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なぜ生理前にめまいが起こる?原因3つと対処と治療法

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生理前に、「めまい」が起こった経験はないでしょうか?生理とめまいは結び付けにくいかもしれませんが、実は生理前にめまいを感じることがあります。どうして生理前にめまいが起こるのでしょう?ここでは生理前におこるめまいの原因と、めまいへの対策方法をご紹介します。

対策を知って生理前でもめまいに悩まされず、快適に過ごしましょう♪

 

生理前に起こる症状(PMS)とめまい

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生理前になると無性に甘いものが食べたくなったり、イライラしたり、乳房が痛くなったりすることがあります。こうした生理前の身体的、精神的な不調はPMS(月経前症候群)と言います。これは生理の3~10日くらい前から起こり、生理が始まると徐々に症状が消えていきます。

 

このPMSが起こる原因と言われているのが、女性ホルモンの乱れです。生理前の時期は2種類の女性ホルモン、「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」の分泌バランスが急激に変化します。この影響で、生理前にPMSを起こすと言われています。

さらにこのPMSで見られる症状は200種類以上とも言われるほど多岐に渡ります。頭痛や腰痛といったものから、憂鬱な気分になったり、肌が荒れたり、むくんだりなど、実に様々です。

 

たくさんある症状の中にめまいや立ちくらみと言った症状もあります。こうしたPMSの症状は人によって違いますし、同じ人でも月によって違うこともあります。

 

生理前にめまいが起こるのは病気?

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めまいというと何か病気が原因にあるのでは?と考えるかもしれません。生理前に起こるめまいは病気なのでしょうか?

先にも書いたように、PMS(月経前症候群)の症状の一つとしてめまいが起こることはあります。生理前の体の中の変化によってめまいが起こるのは、ある意味では自然な症状と言えます。

ただし、全く病気とは関係ないとは言い切れません。もしかしたら生理前の体の変化に反応して、他のめまい症状が起きているかもしれないためです。

 

例えばもともと貧血気味の人の場合、生理前の不調をきっかけにして症状が強く出るかもしれません。普段は特別貧血の症状を感じていないので、自分が貧血気味ということに気づいていないだけということもあります。

貧血以外にもめまいを起こす病気はあるため、病気の可能性も否定はできません。特にめまい症状が出ることで知られるメニエール病は、生理前に起こる体の変化とも関係していると言われています。

 

-生理前にめまいが起こる仕組み

ではどうして「生理前」にめまいが起こるのでしょうか?

一つは女性ホルモンのバランスです。生理前は女性ホルモンのバランスが乱れます。しかしこの変化に体が対応しきれないことがあります。それによって自律神経が乱れてしまい、その影響からめまいが起こることがあります。

 

また、生理前や妊娠後は黄体ホルモンの分泌が増します。このホルモンの働きで水分を体にため込みがちになると、内耳という場所に水がたまることがあります。内耳は体のバランス機能を担っていて、これがめまいの原因になります。

 

さらに元々血圧が低い場合、体の中の水分が滞ることで低血圧が悪化することもあり、立ちくらみのような症状が出ることもあります。

一言でめまいと言っても、色々な仕組みで起こっている可能性があるんですね。

 

生理前にめまいが起こる原因として考えられるもの

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めまいが起こる仕組みで紹介したように、めまいが起こる原因はひとつではなく、複数重なっていることもあります。それでは生理前にめまいが起こる場合、どんな原因が考えられるのでしょうか?3つの原因をご紹介します。

 

生理前のめまいの原因①:月経前症候群

生理前に起こるめまいの原因で考えられるのが、月経前症候群(PMS)です。PMSはたくさんの症状があり、その中の一つの症状としてめまいが出ていると考えられます。ではPMSが原因の場合、どうすればいいのでしょう?

