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同性愛や異性装とは異なる、性同一性障害

 

性同一性障害とは生物学上の性と、自己認識としての性が一致しない状態のことです。これは心の疾患と位置づけられており、この性の不一致によって悩んだり、落ち込んだりと気持ちが不安定になります。性同一性障害と言う言葉自体は比較的広く知られるようになったものですが、それを正しく認識していない場合がしばしばあります。

 

 

同性愛とは違う

性同一性障害はときどき同性愛者と混同して考えられます。しかし両者は根本的に全くの別のものです。上記の通り、性同一性障害とは生物学上の性と自己認識としての性が一致していない状態のことを指します。生物学上の性と、自己認識としての性のどちらをその人の性として確定するのかは何とも言いにくい部分ではありますが、本人としては男性(あるいは女性)としての心の状態で、反対の性を性対象として選択するのですから、そこは生物学上の性と自己認識としての性が一致している人が異性を性対象とする考えと変わりありません。一方同性愛は、男性(あるいは女性)の心の状態で、同一の性を性対象として選択することです。そのため、性同一性障害と同性愛は根本的に異なります。またもちろん性同一性障害の中にも同性愛者であったり両性愛者である人もいます。

 

異性装とも少し違う

性同一性障害の人は自己認識としての性に近づこうと、生物学上の性とは反対の性の格好をしたりする「異性装(服装倒錯症)」が見られます。しかしこの異性装をしているからと言って性同一性障害ということでもありません。異性装をする人は昔から知られており20世紀の初めには異性装をする人たちを服装倒錯症と呼ぶようになりました。その中には異性装によって性的快楽を得る人と、自らの自己認識としての性を求める人とがいることが後になって明らかになりました。

 

 

性同一性障害は誤解されている部分もしばしばあります。現代は男性の女性化や、女性の男性化などが言われることもありますから、それらとしっかり区別しましょう。

 

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/04/17-361029.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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