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性同一性障害治療の治療における注意点

 

性同一性障害の治療は3段階にわけて順に進められていきます。最初の精神療法はカウンセリングとほぼ同義で、これまでの経験の聞き取りから始まり、その人がどの性で生きていくのが適切か、選択した性で生活することはどのようなことかなどをじっくり話します。精神療法を行った後でも性の不一致の悩みが残るようであれば、次の段階に進みます。

 

 

内分泌療法に進むには

内分泌療法とはホルモン療法のことで、ホルモン投与によって、体の特徴を自己認識としての性別に近づけることをします。ホルモン療法を受けるには以下を満たしていることが必要です。

1選択した性別に遅滞して、持続的で安定した適合感があり、ホルモン療法をする段階に移行するための条件を満たしている

2十分な体の診察、必要な検査を行った後、ホルモン療法に支障がない

3ホルモン療法の主技、効果、限界、起こりうる副作用について十分な説明を受け、文書で同意する

4家族、パートナーにも3について納得を得る努力をすること

5年齢は満18歳以上である

6ホルモン療法中の乳房切除術も容認する

 

外科的療法に進むには

内分泌療法で悩みが解消されない場合は、外科的療法で体を希望する性に近づけます。外科的療法を受けるには以下を満たしていることが必要です。

1十分に精神療法と内分泌療法の治療が行われている

2十分な精神療法と内分泌療法の治療にもかかわらず、生物学的性と自己認識としての性の不一致に悩み、手術療法を強く望んでいる

3精神療法・内分泌療法を通して、選択した性別に対して持続的で安定した適合感がある

4選択した性別で生活することに伴う体の困難、現在の社会的立場や家庭内で起こる可能性のある問題に対処する条件が整っている

5その人の性格、薬物依存の有無などの観点から、手術とその結果に対する事態に十分対処できる人格を有している

6その人が手術によって生ずる体の変化、随伴症状、生活上の変化、家庭や友人との関係、性的な問題などを十分理解し判断していること

7家族や親しい人が手術療法に理解を示している、特に両親や配偶者時には子どもの同意が得られている

8あらゆる可能性を考えて、医療チームが手術療法に写ることが適切であると判断している

9年齢は満20歳以上である

 

 

性同一性障害では単純に怪我を治す治療とは違って、その後の生活などに大きく影響します。そのためそれぞれの段階で、時間をかけた確認が行われます。

 

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/12/07-373878.php])

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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