 

対処法

PMSとしてのめまい、ひいてはPMSそのものに対してできる対策をご紹介します。

ひとつは「しっかりと休む」ことが大切です。これによってPMSが起こる原因である、女性ホルモンの変化を和らげることができます。いつもよりも意識して睡眠をとり、無理をするのは避けましょう。忙しさに追われてしまうと、余計に症状が強くなることがあります。忙しく動いていると、めまいによって転倒の可能性もあり危険です。

 

また、体を冷やさないようにすることも大切です。体を温めることによって血の巡りや水分のめぐりをよくして、症状を和らげることができます。特に子宮周辺はそうですし、首、手首、足首の冷えがないように服装に気を配りましょう。

 

生理前のめまいの原因②:貧血

生理前には、貧血が原因でめまいが引き起こされることもあります。女性は生理の時に大量の血液を体の外に出してしまいます。そのため普段貧血ではなくても、生理周辺、特に生理中に貧血の症状が出ることがあります。

 

生理中の貧血防止に必要な鉄分

生理の際に起こる貧血は、血液の中の鉄分が不足して起こる鉄欠乏性貧血です。大量に血液を失ってしまうことによって、当然それに含まれる鉄分が体の中で不足して、貧血の症状が出ます。この貧血の症状の中にあるのが、めまいをはじめとして、寒気や立ちくらみ、動悸などの症状です。

 

だからこそ生理の際には不足する鉄分を積極的に摂取すること大切です。普段の食生活の中で摂取することも必要ですが、それができなければサプリメントなどを効果的に取り入れてあげるのもいいでしょう。ただし、鉄分が不足しているからといって、摂りすぎては女性ホルモンのバランスを崩してしまうことがあります。過剰摂取にはならないように気をつけましょう。

生理中の貧血の鉄分補給におすすめの食材

もちろん毎日の食事に鉄分を多く含む食材をとりいれることも有効です。

ただし鉄分は腸での吸収率が低いので、食べ方に注意が必要しましょう。鉄分はヘム鉄と非ヘム鉄の2種類があり、ヘム鉄は動物性の食品に多く含まれ、非ヘム鉄は植物性の食品に含まれます。

 

おすすめなのが、動物性のヘム鉄で【レバー・マグロ・あさり】などがあります。非ヘム鉄の【ひじき・ほうれん草・小松菜】などはたんぱく質と一緒に摂取する方が吸収率が上がります。ヘム鉄と非ヘム鉄の両方を一緒に摂った方が効率よく鉄分補給ができます。

 

さらに鉄分はビタミンCと一緒に摂ることでも吸収率を上げられます。ピーマンやブロッコリーなどの食材と一緒に摂取してあげましょう。

 

生理中の貧血の鉄分補給にベストなタイミング

腸内で吸収されにくい、ちょっと扱いにくい鉄分ですが、摂取のタイミングにも配慮が必要です。

鉄分は一度にたくさん摂取したからといって、それがそのまま吸収されるわけではありません。一度に体の中に入れる鉄の量には制限があるためです。そのため、1日の中でも数回に分けて鉄分を吸収するのが効率のいい摂取の仕方ということになります。

 

できれば3食の献立の中に鉄分を含む食材を入れてみましょう。朝、昼、晩のそれぞれで鉄分の摂取を意識してみてください。サプリメントの場合には含有量が多くても1日1回の服用のものよりは、数回に分けて服用するタイプがおススメです。

できるだけ、1日の内でばらけさせて摂取し、体が鉄分を吸収しやすいようにしてあげましょう。

 

生理前のめまいの原因③:妊娠初期の可能性?

生理前に起こっためまいの原因は、「妊娠」の可能性もあります。

妊娠すると体の変化からいろいろな症状が出てきますが、その症状のひとつがめまいです。

多くの人が妊娠していることを自覚するのは、生理が来ないといった変化です。しかしそれ以外の症状で妊娠に気付くこともあります。

 

基本的に妊娠したことで起こる変化を自覚するのは、生理予定日の1週間後あたりからです。しかし生理予定日の前から症状が出る、妊娠超初期症状を感じる人もいます。つまり生理が来ない以前に、妊娠に気付くきっかけがあるんですね。これが生理前の症状と間違われやすく、中にはちょっとした不調とやり過ごしてしまうこともあります。

 

妊娠するとこれから赤ちゃんの分の血液も補っていく準備として、血液量が急激に増加していきます。その影響でめまいを起こしやすくなるとされています。

もし妊娠の心当たりがあるならば、めまいが妊娠超初期症状の可能性もあると考えておきましょう。

 

めまいと一緒に起こりやすい症状

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PMSの場合でも、貧血の場合でも、妊娠初期の症状の場合であっても、めまいの症状が単体で見られることもありますが、ほかの症状と一緒に見られることもあります。そんなめまいと一緒に起こりやすい症状をご紹介します。

 

