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気になる病気・症状

保育園などでうつりやすい流行目~流行性出血性結膜炎~

        

流行目はウイルス性の感染症で、とにかく感染力が強いことが特徴です。

ウイルス性の流行目には、急性出血性結膜炎、流行性角結膜炎、咽頭結膜炎がありますが、発症率の多さで言うと流行性角結膜炎の頻度が高いようですが、その潜伏期間などから、保育園などで爆発的に流行するものに流行性出血性結膜炎があります。

 

急性出血性結膜炎(acute hemorrhagic conjunctivitis:AHCは、ピコナルウイルス科エンテロウイルス属に属するエンテロウイルス70(FV70)とコクサッキーウイルスA24変異株(CA24v)、共にRNAウイルスにより発症します。

 

潜伏期間が1日と短時間であるため、局地的に大流行することがあり、1994年には沖縄でエンテロウイルス70による5,636人の感染報告があります。


涙液(なみだ)や眼脂(めやに)で汚染された指やタオル類からの接触感染が主な感染経路とされていますが、直接目に触れないように指導しても守ることのできない子供が多く集まる保育園などは、あっという間に感染が広がり、病気がうつり広がってしまいます。


症状としては次のようなものがあります。


1. 球結膜出血(白目部分の出血)
2. 眼痛
3. 眼脂(めやに)
4. 流涙
5. 眼瞼腫脹
6. 結膜充血
7. 浮腫
8. 結膜濾胞
9. 耳前リンパ節腫脹
10. まれに神経麻痺

 

急激な発症で、初期に痛み訴えます。眼脂(めやに)流涙(なみだ)を自覚し、眼瞼の腫脹、結膜充血、結膜浮腫、結膜濾胞がみられ、球結膜の結膜下出血(白目部分の出血)が特徴的です。

 

流行性角結膜炎が片眼性に発症するのが特徴だとすると、急性出血性結膜炎は両眼に発症する場合が殆どです。初期に点状上皮性角膜炎がみられますが、上皮下混濁は起こしません。耳前リンパ腺の腫脹は、流行性角結膜炎に比べて経度です。

 

ウイルス性の感染であるため、特異的な治療はありません。発症時は最近の混合感染を防ぐため、抗菌剤の点眼、炎症を緩和する目的で非ステロイド系の消炎薬の点眼を行います。


ほとんどは1週間程度で治癒し、予後は良好です。必要以上に目に触れることを避け、発症して1週間は保育園や人の集まる場所に行くのは止めましょう。

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/04/13-360791.php)

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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