カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 生活習慣病 >
  3. 高血圧 >
  4. その他 >
  5. 降圧治療が必要?悪性高血圧の種類とそれぞれの病態への対処法

生活習慣病

降圧治療が必要?悪性高血圧の種類とそれぞれの病態への対処法

 

高血圧の中には緊急的に処置をしなければ危険な高血圧緊急症(悪性高血圧)があります。高血圧緊急症はすぐに降圧治療をしなければならない高血圧の病態のことを指し、以下のように様々な種類があり、それぞれに適した対処が必要です。

 

 

高血圧脳症

…高血圧によって脳の血液が異常に増えてしまい、脳の毛細血管から液体成分が漏れてしまって、頭蓋内の圧が増してしまうのが高血圧脳症です。そのため速やかに降圧薬を投与して脳の圧を下げなければ、命に危険が及びます。ただし降圧効果が出すぎないように降圧速度を調整しながら行います

 

高血圧性急性左心不全

…血圧が高いことによって、血液を全身に送り出す左心室の障害のため、肺水腫をともなう左心室不全に陥ることがあります。ACE阻害薬、カルシウム拮抗薬などと用いて血圧を下げるとともに、利尿薬などと用いて肺水腫の改善をはかります。

 

急性心筋梗塞や不安定狭心症に重症高血圧が合併

左心室の仕事量、心筋の酸素需要を減らすことが重要で、ニトログリセリンの持続静脈内注射が行われます。心不全がなければβ遮断薬も使用されますが、使用できない場合や降圧が十分でない場合はジルチアゼムを用います。血圧上昇を伴う狭心症発作にはまず亜硝酸の投与を行います。

 

褐色細胞腫クリーゼ

…副腎から発症した腫瘍が血圧を上げるホルモンを分泌するもので、フェントラミンを血圧が落ち着くまで数分ごとに静脈注射します。これで降圧効果が認められると高確率でこの疾患と認められます。頻脈が起こっている場合はβ遮断薬が有効ですが、十分にα遮断薬を投与した後に用います

 

 

高血圧の薬に関しては研究が盛んな分野でもあります。そのため、薬の効果などは変化していきますので、処方の方法も変わっていきます。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2008/12/13-011079.php?category=393])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

その他に関する記事

高血圧の人は気をつけて!入浴やトイレで注意が必要な理由と注意点

  高血圧である場合、心臓や脳の血管に疾患があることが多く、血圧が大きく変...

子どもの高血圧が増えている!子供の飽食や運動不足について

  現代では飽食や運動不足によって生活習慣病を発症する子どもが増えており、社会問...


精製塩より天然塩!?天然塩を選ぶと血圧に影響がある?

  高血圧の原因として塩分が良く言われます。しかし、実際には減塩が必要なのは、...

カラダノートひろば

その他の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る