

 

 

痔の原因である便秘を改善することで、痔とはサヨナラしましょう。

 

 

便秘による『宿便』は存在するのか?

便秘になると『宿便』ができる?

 

女性にとって悩みの尽きない『便秘』の問題ですが、経験のある方なら一度は『出ない便はどこへ行ってしまったのか』と考えたことがあるのではないでしょうか?

 

近年では腸管内に便が溜まる『宿便』を改善するとして、様々なデトックス療法が行われています。しかし、西洋医学的な面から考えると『宿便』は存在しないと言われているようです。では便として排出されなかった老廃物は体内でどのように代謝されるのでしょうか?

以下で宿便について詳しく見ていきたいと思います。

 

内視鏡では宿便は確認できなかった?!

 

「宿便」は一般的な辞書では『便秘のため、長い間腸の中にたまっていた大便』と定義されています。近年良く、宿便に関して『腸のひだにヘドロ状にこびりついたもの』といった記述を見かけますが、実際調査された結果は異なっているようです。

 

<NHKの番組で調査された結果>

NHKの健康情報番組で、調査された結果、便秘の傾向がある方の大腸内を内視鏡カメラで調べてみたところ、非常に綺麗で便が蓄積されていた形跡は見られなかったと言います。番組内で医師が話されていた見解とは、

 

◆腸の壁はひだ状になっているが、蠕動運動(ぜんどう運動)によって常に波打っている。

◆小腸には強力な『異物認識能力』があると同時に、腸細胞は数日という周期で生まれ変わっている。

⇒古い細胞は便とともに排泄されるので、便が何ヶ月も滞留しへばりつくことはあり得ない。

 

(※また、民間療法としてしばしば用いられる『腸内洗浄』ですが、不必要に行うと『腸内細菌叢』も同時に洗い流してしまい、菌交代現象によってかえって悪玉菌が増殖するなどの悪影響もあるようです。)

 

便は有害物質となって血中を巡る? 

では、便秘によって【肌荒れや頭痛】がなぜ起きるかということですが、これは未だ医学的に分かっていないようです。しかし、2つの説があり、

 

◆便秘に伴って起こる自律神経の乱れが関係している。

⇒例)肌荒れは、自律神経の乱れから皮膚の血行不良となり生じる。

◆悪玉菌(クロストリジウムなど)増殖によって、有害物質が産生されることが原因。

⇒腸壁吸収され、血液中を巡って疾病を引き起こす。

 

と考えられています。

 

便の状態から、腸内環境を診断する 

通常、日本人の『便』の構成比は、【70~80%:水分、10~20%:腸内細菌の死骸、10%:食べ物の残りかす、その他脂肪など】とされていますが、下記のような症状によって一定時間腸管内に滞留することで、水分比が徐々に減少していくと言われています。

 

<便秘のタイプを知る>

便秘のタイプには主に次の3種類があります。

 

◆弛緩性便秘

結腸の緊張が緩んで、蠕動が弱いため、便を十分に押し出せないため生じる。

【傾向のある人⇒】高齢、虚弱体質、内臓下垂、病後、多産など

 

◆直腸性便秘

便意を我慢する習慣がつくと、直腸の神経が鈍くなり、排便反射が起こらなくなる。

【傾向のある人⇒】高齢、全身衰弱、浣腸常習など

 

◆痙攣性便秘

蠕動運動が強すぎて、腸の痙攣を起こし、便の通過が妨げられる。主に精神的なストレスが原因とされる。

【傾向のある人⇒】ストレスを感じやすい

 

(※その他、大腸がん・大腸ポリープ・他の臓器の病気・うつ病等が原因のこともあります。)

 

<便の形状から診断する>

 

便の外観(質・形状・色など)から、腸内環境とその対処法が判断されますが、ここでは形状について見て行きたいと思います。対処法に関しては、基本的に【食物繊維の摂取、乳酸菌の摂取、運動、水分摂取】が推奨されます。

 

◇コロコロ状

最も便秘症の人に多い形状で、ウサギのフンのような固いコロコロの状態。 便秘によって一定時間腸管内に留まることで、便の水分が吸収されて硬くなることが原因で、特に心配はないとされる。

【対処法⇒】繊維質の物を多く食べること。

 

◇太くて短い

便秘の人に多く、水分が約60%以下。腸管内に長時間留まることで水分吸収されることによる。特に心配はないが、食生活が肉類中心である場合が多い。

【対処法⇒】繊維質の物を多く食べること。

 

