カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 肺・気管支 >
  4. 急性呼吸窮迫症候群(ARDS) >
  5. 前兆を見逃さないで!急性呼吸窮迫症候群(ARDS)はなぜ起こる?

気になる病気・症状

前兆を見逃さないで!急性呼吸窮迫症候群(ARDS)はなぜ起こる?

 

非常に高い致死率の急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の原因は、いろいろあります。どのような状態から急性呼吸窮迫症候群にいたるのか、主な原因を挙げます。

 

呼吸器の障害

急性呼吸窮迫症候群とは、特定の疾患を指す名称ではありません。

何らかの原因で呼吸器に障害が起こった結果、十分に呼吸ができない状態(呼吸不全)に陥った状態を急性呼吸窮迫症候群と呼びます。

呼吸器の障害は、肺への血液循環機能の低下、肺胞でガス交換ができなくなる、気道の損傷が主なものです。特に肺胞の毛細血管で行われるガス交換に障害が生じて起こる、急性呼吸窮迫症候群が目立ちます。

 

呼吸器の障害を起こす原因

肺炎(とりわけ間質性肺炎の急性憎悪)、敗血症による呼吸器障害が、代表的な急性呼吸窮迫症候群の原因です。

出血性ショックや心原性ショック、脳挫傷や肺外性外傷といった外傷でも急性呼吸窮迫症候群にいたります。肺炎では、放射線による肺炎、ウィルス性肺炎、細菌性肺炎、誤嚥性肺炎などが悪化して急性呼吸窮迫症候群につながります。粟粒結核、窒素酸化物など有毒物質の吸入も原因です。

呼吸器以外の疾患では、急性膵炎、脂肪塞栓(骨折などによって組織や皮下脂肪の欠片が血管やリンパ管を塞いでおこる)も考えられます。

大量の輸血、薬物の過量服用も急性呼吸窮迫症候群のリスクを高めます。

 

 

ここに挙げた疾患や外傷がある人に急性の呼吸不全が起こった場合は、急性呼吸窮迫症候群の前兆かもしれません。早急な検査と、経過の観察が必要です。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/08/29-349511.php)

 

著者: honpoさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に関する記事

急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に対する人工呼吸法3つ

  全身の臓器にダメージを与える低酸素血症を改善するため、急性呼吸窮迫症候...

死亡率が高い!急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を知っていますか?

  急性呼吸窮迫症候群という疾患を知っていますか? 非常に死亡率が高く、...


ARDS(急性呼吸窮迫症候群)ってどんな病気?

     ARDSとは急性呼吸窮迫症候群の略です。 肺胞でのガス交換がうま...

早期治療を!急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の治療法

  1度、急性呼吸窮迫症候群を発症してしまうと、その治療には困難を伴います...

カラダノートひろば

急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る