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まさかあの人もそうだった!?拒食症経験のある有名人~拒食・過食の症状や過程原因など~

モデルやタレント事務所に所属すると、何キロになりなさい、何キロを維持しないと契約を解除する…そんな約束をさせられることが多々あるそうです。

さらに、今は一般の人がブログやツイッターで、自由に発言できる時代、有名人の名前で検索すればたくさんの風評が画面いっぱいに並び、それを気にする有名人は多いようです。

そんなことをきっかけに、痩せなければ!痩せたい!と拒食症になった…なっている有名人は無数にいるようですが、ここでは拒食症をカミングアウトした日本の有名人を紹介します。

 

拒食症女子を一気に増やしたきっかけをつくった、ともさかりえさん

学園ドラマで人気女優になったともさかりえさん。「ドラマにでていた当時、拒食症を患っていた」とのちにカミングアウトしていますが、まだカミングアウトしてない人気絶頂期の時に「ダイエットなんて簡単。吐けばいい」と言っていたことで、日本中に一気に摂食障害の女性を増やしたと言われています。彼女は繰り返す嘔吐によって歯がぼろぼろになり、虫歯菌から顔半分の成長が止まって、顔が歪んでしまったそうです。現在は拒食症を克服されています。

 

不思議系女子と騒がれた釈由美子さん

不思議系グラビアアイドルとしてスターになった釈由美子さん。2009年に「釈ビューティ」という本を出版。自身の美しさの秘密と、それまでの拒食と過食で苦しんだ過去がつづられています。美容家の妹さんと心と体の改造に挑戦し、まだまだ精神的に不安定な日もあるようですが、摂食障害を今は克服しているようです。家族の支えは大事ですね。

 

母親の影響で拒食症に陥っている遠野凪子さん

遠野さんの、2013年6月5日のブログでは「今年で摂食障害歴19年目」という見出しがついています。高校生で出産した未熟な母親に育てられた彼女は、母親からひどい暴言による躾を受けました。体型維持のために吐きなさいとすりこまれ、拒食症に陥ったそうです。そこから19年たった今も摂食障害は治っていないと告白されています。

 

拒食症とともに生きる歌手COCCO

うまく生きれないことについて綴った歌詞の多い歌手のCOCCOさん。2009年9月号の『パピルス』という雑誌では、2007年から拒食症であることを告白しています。昔から自分の容姿も性格も受け入れられず、自傷行為を繰り返しながら生きる彼女。シングルマザーでお子さんもいて、不安定な彼女をなぞらえた映画にも主演されています。ご本人は『それでも私には歌しかない。』と語り、何度も不安定になりながらも歌手活動を続けてらっしゃいます。今のところ、回復の兆しはまだまだつかめていないようです。

 

現在、輝くような活躍をしている人の裏にも、壮絶な精神的戦いがあるようです。ともさかりえさんのように、思春期に軽率な思いから拒食症になり、重度の虫歯や成長障害が残る方は多数おられます。(筆者も摂食障害により、虫歯が異常発生し、1/3の歯を失いました。)

 

摂食障害の世界へ一度足を踏み入れると、麻薬やタバコのようになかなか抜け出せなくなります。あの素敵な芸能人も拒食症だから、私も!と安易な気持ちで、真似しないようにしてくださいね。

 

知っていますか?あのダイアナ妃もそうでした!摂食障害とリストカットを克服したダイアナ妃

元イギリス皇太子妃ダイアナさんは、摂食障害とリストカットの経歴の持ち主でした。ご紹介します。

 

子供の頃のダイアナ

裕福な家に生まれた彼女でしたが、両親は不仲で、母親の不倫が原因で両親は離婚します。不安定な家庭環境の中、夫婦仲のいい生活に憧れて大きくなります。学生時代の周囲の評判はスポーツ万能で愛される存在、大食いで太り気味…でした。

 

結婚後の苦しみから発症

皇太子に出会い結婚。夫が自分を大切にしてくれる家庭を求めましたが、公務で忙しい皇太子と私的に一緒にいられる時間はほとんどなく、彼女の思うような生活は得られませんでした。

 