◇中程度

 いわゆる『バナナ状』で数本、水分が70~80%程度で、健康的な理想の便とされる。

 

◇細くて長い

  消化不良や水分の摂り過ぎやストレスによる痙攣性便秘が原因。普段は太い形状であるのに対し、急に鉛筆状の細い便が出るようになった場合は、直腸がんの疑いもあるとされる。一時的な物で、排便後にすっきりするなら問題ないが、疑わしい場合は内科又は消化器科への受診が必要。

 

◇形をとどめていない

 一時的な下痢、消化不良によるもの。下痢が1日10回以上×3日以上持続した場合、腸炎や食中毒の疑いがある。

【対処法⇒】水分補給が基本。軽度なら数日の食事制限と下痢止め薬で治る。食中毒など、細菌性の下痢の場合は、すぐに内科か消化器科の受診が必要。  

 

最後に 

上記のように、『宿便』は基本的には医学的に認められた用語ではないと言われていますが、民間の高価なエステ療法や腸内洗浄は正しく行われていない場合や、衛生面に問題があり注意が必要な場合もあります。

正しい知識と対処法で、便秘を改善していきましょう!

 

 

慢性的な便秘…もしかして病気が原因?慎重に見定めたい慢性便秘の原因

便秘というと、あまり重大な状態ではないように考えられますが、便秘のタイプによってはそうでなない場合があります。慢性的な便秘を持っている場合、生活習慣の改善などによって、便秘を解消しようとすると思います。時にはそれで改善することもありますし、改善しないこともあります。

 

慢性的な便秘を「病気か」「病気じゃないか」で考える

慢性的な便秘で多く見られる原因は「病気じゃない」原因です。ですが中には「病気によって」便秘が引き起こされていることもあります。その二つのタイプについて書いていきます。

 

最もポピュラーな「病気じゃない原因」の慢性便秘

便秘と言ったときに多くの人が想像し、経験したことがある、あるいは苦しんでいるのがこの便秘です。機能性便秘と言い、腸の機能が低下したことによって起こる便秘です。原因はいろいろとあるのですが、主に

腸のぜんどう運動の低下

腸の便意を感じる機能の低下

ストレスによる腸の機能異常

などが原因になります。これは、生活習慣の中に原因があり、それを改善することによって、便秘の根本的な改善をはかることができます。

 

気をつけたい「病気が原因」の慢性便秘

慢性的な便秘であったとしても、原因と思われる生活習慣を改善しても、便秘が解消されないのならば、病気と言う原因を疑った方がいいかもしれません。病気が原因の便秘のことを器質性便秘と言います。病気が排便に影響を及ぼし、それによって便秘が起こります。原因となる主な病気としては、

大腸ポリープ

大腸がん

子宮筋腫

潰瘍性大腸炎

などがあります。大腸ポリープや大腸がんの場合、腫瘍によって腸管の内腔がせまくなり、便の通りが妨げられます。さらに、女性の場合子宮筋腫が大きくなり、腸管を圧迫することがあります。また、潰瘍性大腸炎は難病指定の病気ですが、便秘と下痢を繰り返すようになります。

いずれの病気が原因であっても、便だけでなく血液や粘液が出るという場合や、嘔吐や腹痛、腹部の違和感を伴うという場合には、一度病院で調べてもらった方が良いでしょう。

 

 

「病気じゃない原因」の便秘だと思っていたら、「病気が原因」の便秘だったということも十分にあります。自分の便秘の原因を決めつけず、排便やそれに伴う症状、便自体の形状など、気にしながら便秘の解消を目指していきましょう。

 

(Photo by: http://www.ashinari.com/2009/05/02-018593.php?category=53)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

便秘に関する記事

どんなうんちが「悪い」の?良いうんちの3つの特徴とは?便秘のタイプ別マッサージ法!

自分のうんちは健康だと思いますか?同時にどんなうんちが「悪いうんち」だか知っ...

直腸瘤の疑いがあるときの確認手段!原因は鈍化?骨盤底筋?あなたの便秘は何タイプ?

    直腸瘤の主な症状と言えば、排泄困難、つまりは便秘ぐらいのものです。 ...


良く似た症状に注意!便秘と腸閉塞の見分け方とセルフケア

便秘と思っていたら、痛みが強い、吐き気がひどい…。症状が重い場合は、腸閉塞(...

カラダノートひろば

便秘の関連カテゴリ

便秘の記事ランキング

人気体験談ランキング

女性のカラダの悩みのひろば閲覧ランキング

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る