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解離性障害の治療に際して

 

解離性障害には様々な症状があらわれ、その症状によってカテゴリー化されています。有名なものでは多重人格症状があらわれる解離性同一性障害、そして解離性健忘や解離性とん走など実に多岐にわたります。ただ、あらわれる症状は違えど、根本的な部分はそう大きく違わず、治療の方向もある程度共通しています。

 

 

基本環境

解離性障害の治療においてまず前提になるものがあります。それは以下のようなものです。

安心して治療を受けられる環境を整えること

家族など患者と接する人の病気への理解

主治医との信頼関係

解離性障害は何らかの大きなストレスをかかえていて、そのストレスをうまく表現することができないために、緊急的な回避方法として解離性障害の症状としてあらわれます。そのため、他人に自分を表現できる環境が必要になります。それを他人に表現するためには、安心できる人との関係性が必要になります。

 

見守る態度も大切

解離性障害の多くの症状は、ある程度の時間をすぎれば自然に解消されたり、別の症状へ移行します。そのため上記のような雰囲気や環境を整えながら、症状の自然経過を見守る余裕を持つことも大切です。

 

十分な理解をする

解離性障害は多くが、症状を信じてもらえない、演技だと思われてしまうという問題を抱えることがあり、それによって症状が悪化してしまうことがあります。そのため、医師は患者や、その家族に対して十分に病気について説明する必要がありますし、家族は十分に理解する必要があります。また、患者本人が十分な理解をしていない場合もありますので、全員で病気を理解し、症状を受け入れる環境を整えることが必要です。

 

薬物療法はあまり行われない

解離性障害には有効な薬はないと言われています。症状としては統合失調症と混同されやすい部分もあるのですが、統合失調症で使う抗精神薬もあまり有効ではありません。ただ解離性障害を悪化させるような依存症、例えばうつ症状に対して抗うつ薬を使われたり、PTSDを含む神経症状に対して精神安定薬が使われるなどはあります。

 

 

解離性障害では第一に患者の病気を理解し、受け入れることが求められます。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/09/27-028254.php?category=48])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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