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気になる病気・症状

低温やけどの危険性は、どんなところに潜んでいるの?

 

低温やけどの原因となるのは、身近な「あったかグッズ」。正しく使えば暖かくて心地よいはずのものが、使い方を誤ることで、重症化しやすく治りにくい低温やけどを起こします。では、どんなところに低温やけどの危険性が潜んでいるのでしょうか?

 

 

■冬場はなんといっても湯たんぽ

 

冬場に低温やけどが増える原因で最も多いのは、なんといっても湯たんぽです。

 

湯たんぽは手軽でエコな暖房器具ですが、じつは意外と事故が多いもの。平成21年から25年までに事故情報データバンクに寄せられた湯たんぽの事故件数146件のうち、やけどは100件。そのうち42件が低温やけどです。やけどそのものは、湯たんぽの破損によるものなどが多くを占めますが、低温やけどは普通に湯たんぽとして使っている間に起こります


低温やけどになった原因を見ても、湯たんぽが42件に対し、電気あんかは7件、電気毛布は13件と、湯たんぽが多いことがわかります。

 

 

■寝酒に要注意!

 

湯たんぽに比べて低温やけどを起こしにくい電気毛布ですが、これが原因で低温やけどを起こす場合があります。一番危ないのが、泥酔。これからの忘年会シーズン、気持ちよくお酒を飲んで、冷えて帰ってきた体を電気毛布や電気カーペットで温めつつ熟睡…なんてことも?これがとっても危険!


低温やけどは、長時間同じ部分を熱することによって起こります。通常であれば、寝ている間には寝返りを打ちますが、酔っ払って熟睡していると、長時間同じ体勢のまま動かないことがあります。そのため「酔っ払って帰ったままホットカーペットの上で寝てしまって、朝起きたら低温やけどになっていた」なんてことも。寒いからと、寝る前に深酒するのも要注意です。

 

■周囲の人が気を付ける必要性も

●乳幼児
寝返りが打てない赤ちゃんや、ぐっすりと寝入ってしまう子どもを、ホットカーペットや床暖房の上には寝かせません。湯たんぽを使う際は、寝る前の保温用に。寝たら布団から取り出すようにします。


●高齢者
高齢者は感覚も鈍麻していることが多いので、ホットカーペットやコタツで寝かせません。湯たんぽは寝る前に出し、電気毛布の電源は切ります。


●持病や麻痺のある人
持病や麻痺のある人では、通常より短い時間で低温やけどになる場合があるので、定期的に寝る・座る向きを変えるなど注意し、あやしい皮膚症状がないかどうかをチェックするようにします。


●泥酔している人
普通なら寝返りをうてる健康な人も、泥酔していると感覚が麻痺して低温やけどになることも。酔っ払ってホットカーペットやコタツで寝ている人がいたら、電源を切ってあげましょう。

 

 

寒い夜に、お母さんが家族のためにそっと湯たんぽを入れておいてあげたことが原因で、ふくらはぎに低温熱傷を負った例などもあります。家族みんなで、低温やけどにならない注意をしていきたいですね。


Photo by://www.ashinari.com/2013/01/15-375116.php

著者: seasideさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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