毎夜のように行われる晩餐会では女王が合図を出すまで席を立てない、世間の自分への異常な注目の中、公務に追われるプレッシャーに心が壊れていきます。

 

マスコミから注目されるようになって、太って見えないかを気にするようになりました。この頃侍従に「すごくいいダイエット方法を見つけたの。好きなだけ食べて、その後でこうするだけ」と言って、吐くジェスチャーをして見せたことがあるそうです。

 

この頃を説明するダイアナ妃の言葉

『プレッシャーに影響されました。公務で外出する日は胃も心も空虚になって帰宅するのが常でした。その頃私は瀕死の人や重病者、結婚生活に悩む人と関わっておりましたが、帰宅すると先ほどまでたくさんの人を慰めていたのに、自分自身をどう慰めたらいいか分からず、冷蔵庫の中の食べ物を胃の中に流し込むのが習慣になってしまったのです』

 

『一日に4回か5回、時にはそれ以上お腹一杯に食べます。すると気分が楽になります。二本の腕で抱かれているような気分になるのです。でもそれは一時的なものです』

 

しばらくして、彼女は女王の宮殿を離れ、夫と別の宮殿に移り住みます。しかし、女王のいる宮殿を離れても、公務を中心に考えアカデミックな趣味の夫と、家庭を第一に考え、テレビドラマや流行歌が好きな彼女の仲は平行線でした。

 

夫に自分の寂しさをわかってもらいたい…その気持ちからリストカットは始まりました。ダイアナ妃のリストカットは6年近く続きましたが、1988年に専門医の治療を開始し、症状は回復しました。

 

自分を取り戻す

子供二人を出産後、夫と別居するようになったダイアナは、リラクゼーションやアロマテラピー、占星術と、もともと直感で生きるタイプであった自分らしさを取り戻すことに没頭していきました。この頃、公務への拒否や夫への非難・不満は最大限に膨らんだ様です。(これは摂食障害やリストカットから克服する過程でよくみられます。)

 

もともとボランティアにも興味が深かった彼女は、自分のライフワークだと感じられる地雷撤去の活動と出会います。活動に気持ちを注ぐようになると、心のバランスも回復。マスコミに過度に追われる時以外は、過食もほとんどしなくなったようです。

 

ダイアナと同じように、今、摂食障害やリストカットで苦しむ人々は、この病を、自分の居場所、生き方をみつけるチャンスに変えることができます。あきらめず、人生の改革に取り組みましょう。

 

拒食症、発症から治るまでの症状・過程 その背景にある原因など

拒食症患者はどのような過程を経て、発症し完治へ向かうのでしょうか?その渦中にある方、またはご家族で、チェックしてみてください。

 

1. 拒食症のきっかけ

「人から見て完璧な人生を送りたい」と考え、普段からなんでも徹底的に極めることが得意な人が、思春期に完璧な見た目を目指して陥りやすいです。または親に自分らしさを認めてもらいたくて、食事拒否をします。

 

2. 拒食行動に陥る過程

ダイエットをはじめると徹底的に食事制限をします。お腹が減ることを快感に感じはじめます。

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食べなければ食べないほど、達成感で元気になることが多いです。生理が止まりますが、たいていは本人にとってはあまり重要でないものです。

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しばらくすると、制限してきた反動で高カロリーのものを際限なく食べてしまうことがあります。すると自己嫌悪に陥り、それを取り戻すために嘔吐したり、下剤を利用したり、やみくもに運動をし続けたり、以前にも増して、食事制限をします。

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食事制限をする中、高カロリーのものへの憧れも捨てきれず、高カロリーのものを食べてしまっても平気なように、どんどん目標体重が下がっていき、健康の危険領域に達します。(うつ症状が伴う場合は”死んでしまいたい”と思って危険領域に達するケースもあります。)

 

3. 周囲の反応と抵抗

痩せすぎると周囲が心配を始め、食事についてあれこれ言われますが、言われれば言われるほどかたくなになり、心を閉ざしていきます。

 

目標の低体重をあきらめることは本人にとっては、これではみじめな一生になってしまう、プライドが許さない、と感じるため(死んでしまいたいケースの場合は、家族に死をみせて抵抗したいため)です。

