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皮膚の深い部分までやけどが達している?低温やけどの対処

低温やけどになってしまったら、どんな処置をすればよいのでしょう?そしてどんな治療を行うのでしょうか。

 

ここでは低温やけどの治療について見ていきたいと思います。

 

低温やけどは意外と重症

低温やけどは、見た目は赤みや水ぶくれも軽く痛みもそれほどないため、ちょっとしたやけどと勘違いしがち。

 

しかし実際は皮膚の深い部分までやけどが達しており、組織が壊死している場合も。壊死していた場合には組織を取り除いたり、皮膚の欠損が大きい場合は皮膚を移植する必要性も出てきます。

 

低温やけどの治療の例

・貼り付け用のホッカイロを、両足のつま先に、靴下の上から貼り付けて外出。そのまま5時間ほど過ごしたところ、指先に水ぶくれができて、低温やけどと診断された。右足の薬指の先端を約5mm切り取り、太ももから皮膚を移植した。

 

・電気あんかの上に足を乗せたまま寝てしまった。翌朝、皮膚が赤くなっていることに気づき、皮膚科へ。薬では治らず、太ももから皮膚を移植した。

 

自宅でできる応急処置は?

通常のやけどの場合は自宅で行う応急処置として、流水や氷でじっくりと冷やすことが重要です。しかし低温やけどの場合は熱傷が深部にまで達していることが多く、冷やしても効果がない場合が多くなります。

 

まずは、低温やけどと思われる赤みや水ぶくれを放置せず、早めに皮膚科を受診することが重要です。受傷して数日間を経過すると、やけどを負った組織に細菌が感染しやすくなります。

 

きれいに治すためにも、なるべく早く受診して初期治療を十分に加える必要があります。

 

初期治療とは?

1度、2度までは、感染の兆候が無いようなら、適度に潤いのある状態を保ち創部の乾燥を防ぐとともに、浸出液に含まれる創傷治癒因子を逃がさないようにする湿潤療法が取られます。

 

順調に経過していくようなら約2週間で皮膚の再生は起こり、治癒へと向かいます。

 

しかし、受診が遅かったり、やけどの深さが3度まで達していた場合などは、皮膚が全層で壊死している場合があり、その際は切り取って縫い合わせてしまうか、皮膚移植手術をする必要性が出てきます。

 

皮膚は移植するしかない?

壊死の範囲が大きい場合は、皮膚を移植する手術が必要になる場合もあります。

 

しかし、皮膚を移植せずに痂皮治療によって肉芽組織を再生させることを得意としている皮膚科医や、一般的な消毒による治療ではなく、湿潤療法によって皮膚を再生させるクリニックもあります。近くのクリニックの治療方法を調べて検討してみても良いでしょう。

 

低温やけどは、ならないように予防することが第一ですが、万が一なってしまったら放置せず、早めに皮膚科を受診したいですね。

Photo by://www.ashinari.com/

著者: seasideさん

本記事は、2016-08-22掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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