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低血糖で肝臓にダメージ?!病気のリスクを上げる脂肪肝の原因とは

脂肪肝というとアルコール多飲など糖質の取り過ぎによって起こるものと思われていますが、食事量が極端に少ない低栄養状態でも脂肪肝になる場合があります。

 

低血糖による脂肪肝

人の身体はブドウ糖が不足し低血糖になると、身体の中で独自に糖を生み出す機能があります。主に筋肉のアミノ酸を活用し、それを原料として糖新生を行います。つまり筋肉を消費して糖質を作ることになります。

 

結果として、低栄養状態でありながら糖質は補充され、逆に筋肉が減少することになるため、結果肝臓のの健康な部分が減少し、脂肪部分の割合がふえて、大きな脂肪肝になってしまうのです。

 

脂肪肝の原因

●糖質の取り過ぎ(暴食、大食い)

●アルコール多飲

●運動不足

が主な脂肪肝の原因として知られていますがこれに、

 

●小食の糖分不足の低血糖による脂肪肝

が加えられます。

 

食事制限は正しく無理をしない

低血糖が原因の脂肪肝ということはまさに盲点とも言っても良いケースです。

普段健康に気をつけて食事も制限している人が、気がついたら低血糖で脂肪肝になっていたという不条理な場合も考えられます。

脂肪肝=アルコールや食事の取り過ぎなどというイメージが定着しているため、本人の気づかないところで、だまし討ちのように脂肪肝になってしまう可能性があるのです。

最悪のケースを避けるためにも普段の食事など低血糖を起こさないよう注意を払いましょう。

 

宮入菌(ミヤBM錠)は、脂肪分解に関わる酵素を増加させる?~NAFLDの改善

クロストリジウム菌の一種である「宮入菌」は、酪酸を産生する菌であり生菌製剤の「ミヤBM錠/ミヤリサン」として広く知られています。

しかし、近年の理化学研究所の研究では「自己免疫疾患抑制に関わる制御性T細胞増加をうながす」作用があることが明らかにされています。

 

また、この他の作用として、脂肪分解を促進する酵素を生み出す細胞小器官「ペルオキシソーム」の分化誘導をうながす作用があることも報告されています。

 

ペルオキシソームとは?

ペルオキシソームとは、細胞内に存在する細胞小器官のひとつで、ヒトにおいては数百~数千個がひとつの細胞内に存在しているといわれています。

 

この器官の内部には、多くの酸化酵素(オキシダーゼ)を含まれており、さまざまな物質の酸化反応が行われています(脂質の分解、過酸化水素の分解など)。

 

宮入菌はペルオキシソームとどんな関係がある?

宮入菌が産生する「酪酸」がペルオキシソーム分化誘導に関連しているとされています。

PubMedに登録された研究によれば、以下の結果が報告されています。

 

■マウスへの宮入菌投与で、ペルオキシソームの間接的増加が示唆(PMID: 25659146)

実験内容

マウスに、宮入菌+食物繊維(菌増殖促進)を含んだ高脂肪食を与えたあと、体重・血清トリグリセライド・mRNA発現・ペルオキシソーム増加量を評価する。

 

結果

・有意に体重が減少した。

・ペルオキシソーム増殖に関わる受容体が増加した。

・ペルオキシソームの合成因子に関わるmRNA発現量が増加した。

 

マウス実験では、NAFLD(非アルコール性脂肪性間疾患)の改善効果がみられた

■マウスへの宮入菌投与で、NAFLD改善効果がみられた(PMID: 24166662)

実験内容

マウスに12週間、1)宮入菌を添加した高脂肪食と、2)通常の高脂肪食を与え、NAFLDへの有効性を評価した。

 

結果

宮入菌添加高脂肪食の方が、通常の高脂肪食より、

・肝脂肪滴が減少した。

・肝臓の脂肪分解酵素のmRNA発現量が大幅に減少していた。

・肝臓のコレステロール代謝酵素と排泄トランスポーターに関わるmRNA発現量が大幅に増加していた。

・糞便中の総胆汁酸と非エステル化脂肪酸の排泄を促進した。

 