-頭痛

まず、めまいと一緒に起こりやすいのが「頭痛」です。

妊娠の初期には、片頭痛のように頭にズキズキと響く頭痛が起こりやすいとされています。

女性ホルモンの内の黄体ホルモンが多く分泌されると、この黄体ホルモンは、血管を拡張させる働きをします。その作用が頭の血管に及ぶと、拡張された血管の周りの神経が圧迫されて頭痛が起こると言われています。

 

生理前の症状としても頭痛はよく聞かれます。PMSとしての頭痛は女性ホルモンのうちの卵胞ホルモンが減るタイミングで起こりやすいとされていて、生理前では排卵直後に起こりやすい症状です。卵胞ホルモンの減少によって、脳内物質のセロトニンが減少し、これで脳内血管が拡張します。これで頭痛が起こるので妊娠初期と同様、片頭痛のような痛みが生じます。

 

-吐き気

めまいと一緒に起こりやすい症状には「吐き気」もあります。

妊娠したときや生理前に多く分泌される黄体ホルモンには、子宮の収縮を防ぐ役割があります。この作用は子宮だけでなく周辺の臓器である、胃腸にまで及んでしまうことがあります。

 

このため、胃腸の働きが弱まってしまい、食べ物の消化に普段よりもたくさん時間がかかったり、消化不良が起こります。その結果胃もたれが起こり、吐き気や胃の気持ち悪さを感じます。

貧血が原因で吐き気を感じることもあります。鉄分がうまくとれない原因となる食生活が、胃や消化器官を弱らせていることがあるためです。場合によっては消化器系に腫瘍ができていて、貧血と吐き気、そしてめまいを起こしていることもあります。

 

-耳鳴り

「耳鳴り」の症状が出ることもあります。

体が貧血の状態になると、体の各部分に十分に酸素が回らずに脳が酸素不足の状態に陥りやすくなります。頭部が血液不足・酸素不足になると、その付近の耳にも影響が出ます。耳の中の中耳の血行が悪くなると、そこにある鼓膜の血行も悪くなって耳鳴りが起きます。この時の耳鳴りは低い音が断続的に続く特徴があります。

 

妊娠初期は、赤ちゃんを迎え入れるために血液量が多くなることで、鉄分の割合が少なくなり貧血のような状態になっています。妊婦さんの体はこの鉄分の足りない状態になっても、赤ちゃんのいる大事な子宮に優先的に血液を送ります。そのため余計にママの脳が酸素不足になり、耳鳴りが起こりやすくなります。

 

-眠気

めまいと共に「眠気」が強くなったと感じることもよくあります。

あまり眠っていないで眠気が来るのは自然ですが、十分に睡眠もとっているし、休んでいるはずなのに眠さがつきまといます。妊娠初期症状としての眠気はつわりの一つとして「眠りづわり」とも言われます。

 

この眠気は、妊娠時や生理前にたくさん分泌される黄体ホルモンの影響です。黄体ホルモンには睡眠薬と同じレベルの催眠作用があるとも言われていますから、眠くなるのも当然と言えます。また、睡眠時は体温は本来下がります。しかし黄体ホルモンは体温を高く保つ働きをするので、熟睡することができず昼間も眠くなってしまうと言われています。

めまいと合わせて、無理をせずに眠れるときに眠るようにしましょう。

 

-動悸

めまいと一緒に見られやすい症状には「動悸」もあります。

貧血の状態というのは、鉄分が少ない酸欠の状態とも言えます。血液の中の鉄分は酸素を運ぶ役割をしていますから、それが足りないので酸欠のような状態になります。それでも体は全身に酸素を送らなければいけないので、心臓が頑張って血液を送り出します。この時早くなる脈拍が、ドキドキと動悸として感じられるということです。そのため、ちょっと体を動かしただけで酸素付属に拍車がかかり、息切れすることもあります。

 

妊娠すると貧血のような状態になりますが、この場合赤ちゃんにもママにも血液を送り出すので、激しく動悸を感じるようになるんです。

生理前の場合、自律神経が乱れることが原因で動悸が起こることがあります。

 

その他めまいの症状がある病気

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めまいという症状だけを切り抜いて見れば、病気の可能性もあります。生理前といった時期に隠れているだけで、本当は病気が原因のめまいなのかもしれません。そんな、注意するべきめまいの症状のある病気を3つご紹介します。

 

メニエール病

めまいの症状が出る病気でよく知られているのが「メニエール病」です。

メニエール病は耳の中の器官の異常によって引き起こされる病気で、その主な症状が激しいめまいや耳鳴りです。

メニエール病のめまいの原因は、耳の中にあるリンパ液が増えすぎてしまうこととされています。これで平衡感覚が狂ってしまい症状が出ます。片耳だけに起こることが多く、繰り返し発作が起こりますが人によって頻度は異なります。