 

特に思春期はホルモンの関係でイライラしがちで、食事のストレスも含め、親へ反抗する事でストレスの発散をします。

 

4. 病院で治療をはじめる

家族が病院へ通うなどして対策がとられる。

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本人を治療に向わせる工夫・教育をする。

 

悲惨な拒食体験者のビデオをみたり、生理が止まることの副作用、むし歯の異常発生や低体重から受ける障害などを本人に根気よく伝えながら、治療への意義を植え付けることがカウンセリングで行われます。

 

健康に向かって、体重を少し戻すことからを目標に、食事日記をつけるなどして、本人の意思を尊重した形で、回復を目指します。

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回復しはじめると、過食嘔吐へ移行することが大半です。異常に高カロリーのものを際限なく食べては吐く、ということを繰り返したりします。これはすぐに軽減することは難しく、ほどよく食べることについて訓練をしながら、嘔吐する回数、下剤を使う回数の軽減を目指します。食事やダイエット以外での人生の目標をつくり、それに打ち込むことも軽減のタネになります。

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一般的な体重に戻り、本人がほどよく食べる意義も量も十分理解し、コントロール法も心得たら、治療は終了です。

 

摂食障害が完治した後も、依存性の誘惑は一生つづく

一度タバコを吸っていた人が、ひょんなきっかけやストレスで、また喫煙者に戻ってしまうように、生活に支障をきたす摂食障害は完治しても、嘔吐や下剤への依存願望は完全に消し去れるものではありません。

 

完治した後も、人生の折々でストレスにさらされるたびに、過度なダイエットに入ろうとしたり、過食嘔吐や下剤で体重を取り戻そうとする思考は続きます。

 

本人はそれを把握し、たまに嘔吐してしまう自分を責めないこと、年齢とともに吐いたり下剤使用はきつくなりますので、それを肝に命じながら、ダイエットの方法を健康なものに限定したり、過食の途中で自分を律したり、少しの体重変化や過食なら徐々に元に戻るという考えをもって、摂食障害の慣習化へ逆戻りしないよう、投げやりにならず、あせらず、優等生志向をゆるめながら、人生を歩んでいくことが大切です。

 

嘔吐症状は3種類ある?!

拒食症の人は、食べ物を体に取り込みたくないという思いが強く、それによって自発的に嘔吐を誘発することがあります。嘔吐の症状は全て同じではなく、いくつか種類があります。

 

過食嘔吐

拒食症の症状なのに過食という名前がつくのはやや違和感を覚えるかもしれません。しかし過食と拒食は表裏一体で、根本の原因は同じですので、拒食でも過食の側面が見られることがあります。過食嘔吐とは、その名前の通り、過剰に食べ過ぎて、食べたものを吐き出す行為のことを指します。ダイエットから発生する拒食症に多く、過食と嘔吐がワンセットになってしまっています。ダイエットからの流れで起こる拒食症ですから、食べる事への罪悪感や、太ることへの恐怖心が強くあることがあり、嘔吐できないとパニックになったり、嘔吐できない状況では過食を我慢することもあります。食べる量が多いだけあって嘔吐の量も多くなり、嘔吐による体へのダメージは非常に大きくなります。

 

普通嘔吐

過食嘔吐に対して、食べる量が普通で嘔吐をする場合を普通嘔吐と言います。この普通とは周りから見たときに普通の量を食べているということであって、本人からすればその量が「食べ過ぎ」になります。心理面では過食嘔吐の場合と同様ですが、普通量を多いと感じてしまう点で言えば、食物摂取に関する認識がより厳しいものになっていると言えるでしょう。

 

チューイング

チューイングとはチューインガムのようにいったん口の中に入れて咀嚼をした食べ物を、飲み込まずに吐き出してしまうものです。上記のようにいったん食べてから吐き出すものと比べて嘔吐物の量やおう吐の時間が小さいために満足感が少なく、量や時間が増えやすい傾向があります。咀嚼時に栄養が胃に流れていることもあり、しばしば体重が増えることもあります。胃からの嘔吐と違って胃液やミネラルが排出されないので体に与える影響は小さいですが、量や増えやすい分、悪化していくとお金がかかりやすい症状とも言えます。

 

 

人によってどんな症状が出るか分かりませんし、どの症状ならいいということも一概には言えません。それぞれにあった対応をしていくことが重要です。

 

恐怖症としての「拒食」~摂食障害、拒食症の方の恐怖心とその中身とは?