最後に

このように、宮入菌の摂取はNAFLDの改善につながる可能性があります。

ただ、ヒトへの臨床試験は未だ行われておらず、今後の進展に期待したいところです。

(参照ウェブサイト:PubMed(宮入菌のNAFLD改善効果)・(宮入菌のペルオキシソーム発現効果))

 

意外!?あなたも気をつけて、女性にありがちな脂肪肝の原因

脂肪肝とは肝臓に脂肪が異常に蓄積されている状態を指します。何となく脂肪肝と言うと男性というイメージがあるかもしれませんが、女性ホルモンが減る40代以降は、女性でも発症する可能性が高まります。

 

女性にありがちな原因

増加傾向にある脂肪肝は日本人の3人に1人が発病しているとも言われる病気です。よく知られている原因はお酒の飲みすぎなどの乱れた食生活が言われますが、女性に多い原因は甘いものの食べ過ぎと言われています。

 

お菓子はもちろん糖質が多く含まれていますし、健康のためと思って摂取している果物にも糖質は多く含まれます。もちろん食べ方や1日のうちでどの時間に食べるかによって体への影響は変わりますし、果物が体に害をなすと言うわけではありません。

 

しかし、摂取方法によってはこの糖質が肝臓で中性脂肪に合成されて蓄積し、脂肪肝になるのです。

 

ダイエットによっても脂肪肝になる

女性で常にダイエットしていると言う人は少なくないと思います。適度なダイエットは健康管理という側面からも良いかもしれませんが、極端なダイエットは脂肪肝を誘発する可能性があります。

 

特に危険なのは糖質を多く含む食べ物の摂取制限によってダイエットをすることで、上記のようなお菓子や果物のみならず、お米やパンなどの炭水化物をぬいて糖質を極力カットするようなダイエットの仕方をすると、低栄養性脂肪肝になる可能性が高まります。

 

多少の脂肪が肝臓には必要

脂肪肝という言葉だけ聞いてしまうと、肝臓に脂肪がついていることが悪いことのように感じてしまうかもしれませんが、実際は肝臓にとっては一定量の脂肪が必要です。

 

しかし上記のような方法で糖質を極端に制限してしまうと、肝臓は必要量の脂肪がなくなってしまうのを防ごうとして体中から脂肪をかきあつめてしまいます。こうして脂肪肝を発症することがあるのです。

 

糖質はとりすぎてもとらなすぎても脂肪肝の危険性が高まります。どんな食べ物もそうですが、偏ってそればかりを摂取しないようにすることが重要です。

 

様々な病気のリスクを上昇させる脂肪肝

脂肪肝とは、食べ過ぎや飲みすぎなどの食生活が主な原因になって、肝臓に中性脂肪やコレステロールが過度に溜まった状態のことを言います。いわば肝臓の肥満症のようなものです。健康な人の肝臓でも3%から5%の脂肪を含んでおり、この脂肪は肝臓にとって必要な脂肪です。しかし5%を超えると不必要な脂肪がついていることになり、これを脂肪肝と呼んでいます。

 

脂肪肝から様々な病気が

脂肪肝は悪化すると様々な病気を引き起こすことがありますし、様々な病気のリスクを引き上げます。

 

脂肪肝から肝硬変・肝臓がん

脂肪肝が進行すると肝臓が炎症を起こす肝炎を発症することがあり、これによって肝細胞が急速に破壊されて、一部が壊死したり、線維化によって肝細胞がかたくなり、機能しない状態になってしまいます。この状態が肝硬変や肝臓がんの一段階前の状態で、この状態で食生活の改善を行わなければ肝硬変や肝臓がんに進行していく危険性が高くなります。

 

脂肪肝から糖尿病・動脈硬化

脂肪肝は糖尿病の発病リスクを上げます。肝臓は糖を蓄積する機能もある臓器で、血中の糖が一定になるような作用をしてくれます。しかし脂肪肝になると糖を取り込む余裕がなくなってしまうため体内の血中の糖の調節がうまくいきません。これによって糖尿病が引き起こされ、糖尿病が進行すると動脈硬化、ひいては脳梗塞や狭心症、心筋梗塞が引き起こされます。