メニエール病の症状自体が、ホルモンバランスの乱れやすい生理前に出やすい傾向もあるようです。その他ストレスや睡眠不足、過労なども発作のきっかけになります。

初期であれば完治も期待でき、発作を減らすための薬物治療もできます。多くは発症から数年で症状が軽減していくそうです。

突発性難聴

「突発性難聴」でも、めまいの症状が出ることがあります。

突発性難聴は、突然耳の聞こえが悪くなったり、耳がつまった感じがする病気です。同時にめまいや、耳鳴り、吐き気などの症状も起こります。原因がわからず、突然こうした症状が出る場合をまとめて突発性難聴と呼びます。多くは片耳に起こり、メニエール病のように繰り返し起こることはありません。

 

めまいや耳鳴りなどの症状は、難聴が起こる前後に見られるようです。また、風邪を引いた後に突発性難聴を発症することが多く、そのことからウイルスに感染することが原因とも考えられています。

発症してすぐに治療を始めれば回復を見込めますが、2~3か月と長い時間放置していると慢性化してしまう可能性があります。そのため、すぐに病院に行くことをおススメします。

 

前庭神経炎

あまり聞きなれない病気ですが「前庭神経炎」という病気でも、めまい症状が出ることがあります。

前庭神経というのは耳の中の器官で、三半規管から脳につながる神経のことです。ここに障害が起こるのが前庭神経炎です。激しいめまいが起こり、吐き気などの症状が起こりますが、耳鳴りや難聴は起こりません。めまいの症状は数日から1週間ほど続きますが、徐々に治まります。

 

これも原因がわかっていませんが、突発性難聴と同じく、風邪を引いた後に発症するケースが多いので、ウイルス感染に関係があると考えられています。

治療としては安静にしていることが必要で、これと共に薬物療法を行います。後遺症としてふらつきが残るときにはリハビリも必要になってきます。

 

生理によるトラブルは病院でも治療ができる

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めまいはずっと続く症状ではないので、放っておいてしまいがちです。しかしめまいが起こるタイミングによっては危険もあります。こうした生理に関しておこるめまいなどの症状は、病院で治療を受けることができます。

 

婦人科での治療(薬や漢方)

めまいをはじめとして、PMS(月経前症状群)の症状がひどい場合には、婦人科で相談することができます。

場合によってはPMSは日常生活に支障をきたすほど、重いものになることがあります。そうでなくてもその症状によって不安があったり、不便を感じているなら一度相談してみましょう。

 

PMSに対してはピルの処方や漢方薬で症状を軽くすることができます。排卵を止めるピルにネガティブなイメージがある人もいるかもしれませんが、体に負担の少ないピルもあります。自分に合う漢方薬でゆっくり体質改善していくこともできます。

そうでなくてもサプリメントや生活習慣の改善など、専門的なアドバイスを受けることもできます。一人で悩んで悪化してしまうより、相談してすっきりしてみましょう。

 

その他の治療法

ピルや漢方薬などの薬を使う治療法もあれば、それらに頼らない治療法もあります。例えば、PMSを引き起こすとされている鉄分などのミネラルを補う、サプリメントでの治療があります。これを副作用の心配がない治療法として行っているクリニックもあります。

 

他にも食事療法によって、基本的な食生活から改善していくこともありますし、その人の生活習慣によっては運動療法が有効な場合もあります。運動の場合、激しい運動をするよりもヨガやウォーキングのようにゆったりとした動きで、精神的に安定する作用もある運動がよいです。

 

ちなみにPMS(月経前症候群)に対しての治療法ならば、今は専用の市販薬も出ています。病院に行く時間が取れない時には、こうした市販薬を試してみるのもいいでしょう。

 

一瞬でおさまるめまいも見過ごさない

めまいの症状は一瞬しか起こらないので、あまり重要視しないかもしれません。しかし何度もめまい症状が起こっているのであれば、それはどこかに原因があることも考えられます。

めまいが妊娠や貧血のサインなら見逃せませんよね。生理前のめまい症状は対処し、改善することができます。そのままにしておかずに、できる対処をしてあげてください。

(Photo by:写真AC ,pixabay

著者: みの痔さん

本記事は、2016-10-24掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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