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メンタル

先進国に多くみられる摂食障害!拒食症の背景とよくある心理的原因7つ

拒食症の症状として見られるもののうち、幻覚があります。拒食症では人間が生きる上で重要な食を拒否してしまうことで、体の各機能に実に様々な影響を与えます。本来ならば本能的に危険と判断して食べ物を摂取する段階まで痩せてしまうのですから、そこには本能を凌駕するまでの精神的な障害があるのです。

 

拒食症の背景にある風潮

拒食症はただのダイエットから始まることもあります。しかし、根本となる原因はやはり精神的なところにあります。実は拒食症などの摂食障害は先進国に多く見られ、発展途上国にはほとんどみられず、先進国の中でも都市部に多く見られます。

 

特に女性はやせて美しいことが女性の評価に大きく関わっている風潮があります。テレビ番組でも痩せて美しい人は羨望の的になり、同じ女性でも太っている人は笑いものにされたりします。こうした流れは人の思考に大きく影響します。

 

心理的な原因

上記に加えて個人の精神的な体験が大きく影響します。例えば以下のような経験が発症の原因になることがあります。

異常な性体験

家庭内などでの強い孤独感

愛情を十分にもらえないなどの欲求不満

自分の体型や外見を否定された経験

肥満嫌悪の環境

大切な人の喪失

女性としての自己意識が強くなるような体験

 

このように患者さん自身が大きく傷ついたり、愛情が欠損した状態で育ったりすることで、あるときにその問題が表面化してしまって拒食症を発症します。

 

こうした背景があるからこそ

最終的にこうした風潮や精神的な傷が拒食症を起こし、それが根本にあるからこそ、精神的に追い込まれた最終的な段階で幻覚という症状が出てくるのです。まだ初期の幻覚が出ていない段階では食べる事への拒否などで、こうした精神的ストレスを表現しているのかもしれません。

しかし、余裕がなくなってしまった段階で、その押しこめられた精神が幻覚という形になって出てくるのでしょう。

 

拒食症が精神的疾患ということを忘れてはいけません。正しく回復していくためには、こうした構造を正しく理解している必要があります。

 

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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