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生活習慣病

様々な病気を引き起こす高血圧、緊急性の高い悪性高血圧の種類や対処法

 

高血圧の中には緊急的に処置をしなければ危険な高血圧緊急症(悪性高血圧)があります。高血圧緊急症はすぐに降圧治療をしなければならない高血圧の病態のことを指し、以下のように様々な種類があり、それぞれに適した対処が必要です。

 

高血圧脳症

…高血圧によって脳の血液が異常に増えてしまい、脳の毛細血管から液体成分が漏れてしまって、頭蓋内の圧が増してしまうのが高血圧脳症です。そのため速やかに降圧薬を投与して脳の圧を下げなければ、命に危険が及びます。ただし降圧効果が出すぎないように降圧速度を調整しながら行います。

 

高血圧性急性左心不全

…血圧が高いことによって、血液を全身に送り出す左心室の障害のため、肺水腫をともなう左心室不全に陥ることがあります。ACE阻害薬、カルシウム拮抗薬などと用いて血圧を下げるとともに、利尿薬などと用いて肺水腫の改善をはかります。

 

急性心筋梗塞や不安定狭心症に重症高血圧が合併

…左心室の仕事量、心筋の酸素需要を減らすことが重要で、ニトログリセリンの持続静脈内注射が行われます。心不全がなければβ遮断薬も使用されますが、使用できない場合や降圧が十分でない場合はジルチアゼムを用います。血圧上昇を伴う狭心症発作にはまず亜硝酸の投与を行います。

 

褐色細胞腫クリーゼ

…副腎から発症した腫瘍が血圧を上げるホルモンを分泌するもので、フェントラミンを血圧が落ち着くまで数分ごとに静脈注射します。これで降圧効果が認められると高確率でこの疾患と認められます。頻脈が起こっている場合はβ遮断薬が有効ですが、十分にα遮断薬を投与した後に用います

 

高血圧の薬に関しては研究が盛んな分野でもあります。そのため、薬の効果などは変化していきますので、処方の方法も変わっていきます。

 

高血圧による頭痛の対処法は運動が最適なの?

現在治療中の患者さんはおよそ700万人、また未治療の人を含めると約3000万人にも上るとされている高血圧ですが、そもそも高血圧とは一体何なのでしょうか。

 

まず、血圧とは血管の中の圧力のことを指し、高血圧とはその中でも動脈に異常に高い圧力がかかる状態のことをいいます。ほうっておくと様々な合併症を引き起こす危険もあるので注意が必要です。

 

また、高血圧の症状としては頭痛(後頭部から肩にかけての痛み)、肩こり、めまい…といったものが挙げられます。こちらではその中でも頭痛の対処法をご紹介します。

 

◆高血圧による辛い頭痛…

高血圧の状態が続くと、毎日のように続く頭痛に悩まされている方もきっと多いことでしょう。頭痛だけであれば良いと思われるかもしれませんが、頭痛に悩まされている当人にしてみれば、ひどい頭痛は辛く感じられることでしょう。

どうにかしてこの頭痛を治したいときっと思われているに違いありません。

 

◆高血圧による頭痛の原因と対処法

頭痛が起こる原因は様々なものがありますが、高血圧によって頭痛が生じている場合には、やはり血圧を下げるのが最も効果的な手段となります。しかし、血圧はそう簡単には下がりません。ですから、少しずつ時間をかけて血圧を下げる努力をすることが大切になります。

 

あまりにも血圧が高い場合には病院で薬を処方してもらい、その降圧剤によって血圧の上昇を抑えることが出来ます。その他には

 

・適度に有酸素運動に励む

・塩分を控える食事にする

・規則正しい生活習慣を送る

 

と言った方法があります。高血圧は生活習慣病の1つですから、従来の生活習慣を改善することで効果は得られることでしょう。

 

もちろん、市販の鎮痛剤を服用することで頭痛自体を和らげることも可能です。しかし、それは根本的な原因を取り除くわけではありませんから、痛みが続く限り服用し続けなければなりません。そうならないためにも、少しでも症状を緩和するためには、血圧を下げる努力をしてみましょう。

