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例外とされてきた境界性人格障害

 

境界性人格障害とは二つの心の病気の境界線上にあるということが特徴の精神疾患です。その二つの心の病気とは神経症と統合失調症で、境界性人格障害はこの二つに似ている側面を持っています。

 

 

神経症の症状

神経症では小さなことが不安でたまらなくなったり、強いストレスを受け続けたために自分が自分であると言う感覚が薄れてしまうなどの症状が見られるものです。これは心の問題が身体的症状になってあらわれ、不安障害や解離性障害などとも言われます。

統合失調症の症状

統合失調症に特徴的なのは妄想や幻聴で、自分の精神世界がまとまりを持たなくなり、被害妄想が現実化したような妄想や幻聴があらわれます。これによって現実のとらえ方が大きくゆがんでしまい、ものの見方やとらえ方の一貫性を失います

 

境界性人格障害

境界性人格症状では、ある日には症状がとても軽いように見えて、あるときには統合失調症のように重い症状が見られます。そのため境界性人格障害であると言う特定が困難な病気でもあります。

境界性人格障害は、元々はこの名前はついておらず、神経症と統合失調症の境界例とされてきました。神経症ほど常に軽いものではないけれど、統合失調症ほど常に重い症状があるわけでもないということで、どっちつかずの位置にいたのですが、今ではこの境界例の一部が境界性人格障害と定義されています。

 

区別しにくい境界性人格障害

人格障害には境界性人格障害の他、演技性人格障害や、自己愛性人格障害、反社会性人格障害などさまざまあり、特にこれらのほかの人格障害との共通点が多く見られます。境界性人格障害は現実とのかかわりが崩壊するほど重症ではないけれども、問題を生じやすい状態にあるものという「程度」の問題になってきますので、判断も難しいのでしょう。

 

 

元々境界例とされていた境界性人格障害ですから、判断が難しいことも当然と言えば当然かもしれません。

 

  

(Photo by: [//www.ashinari.com/2011/11/20-353064.php?category=48])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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