拒食症、初期の場合にはどんなかんじかご存知でしょうか。

 

体重が増える「恐怖」

「拒食」の初期には患者さんは明るく活発になることが多いそうです。いつもよりもよく勉強したり、外出したりするようになります。この時期は、本当に「拒食」が安心感と達成感を与えてくれているのだと思います。

 

しかし、「拒食」はだんだんと恐怖症へと変わっていきます。安心感や達成感ではなく、「苦しい縛られ感」(まるで義務のように決められた食べ物を食べ、低い体重を維持する)と、現状を変化させることへの恐怖しか感じられない、という風になる人も多いのです。つまり、体重へのこだわりが自分を苦しめるようになるのですが、恐怖症の特徴は、理屈ではないというところです。

 

「とにかく怖い」

頭で考えれば、体重が少々増えることは問題がないはずだと理解することはできても、「とにかく怖い」のです。そして、恐怖をコントロールできない自分はどうなってしまうのだろう、とますます怖くなります。この「苦しい縛られ感」は、強迫症状と呼ばれるものですが、もともとは不安から逃れることを目的とした症状です。

 

例えば、食べ物のグラム数などを細かく決めている人がいますが、それは、グラム数を細かく決めるという「儀式」によって不安を感じないですませようというのが本来の目的です。しかし、だんだんとグラムそのものに縛られるようになり、決めたグラム数から少しでも外れると非現実的な恐怖に駆られるようになるのです。

 

強迫症状の特徴

強迫症状のもうひとつの特徴は、まわりを巻き込んでしまうことが多いということです。もともと不安を回避するためのものですから、周りの人がそのやり方に従わなかったり乱したりすると、不安が強くなるのです。ですから、周りの人にも「同じやり方」を求めることになります。

 

食事を用意する家族に、食物のグラム数の計算を厳しく要求し、やってもらえないときには激しく怒る、などというのもその表れです。周囲は「いい加減にしなさい!」と怒ってしまうことも多いのですが、もともと不安を回避するためにやっていることですから、怒られるとますます不安が強まります。

そして、強迫症状はますますひどくなります。

また、自分の不安が不合理であることは本人が(頭では)だれよりもよくわかっていますので、説得してもあまり効果がありません。

 

その他にも「拒食」の人は、ものの並び方を過剰に気にするなど、食べ物以外にも強迫的になることが多いです。

食行動以外についての強迫症状が強くはっきりとしている場合には摂食障害のほかに強迫性障害を持っていると診断されますが、そうでない場合は、摂食障害がよくなっていく過程で強迫症状も収まってくるのが普通です。

 

過食症とむちゃ食い症候群

過食を繰り返してしまう病気には、過食症とむちゃ食い障害があります。

 

過食症

世間一般的に過食症と言われているものを正式に言うと“神経性大食症”と言います。

短時間で大量の食事(過食)をした後に、嘔吐する、下剤を飲む、長時間の絶食をする、といった代償行為(排出行為)をするのが特徴です。

拒食症と同じで若い女性によくみられます。

 

むちゃ食い障害

これとは別に、過食をした後に代償行為(排出行為)を行わないものを“むちゃ食い障害”と言います。

嘔吐や下剤を使用した代償行為を行わないので、神経背大食症の人と違って太っている人が多く見られます。

拒食症や過食症とは違い、男女差はそれほどありません。

 

共通点

どちらも、ただ単に食べ過ぎてしまったと言う事ではありません。

ストレスや酔っぱらってドカ食いしてしまった経験は誰にでもあると思います。

ですが、これらの病気ではドカ食いを何度も繰り返してしまいます。ドカ食いをしてはいけないと頭では分かっていても止めることができません。

 

相違点

過食症は一般的にはダイエットを契機に発症することが多いと言われます。

むちゃ食い障害はストレスをきっかけに発症することが多いと言われています。

 

