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気になる病気・症状

牛乳を飲むと下痢になってしまう乳糖不耐性

        

 

 

良く、牛乳を飲むと下痢をする人のことを乳糖不耐性な体質だと言いますが、「乳糖不耐性」とはどのようなことをいうのでしょうか。

 

乳糖は、母乳やミルクに含まれている糖分の一種で、新生児が成長するために必要な物質ですが、二糖類であるため、そのままでは腸管から吸収されません。乳糖は体内に入ると、小腸で乳糖分解酵素によって、グルコースとガラクトースという吸収されやすい糖に分解されて吸収されます。しかし、乳糖不耐性の方は、何らかの原因でこの乳糖分解酵素がない、もしくは少ないため、乳糖が分解されません。

 

この吸収されなかった乳糖は、小腸からそのまま大腸へと移動するわけですが、大腸には乳糖に反応しやすい腸内細菌が存在しており、乳糖不耐性の方の場合、その細菌の作用で乳糖が発酵することで、有機酸やガスを多く発生させるため、ガスや水分を多く含んだ便となり、結果的に下痢となってしまいます。


症状として
1. 下痢
2. 腹痛
3. 腹部膨満感
4. 嘔吐
5. 肛門糜爛


…などがあります。


便は有機酸を多く含むためph6以上の酸性になり、酸っぱい酸臭がするのが特徴です。


乳糖不耐症には二種類あり、生まれながらに乳糖分解酵素がない先天性乳糖不耐症と、急性の下痢症などが原因で小腸粘膜酵素のはたらきが弱まって下痢になる二次性乳糖不耐症とに分かれます。

 

先天性乳糖不耐症は先天性でまれですが、成長するにつれて、牛乳などの乳製品を取ると腹部不快を訴えて下痢になる二次性乳糖不耐症の方が多くいます。男女比率でいうと、男性のほうが比較的多いのが特徴でもあります。


良く牛乳アレルギーと同じものだと思われている方がいますが、乳糖不耐症とアレルギーは異なります。乳糖不耐症の対応策をアレルギーの方が参考にして実施すると、重篤な症状に陥ることがありますので注意が必要です。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/09/27-382587.php)

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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