 

 

高血圧には血管を健康に!血管の健康に注目は「葉酸」

血管は全身の細胞を動かすのに欠かせない、非常に重要な器官です。当たり前のようにそこにあるのが血管ですが、これがなければ心臓が動いていても意味がありませんし、脳が働くこともできませんから、生命活動の維持においてある意味、最も重要と言えるかもしれません。

 

血管の健康と高血圧は深い関係

血管が健康である状態というのは、血管自体に柔軟性があって、血流量の変化にしなやかに対応できる状態を指します。しかし老化と共にこうしたしなやかさというのは失われ、血流量の変化に耐えるのもやっとという状態になっていきます。この状態は高血圧の原因になることもありますし、逆に高血圧によって血管の不健康が引き起こされることもあります。いずれにせよ血管が健康でなければ、高血圧への影響が大きいということが言えます。

 

血管の健康を維持するには「葉酸」がいい

血管の健康を維持する方法はいくつもありますが、その一つに「葉酸」があります。葉酸とは「葉」という字がつく通り、シュンギクやホウレンソウ、モロヘイヤといった葉物野菜に多く含まれる成分であり、赤血球やDNA,RNAの生成に不可欠な存在です。

 

葉酸の効果ってなに?

葉酸は血管の壁を傷つける働きのある、ホモシステインを減らす効果があるとされています。実際、葉酸をしっかりと取っている人は血管が健康である傾向があるようで、とても注目されています。

 

しかしバランスが大事

葉酸を食事からとる分には全く問題はないようですが、サプリメントなどで葉酸だけを過剰に摂取することにあまり意味はないようです。というのも葉酸が正常に機能するためにはビタミン12とのバランスが大切であるため、葉酸だけをたくさん取ってもあまり意味がないのです。

 

葉酸は水様性の成分ですので、食べるのなら生か、ゆで汁ごと摂取できるスープなどの形が効率的でしょう。

 

精製塩より天然塩!?天然塩を選ぶと血圧に影響がある?

高血圧の原因として塩分が良く言われます。しかし、実際には減塩が必要なのは、高血圧を発症している中でも、食塩を普段から多く摂っている人や腎疾患のある一部の人々だと言われています。

 

天然塩から作られる精製塩

普段の生活で料理などに使用されているのは精製塩です。精製塩というのは天然塩からミネラル成分などを除いて、ほぼ塩化ナトリウムだけの形にしたものです。

 

天然塩の成分

精製塩の製造過程でのぞかれてしまうナトリウムやマグネシウム、カリウム、カルシウムなどは人の体に非常に大切な役割を持つものです。特にカリウムは塩化ナトリウムと一緒に摂取することで、余分な塩化ナトリウムを体の外に排出するよう働きかけてくれます。塩化ナトリウムは体の中になくてはならないものですが、基準値を超えると高血圧につながる可能性がある為、カリウムの働きは大切なのです。

 

天然塩を摂れば血圧が下がるの?

塩化ナトリウムとカリウムの関係を見ると、普段使用する塩を天然塩に切り替えれば血圧が下がるのではないかと思うかもしれません。しかし実際、天然塩と高血圧の関係については様々な意見があり、一概に天然塩を使うようにすれば高血圧でも大丈夫ですよとは言えません。むしろ、料理などで使用する塩というのは、微量ですし、その中に含まれるミネラルと言ったらもっと少ない量ですから、数日の食事でそうした効果を感じられるかどうかというのは疑問が残ります。

 

どちらかといえば天然塩というくらい

現段階で高血圧の塩分制限に対処する方法で言うならば、どちらかといえば精製塩よりも天然塩の方が良いというくらいでしょうか。確定的な結論は出ていませんが、実際に成分の違いは明白ですので、どちらも選択できるならば天然塩を選択する方がベターといえるでしょう。

 

天然塩に含まれるカリウムは熱に弱いという特徴がありますので、調理の仕方には工夫が必要かもしれません。

 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2008/12/13-011079.php?category=393])

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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