まとめ

過食を繰り返すことにより、脳が食事を過剰に求めるように変化してしまうために自分の力だけでは止まれなくなってしまうことが多々あります。

おかしいなと感じたら積極的に周囲に助けを求めましょう。

 

どうして起きる? 拒食症

拒食症は、体重を増やすことに対する恐怖ややせ願望のために食べることを拒否する心の病です。

年頃になると女の子が、なぜ異常な姿になるまで痩せたくなるのか、その心理に迫りたいと思います。

 

原因

先進国に多く見られる病気で、思春期の女性が、受験のストレス解消、対人関係の悩み、挫折体験など色んな悩みを処理する手段として食べ物を使うのが摂食障害です。

拒食症は、食べ物の摂取が不良または拒否、体重減少、それから自分が病気であることがわからないという認知障害が特徴です。

 

性格

なりやすいタイプは、従順でまわりに気を使う心やさしいタイプですが、反面他人に頼ることが苦手で、融通がきかず、自己責任で良い結果をだそうとする人です。

 

経過

発症の初期は、明るく活発になり積極的に活動しますが、次第に、現状に苦しい縛られ感を感じ、拒食は恐怖症へ変わります。

次に、治療を必要と思い、拒食を治すために、正しい病気の知識を学習して、やがて、精神的に安定してくると、ゆっくりと標準体重圏に入っていき、自然に収束します。

 

身体の対策

1,拒食症の治療は、まず栄養失調から身体機能を回復させることを行いますが、低体重が顕著であれば、入院加療します。

 

2,入院中は、1日の食事の摂取カロリーや1日の食事回数の計画と管理、おう吐・下剤などの排出が無いように監視、体重増加の目標設定をして、すすめていきます。

 

3,やがて、生理活動・不眠症・便秘などの症状が治り、回復してくれば退院となります。

 

心理面の治療

1,拒食症の原因となる心理的要因へ対処するため心理療法を行い、必要があれば薬物療法も行います。

 

2,治療にあたっては体重増加のみを治療目的とせず、患者さんの主体性を重視して、人間としての成熟、対人関係の充実、実生活での適応などを援助します。

 

3,また、全国には拒食症を扱う自助グループがあるので、軽快した場合、再発や過食症への移行に注意しながら、励ましあいながら回復することを目的とします。

 

まとめ

拒食症に気付いたから、すぐに治療というコースがうまくいく患者さんはほとんどいないため、家族カウンセリングを通して、家族が患者さんをサポートし、よりよく生活できるよう、相談し、病気に対する理解を深めていくことが重要です。

 

拒食症が疑われるほどの低体重でなくても、過剰なダイエットを行い、家族の心配を聞かないなどの前兆が見られる場合は、なるべく早く精神科で相談することをおすすめします。

 

どういう家族に多い傾向がある?過食症に子供を陥らせやすい家族とは?

以下に、子供が過食症におちいったケースの家族を並べました。とはいえ、必ず陥るわけではありません。そういうこともあるんだな、程度にとらえましょう。

 

両親の仲がよく喧嘩することがない

何をするにも家族一緒で理想的な家族かもしれません、ですが家でトラブルをあまり経験したことがないことで、外の世界の温度差についていけず、ストレスをためやすい。

 

親が勝手に進路を決める

「あなたの人生だからあなたが決めなさい」と言いながらも、本人が決めようとする進路にああだこうだ、クレームをつけ、結局親の思う通りにさせる場合も入ります。これにより失敗しない人生を歩んでいるとある日突然、自分が本当にそれがしたかったのかわからなくなり、ストレスに陥ります。

 

人は失敗を繰り返し、やっぱりこれがしたい!と思える時、自分に自信をもつことができるからです。

 

家族が不仲

離婚、別居、夫婦げんかが絶えない。母親が父親の文句ばかりいう。母親が父親に甘えられない環境など、母親がいつも緊張していると、子供も緊張状態に陥りやすく、母親に甘えにくいということが多く見られます。すると、外のストレスを家庭で発散できず、過食症に陥る原因の一つになる場合がみられます。

 

両親、または兄弟が肥満である

見た目として子供がそうなりたくないと、反面教師にしている。

 

