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生活習慣病

悪性高血圧の診断基準はこれ!

 

高血圧の中に、悪性高血圧というものがあります。これは別名高血圧緊急症とも呼ばれるもので、治療をしないで放っておくと半年から一年で命を落としてしまう可能性が高い重大な病気です。

 

 

悪性高血圧の診断基準は以下のようなものです。

1.定型的悪性高血圧(以下の①~④を満たすもの)

①治療前の拡張期血圧が常に130mmHg以上

②眼底所見はKWKieth-Wagener)Ⅳ度で、乳頭浮腫および網膜出血を示す

③腎機能障害をきたし、腎不全(血清クレアチニン5.0mg/dl以上)に至ったもの

④全身症状の急激な悪化を示し、特に脳症状(運動失調、知覚障害、頭痛、めまい、悪心など)や新症状(呼吸困難、胸痛、不整脈など)を伴うもの

 

2.非定型的悪性高血圧(以下の①~③)のいずれか1つを満たすもの

①拡張期血圧が120mmHg以上、130mmHg未満で、1.の②、③、④のすべてを満たすもの

KWⅢ度の高血圧性網膜症で、1.の①、③、④のすべてを満たすもの

③腎機能障害(血清クレアチニン3.0mg/dl以上)はあるが腎不全には至らないもので、1.の①、②、④のすべてを満たすもの

 

38週間以上の強力な降圧治療後も以下のすべてを満たすもの

①拡張期血圧が100mmHg以上

KWⅢ度以上の高血圧性網膜症で、軟性白斑または網膜出血を示すもの

③腎機能障害(血清クレアチニン3.0mg/dl以上)を示すもの

 

これらの12.のいずれかを満たし、かつ3.を満たすと悪性高血圧と診断されます。これによって診断が下されたら、血圧を下げるために降圧薬を投与します。ただし、急激に血圧が下げると危険ですので、段階的に下げていきます。

 

 

悪性高血圧症が疑われる症例には、迅速な診察・検査と診断によって、病態の把握を行い、早急に治療開始をすることが重要です。

 

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/12/24-374442.php?category=266])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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