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低温やけどは低温だから大丈夫は大きな間違い!重症化するまで気づきにくいl危険なやけど!

低温やけどと聞くと、低い温度のやけどだからたいしたことはないと思いませんか?でも実はとても治りにくく、重症化しやすいやけどなのです。

ここでは低温やけどの症状についてまとめてみました。

 

■じっくりと焼き上げる「やけど」

分厚いお肉を焼くとき、強い火力では表面だけ焦げてしまい、中まで火が通りません。そんな時は弱い火力で、表面は焦げないように、じっくりと中まで火を通します。

 

低温やけどはまさにそんなイメージ。読んで字のごとく、低温で“じっくり”と中まで熱を通すことによってできる熱傷(やけど)です。

 

■治りにくく、重症化しやすい

熱傷(やけど)の診断では、組織障害の深達度、熱傷の面積、熱傷の重症度を診断します。深達度に関しては、第Ⅰ度~第Ⅲ度に分けられます。

 

●Ⅰ度:やけどが表皮までに留まるもの

・ヒリヒリして皮膚が赤くなる。

・火傷跡は一過性、数日~1週間で治癒する事が多い。

 

●Ⅱa度(真皮浅層熱傷):浅い真皮までのやけど

・痛みが強く、皮膚は赤いだけでなく水ぶくれや腫れ、ただれなどを形成する。

・1~2週で治癒するが、色素沈着などが残ることがある。

 

●Ⅱb度(真皮深層熱傷):深い真皮までのやけど

・痛みがあっても軽いこともある。

・皮膚は赤く腫れ、水ぶくれができ、その深部は白くなる。

・治療に1~2ヵ月かかり、軽度の瘢痕が残ることがある。

 

●Ⅲ度:やけどが皮下組織に達する

・痛みがない

・表面の皮膚は白く乾燥していたり、壊死していることもある

 

低温やけどの場合、見た目は赤みがあって痛みもあるので、Ⅰ度の熱傷のように思えますが、じつはⅡb度(深い真皮まで達したやけど)になっていることがあります。

 

Ⅱb度の熱傷になると、治療に長期間かかるだけでなく、場合によっては壊死した組織を取り除いたり、別の部分の皮膚を移植するといった外科処置が必要になり、入院を要することも。

 

低温やけどにならないよう気を付けるとともに、気になるあざを見つけたら自然に治ると思い込まずに、皮膚科を受診しましょう。 

photo by://www.ashinari.com/

著者: seasideさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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