上記のことをまとめると、「すぎる」家庭が発症を招きやすいと言えます。平和すぎる、争いすぎる、コントロールされすぎるなど、偏った家庭を経験すると、バランスをとるために、子ども自身が葛藤し、葛藤の結果過食することが想像されます。

 

しかし、もしもお子さんが過食症でも決して自分のせい、育て方のせいと思う必要はありません。同じ家族でも発症しないことも多くあります。子供と環境の相性が悪かっただけです。

 

自分たちを責め、無駄な時間を費やさず、子供を含め皆にとって心地よい家族に修正するのだと前向きに考え、お子さんの病気とむきあっていきましょう。どんな平和な人にも試練は必ず訪れるものです。

 

拒食症は昔もあった?拒食症=神経性無食欲症の歴史と一番古い記録について

拒食症になる人々は完璧思考で、病気になる前はちやほやされるタイプであっても、心の中はとても孤立した人が多いと言えます。自分の弱さを周囲に知られたがらず、自分の憧れる像に、何をしてでもなりたい、またはしたくないことをやらされているがそれが言えない、言ってはいけないと思い込んでいる場合が大半です。

 

現代においては、誤解されやすい病気

食事が十分あるのに、食べない、食べたくないなんて、現代の贅沢病だ!と考える大人も少なからずいると思いますが、この病気に陥った人の問題は、弱みを人にさらけ出せない、嫌なことを嫌と言えない、こうでなければ幸せじゃないという、人生観の狭さにあります。

贅沢病だ!と一掃する人の中にも、拒食という形をとらないでも、たばこや酒、他の贅沢品への依存で、自分の弱さを消化せざる負えず、やめた方がいいとわかっていてもやめられない人もいるのではないでしょうか? そう考えれば、自分の弱さをどこで吐き出し、バランスをとっているかが違うだけとも言えます。

 

一番古い記録

拒食症の歴史をひも解いてみると、17世紀のヨーロッパで記録がみられます。しかし、これ以前になかったかというと定かではありません。心の病気を研究するという考えがなく、心霊や悪霊のせいで片付けがちだったこともあるでしょう。

 

食べて吐く

『食べて吐く』行為に特化して言えば、ヒンズー教では、身体の中を浄化する修行の一環で紀元前から行われています。宗教的修行と断食はセットで行われており、カトリック修行中の若者が現代なら『拒食』と診断されるような異常な精神状態で、断食をおこなっていた記録がたくさん出てきます。

 

戦後増えた拒食と特殊な人々

日本でも医学の症例として拒食症例が、1964年頃から発表されるようになりました。世界的にも戦後、拒食症患者は増えていきました。メディアが発達し、女性が自分のスタイルを特に気にするようになったためだと言われています。

1974年には、アメリカで「ブリマレキシア」という人々がいることが報告されます。成績優秀でスタイル抜群の学生たちの中に、嘔吐や下剤を乱用し、それを保っている人がみられるという報告です。この人たちは拒食するわけでも過食するわけでもなく、スタイルキープのためだけに嘔吐や下剤使用を行います。

 

職業的な拒食症

女子の体操選手は500G太っただけでできない技があるために、拒食?!と診断されかねない選手もいるそうです。筆者は出版社にいた頃、たくさんの地方モデルとお友達でしたが、表に出さないだけで、拒食症とたたかっていると当たり前のようにききました。地方であってもそうなのですから、国内、海外のモデルたちも隠しているだけで、現在も摂食障害と戦っている人はたくさんいることでしょう。

 

拒食症の歴史は、食べ物が安易に手に入り、しかしながら女性の痩せた見た目がはやることで、そういった生活環境や文化の弊害として、最近特に活発になってきたようです。安易に女性が摂食障害に陥りやすい現代、ついつい「いい子」を目指すような子育てをしがちですが、「ありのままの自分を好きな子」を目指す子育てをしていく必要性があるでしょう。

 

過去の摂食障害やリストカット経験、告白する?しない?告白しない方がいい理由とは

新しい彼氏ができたとき、または結婚を考える相手とつきあうとき、摂食障害やリストカットをしている人は、将来ばれる可能性があるかもと考えると、事前にカミングアウトすべきか?と迷います。体験者の声をきいてみました。

 

告白しない、が圧倒的多数!!