 

糖尿病から脂肪肝

糖尿病に限ったことではありませんが、メタボリックシンドロームの条件項目に入るような生活習慣病が元々ある人は脂肪肝になりやすい上、発症した時の進行がはやいので注意が必要です。特に糖尿病ではインスリンと言う血糖値を下げるホルモンの働きが鈍くなっています。このインスリンの働きが鈍いと肝臓に脂肪がたまりやすくなることが分かっていて脂肪肝になりやすくなりますし、その上、糖尿病における脂肪肝は死亡率が高いことも分かっています。

 

 

脂肪肝はそれ自体よりも様々な病気を連れてくることに、大きな危険があります。

 

勘違いしがちな「脂肪肝」 あなたはどれくらい知ってる?

肝臓は、人の臓器の中でも最大級。

体重の50分の1程度の重さと言われ、成人で1-1.5キロほどある巨大な臓器です。

 

そんな肝臓に脂肪がつくことを「脂肪肝」と言います。

実際に、健康診断などで、可能性を指摘されたことがある方もいらっしゃるのでは。

 

単純に、脂肪がついただけ?ほおっておけば治る?

 

今は良くても、このままだと、いずれ取り返しのつかないことになることもあるのです。

 

○ 脂肪肝とは

脂肪肝とは、肝臓を構成する肝細胞の内部に、脂肪(中性脂肪)が過剰に蓄積した状態です。

蓄積した結果、肥大することも。

 

・肥満による単純性脂肪肝

・アルコールによるアルコール性脂肪肝

・非アルコール性脂肪肝

・妊娠に伴う急性妊娠性脂肪肝

 

など、過程により様々な名称があります。

 

○ 症状は?

基本的に、症状はほとんどありません。

疲れやすかったり、腹部に軽い不快感が生じることもあります。

 

ではほおっておいていいのでしょうか。

 

脂肪肝は、場合によっては肝炎、肝硬変から肝臓がんへと至る可能性があります。

 

特に、継続的な飲酒により、肝臓に与える損傷はとても大きいものです。

継続して損傷が続くと、細胞が線維化し、硬直します。この状態が肝硬変で、ここまで来ると肝細胞は死滅し、もとの正常な肝臓に戻ることはできません。

脂肪が蓄積した今だからこそ、元に戻せるのです。

 

○ 脂肪肝への対処

対処法ですが、脂肪が蓄積しただけなら、脂肪を減らせばいいのです。

つまり、アルコールが原因ならば、禁酒する。薬物が原因なら薬物を摂取しない、食事が原因ならばバランス良くコントロールを行う、です。

飲酒の場合、禁酒して6週間以内には、脂肪の蓄積は解消するそう。ダイエットよりも早く効果がでますね。

 

脂肪肝にならないためにも、脂肪肝の可能性があると言われても、バランスのよい食生活を心掛けたいものですね。

 

中性脂肪低値&食習慣問題ナシ!でも『脂肪肝』…原因は?

検査値から原因の読めない『脂肪肝』、実際は体がストレスへ適応しようとすることが原因?

 

近年、検診受診者の2~3割が脂肪肝を罹患しており、その頻度は年々増加していると言われています。脂肪肝の中でも、成人の8%は飲酒歴がなく脂肪性肝障害になる『非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)』を罹患しており、1%が肝脂肪から生じる炎症によって線維化する『非アルコール性脂肪肝炎(NASH)』への進行の可能性があると報告されています。

NASHは病態が進行すると、肝硬変や肝がんを引き起こす可能性があり、早期治療が求められます。

 

多くのはNAFLDの原因として、中性脂肪の過剰摂取があげられていますが、一方で食事習慣にまったく問題が無く、中性脂肪低値であるのも関わらず『脂肪肝』と診断されるケースも多くあるようです。これまで、その原因は不明とされてきましたが、近年その原因がストレスに適応するために起こる『先祖がえり現象』であると指摘している専門家もいるようです。以下では、その詳細について見て行きたいと思います。

 

脂肪肝と診断される基準は?

