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急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に対する人工呼吸法3つ

 

全身の臓器にダメージを与える低酸素血症を改善するため、急性呼吸窮迫症候群の治療では人工呼吸による呼吸管理を用いることがあります。

人工呼吸器による措置は、場合によって肺の細胞を損傷するため、適切な方法で行わなければなりません。急性呼吸窮迫症候群の人工呼吸療法3つを挙げます。

 

 

非侵襲的人工換気(NPPV)

通常の人工呼吸ではチューブを気管に挿管するため、水を飲んだり話すことができません。

非侵襲的人工換気は柔らかいマスクを顔に密着させる装着法なので、会話などが可能になります。

患者の負担を和らげることができます。一定の圧力を肺にかけ続けることで、肺の委縮も防止します。チューブを使用しないため、チューブによる肺炎の恐れもありません。

 

圧補助換気(PCV)

非侵襲的人工換気では対応しきれない、血圧が不安定な場合に用いられる方法です。チューブを気管に挿管して呼吸を助けます。不快感を和らげるため、鎮静剤の投与も行います。チューブの使用は肺炎のリスクなどを高めるため、肺の機能が改善してきたらチューブを抜いて酸素マスクなどに切り替えます。

 

高頻度換気(HFOV)

深刻な急性呼吸窮迫症候群に対して用いる方法です。肺を休ませるために呼吸を止め、機関に挿管したチューブを介して空気を振動させて換気を行います。肺への負担が少なく、新生児治療でも使われています。

 

 

これらの人工呼吸と薬物治療を併用して、肺の機能回復を図るのが、現在のところでは急性呼吸窮迫症候群の主な治療です。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/08/29-349513.php)

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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