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メンタル

4ステップで行われる性同一性障害の診断

 

性同一性障害は心の病気と分類されていますので、治療を受けることができます。しかし、治療を受けるにあたっては性同一性障害であると診断されることが必要です。

 

 

性同一性障害の診断は以下のように行います。

1.生物学的な性の決定

…染色体検査やホルモン検査、内性器、外性器の検査を行います。この生物学的性の検査で正常な男性、あるいは女性のいすれかであることを証明します。

 

2Gender identityの決定

Gender identityとは自己認識としての性のことで「私は男(女)である」と言う認識です。これは育成歴や、生活史、これまでみられてきた言動、人間関係、職業などに基づいて自己認識としての性別役割の状況を調べ、genderの決定をします。

 

31.と2.とを踏まえた上で、生物学的な性とgender identityが不一致であることを明らかにする。

 

43.の際、次のような除外診断も行われる。

性分化疾患などの器質的な異常がない

精神的障害がない

社会的理由による性別変更の希望ではない

性分化疾患とは以前は性分化異常症や性発達異常などと呼ばれていたもので、染色体の異常や内外生殖器の異常などによって身体的性別が非典型的な特徴をしているものです。これにおいてはgenderの決定か重要で、性分化疾患では性別違和感症候群と言われるようなgenderの問題を有していることが少なくありません。そのため性同一性障害とはことありますが、広い意味でのgenderの障害として対応が必要です。

 

こうした診断は性同一性障害の診断経験が豊富な精神科医二名によって、確定診断がなされます。しかしこの二名の診断が不一致の場合には、他の精神科医の診断を求めると言った流れで診断が下されます。

 

 

性同一性障害は目に見える疾患ではない分、こうした診断が時間をかけて行われます。

 

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2011/08/29-349559.php?category=393])

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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