脂肪肝の診断には、エコー(超音波)検査やCTスキャンなどの画像検査と血液検査を合わせることで診断されます。血液検査では、ALT(アラニントランスフェラーゼ、又はGPT)、AST(アスパラギンサントランスフェラーゼ、又はGOT)の値が50~100前後に上昇する場合が多く、γ-GTPやコリンエステラーゼ(ChE)なども上昇します。

 

<脂肪肝だと血液検査値はどうなる?>

◆GOT

正常値⇒10~40IU/l、脂肪肝⇒軽度上昇。過栄養ではGPT>GOT

 

◆GPT

正常値⇒5~35IU/l 、脂肪肝⇒アルコール性の場合はGOT>GPT

 

◆γ-GPT

正常値⇒50IU/l以下、脂肪肝⇒アルコール性で上昇

 

◆コリンエステラーゼ

正常値⇒186~190IU/l、脂肪肝⇒過栄養で上昇する

 

◆総コレステロール

正常値⇒120~220mg/dl、脂肪肝⇒上昇する

 

◆中性脂肪

正常値⇒50~150mg/dl、脂肪肝⇒上昇する

 

脂肪肝の原因『先祖がえり』とは?

安保徹医学博士によると、以下のように説明されています。

 

<長時間労働が肝臓に脂肪を貯蔵させる>

『断食を行うと、100%脂肪肝になる』という事実があります。断食によって、糖質が得られなくなると、ミトコンドリアは生き延びるために皮下脂肪を肝臓に戻してエネルギー生成を行います。ストレスが生じたときも同じく肝臓に脂肪を戻し、心身の発奮のための大量のエネルギー生成を行います。脂肪はATP生成効率がよいので(脂肪:9kcal/g、タンパク質:1~1.5kcal/g、糖:1~1.5kcal/g)ミトコンドリアの危機にはこれが利用されます。

 

この肝臓への脂肪蓄積は『先祖返り』と呼ばれており、恒温動物である人間が進化の過程で、変温動物であった際に皮下脂肪が必要ではなく、肝臓に脂肪を貯蔵していたときの名残が強いストレスが持続したときに現れるためだと指摘されています(肝臓の発生起源は腸から膨らんだものであり、その部分が胆汁や脂肪を蓄える役割を担っていた、と説明されています)。

 

<脂肪肝を発生させる原因>

以下の5点は脂肪肝を誘引させるとされています。

 

◆断食による飢餓状態

極端なダイエットを行うと、脂肪肝になる例が多数報告されています。断食では脂肪肝発症の確立は100%と言われています。これは生命維持のためにミトコンドリアが皮下脂肪を肝臓に戻す作用によるものだといわれています。

 

◆長時間労働

長時間労働では、食物からのエネルギーだけでは対応できず、持久力不足となり肝臓に脂肪を溜め込むよう体が働きます。またストレスが発生することも脂肪肝誘引の要素となります。

 

◆精神的なストレス

人間関係や経済状況で悩んでいるなど強いストレスがあると、交感神経が刺激されエネルギー代謝が活発になります。この状態が持続すると脂肪肝になりやすいと言われています。

 

◆肥満

少しの運動で息が切れるなど、肥満の程度が進んでいる場合は、循環器に負担がかかると共にストレスを感じ、交感神経が刺激され脂肪肝になると言われています。

 

◆薬の飲み過ぎ

薬の多くは交感神経刺激作用のあるものが多く、長期間の服用で脂肪肝誘発する可能性はあります。

(参考ホームページ:医学博士安保徹オフィシャルホームページ)

 

最後に

上記の説に関しては、明確に実証されたものではないようですが、原因の不明な脂肪肝にストレスが関与していることは広く認知されており、確かな要因であるようです。ストレス性脂肪肝の対処法として、まずは投薬を行うよりもストレスを低減させることが先決だとされています。また合わせて、有酸素運動を取り入れるなどストレスにならない範囲での脂肪燃焼を行っていくことが必要になります。

(Photo by 写真AC)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-18掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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