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メンタル

嘔吐は自傷行為の一つ?死亡率の高い精神病、拒食症の嘔吐について

拒食症は死亡率の高い精神病としても知られています。死亡の原因はいろいろとありますが、拒食症であることによって精神的に追い詰められてしまった後の自殺であったり、食事をとらずに体重が減少していくことに伴って栄養不足が加速して死亡してしまうケースであったりします。

 

嘔吐は自傷行為の一つ

拒食症の人は全く食事をとらない形で食べることを拒否することもありますし、とった食事を嘔吐を繰り返すことで、食べ物をどうにか排出してしまおうという形で食べることを拒否することがあります。こうした衝動はリストカットに代表されるような自傷行為のひとつです。

 

直接的に体を傷つけているわけではなく、リストカットのように血が出るなどの症状が見られるわけではないのですが、体が必要としているものを無理に制限する行為でも自分を傷つけている自傷行為に変わりません。

 

嘔吐によって傷つく体

嘔吐によるミネラル不足

嘔吐は単純に食べたものだけを体の外に出すのではなく、体を安定させるのに必要なミネラルまで体の外に出してしまいます。特にミネラルの一つであるカリウムが排出されてしまうと低カリウム血症になります。

 

これは激しい嘔吐でよく起こるのですが、カリウムは筋肉を動かすのに重要な成分であり、これは生命活動に重要な筋肉の塊、つまり心臓にまで作用します。

 

そのため不整脈を起こしたり、動悸が激しくなったりすることがありますし、急激なカリウムの変化があると重度の場合は心不全を起こすことがあります。

 

内臓が傷つく

嘔吐を繰り返すことによって逆流性食道炎のような状態になり、胃液が食道を傷つけて、食道の粘膜がただれた状態になってしまい、胸焼けや胸痛が生じることがあります。

 

嘔吐がひどくなると、急激に腹圧がかかることによって食道と胃の境目の部分が切れてしまい、大量出血を起こし吐血する事態に陥ることもあります。

 

嘔吐と言う単純な行為に見えても、実状は自分を傷つけている行為であると知っておきましょう。特に拒食症患者本人はその認識は出来ませんし、できても嘔吐を繰り返してしまいますから、周囲の人が理解しておく必要があります。

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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