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気になる病気・症状

乳製品の摂取で下痢をする乳糖不耐症の治療とは

         

 

 

乳糖は、母乳やミルクに含まれている糖分の一種で、新生児が成長するために必要な物質ですが、二糖類であるため、そのままでは腸管から吸収されません。

 

そのため、乳糖は体内に入ると、小腸で乳糖分解酵素によって、グルコースとガラクトースという吸収されやすい糖に分解されて吸収されますが、乳糖不耐症の方は、この乳糖分解酵素が不足しているため、結果的に下痢となってしまいます


乳糖不耐症は、乳糖を含むミルクや牛乳などの乳製品が消化できずに起こる病気ですから、乳製品を摂取しなければ症状が起こることはありません。ある程度成長した児童や成人は牛乳や症状を引き起こす原因になる食品を摂取しなければ良いことですし、症状がでてしまっても、しばらくすると症状は自然に治まります。


ですが、ミルクなどの乳製品を取らなければならない新生児の場合は、栄養源であるミルクを摂取しないわけにはいきません。すぐに脱水や栄養不足に陥ってしまいます。離乳が完了していない場合は、すぐに適切なケアが必要となります。


治療としては次のような方法があります。


1. 出なくなっている消化酵素(ラクターゼ)の粉薬をミルクなどにまぜる。
2. 生乳ではなく、醗酵乳のように、乳糖が微生物によって分解されたものに切り替える。
3. 乳糖を含まないラクトレス、ソーヤミルク、ボンラクトなどの特殊ミルクに切り替える。


ラクトレス、ソーヤミルク、ボンラクトなどの特殊ミルクは薬局でも購入可能です。


しかし、乳幼児が本当に乳糖不耐症であり、ミルクを切りかえる必要があるか、また切りかえた場合いつまで特殊ミルクを使要すればよいのか、いつぐらいからどのように負荷試験を行っていくかは専門家の判断が必要になります。

 

親が勝手に判断して実施するのはその後に大きく影響してきますので、必ず最寄りの小児科医に相談してください。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2010/04/03-035532.php? category=173 )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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