同じように過去に迷い、打ち明けた人はたくさんいます。筆者も夫に摂食障害を打ち明けたことがあります。それで良い結果が生まれたかというと、はっきり言ってNOです。

相手が同じ経験者であれば、話は違うと思われますが、摂食障害については1000人に1人、しかも女性が圧倒的に多いため、相手が経験者であることはほぼないでしょう。そうすると、軽い拒否反応が返ってきます。話を長く続けることもなく逃げるように「へーっ」で終わります。

なかには優しい反応や理解ある態度をみせ、話したその時はこの人と出会えてよかったと心から思えることでしょう。

 

知らせることで自分のバランスが崩れる恐れが。

しかし、その後、彼に知らせてしまったことで、自分の精神のバランスが崩れることに問題があります。どんなふうに自分を見てるのだろう、奇病と思われていないか?また、年に数回だけぶり返して過食嘔吐するときなどは弱い人間と思われてないか?自分が思う以上に大げさにとらえらえてないか?など、こっそりストレス解消で過食嘔吐してしまった時など、落ち着けないのです。

 

再開してしまう危険もある。

リストカットにしても、相手は傷をみることで気づくかもしれませんが、それをはっきり打ち明けたところで、経験がないものは「なんか怖いなぁ」とひるむだけです。相手はそんなつもりはなくとも、反応がよくわからなくて、相手が引いてしまったと思うことがストレスになり、せっかくやめていたリストカットを、また再開してしまってはもったいないです。

 

何か腕の傷の事で言われたら、「昔はいろいろあったのよ。」などと、とりあえず今の自分とは関係ない体でやり過ごすのが、無難な結果を生むようです。

 

あなたは大丈夫?過食症診断の治療現場で使われる!まずは簡単に出来る過食症診断をしよう

精神疾患の治療現場では、医師の判断誤用を防ぐため、国際的な診断基準を用い、病名診断が行われます。国際基準を用いると、その病気に対して共通した項目で情報が集められ、国際的に対策を講じていくのにも使用できるからです。

 

過食症診断の治療現場で使われる『DSM-Ⅳ―TR』、『ICD-10』を簡単にした形で、過食症診断をしてみましょう。

 

過食症診断

以下が7個以上当てはまる人は過食症と言えるでしょう。

・二時間以内に、何人分もの食事をする行動が、週2回以上、3か月にわたってある。

・上記の間、食べるのをやめられない、自分を止められない感じがする。

・ダイエットをしているが、本当は食べたい気持ちが強い。

・体重が増えないために、嘔吐、下剤・浣腸剤・利尿剤、または激しい運動を繰り返し行う。

・体重が増えないために、カロリーカット剤や食欲を抑える薬を飲んでいる。

・過食もするが絶食期もある。

・自分は太っていると思う。

・太いことはみじめで、太ることが怖い。

 

過食症の型、診断

以下が二つとも当てはまる人が、その型になります。

 

排出型過食症 チェック

・体重が増えないために、嘔吐している。

・体重が増えないために、下剤や浣腸剤、利尿剤を使用している。

 

非排出型過食症 チェック

・体重が増えないために、嘔吐や薬は使わない。

・体重が増えないために、激しい運動だけをしている。

 

未成年の場合

上記の国際基準は成人のための判断基準です。未成年にはあてはまらない場合があります。

 

未成年の場合は特定不能摂食障害(EDNOS)を診断に使うことも多いです。その場合は、二時間以内に、何人分もの食事をする行動が週2回以下でも、過食後嘔吐下剤、異常な運動をすることが、3か月にわたってあるのなら、過食症と診断されます。

 

過食症診断には、合わせて身体合併症がおこってないかもチェックされることがあります。心臓や脈、血液が正常か?脱水症、けいれんがないかなどです。これらは命の危険につながるからです。

 

以上を参考にして、過食症の可能性がありましたら、まずは最寄りの保健所へ勇気をだして相談しましょう。

(Photo by:http://pixabay.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-26掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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