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関節痛・腰痛

エンブレルやレミケードなど…関節リウマチ治療に生物学的製剤

 

関節の痛みや関節の破壊が起こる関節リウマチには様々な種類の薬の投与を行いますが、それでも症状の改善が見られない場合に、生物学的製剤を投与する治療方法が採用される場合があります。この治療方法の背景には、サイトカインというリンパ球などの細胞が分泌する物質の過剰生産があります。この物質は正常な状態であれば全身のからだの働きを調節しているのですが、関節リウマチの患者の場合は、このサイトカインが過剰に生産されることで、関節に炎症を起こし、骨や軟骨組織を破壊することが明らかになりました。

 

サイトカインには複数の種類があり、それぞれの種類のサイトカインの働きを抑える薬がそれぞれ開発されています。これらを生物学的製剤と呼び、関節リウマチ治療用の新しい薬として、以下の4種類の薬があります。

  • エンブレル
  • レミケード
  • ヒュミラ
  • アクテムラ

 

これらの薬の効果は高く、70パーセント以上の患者に効果があります。抗リウマチ薬と比べて速効性があり、効果が2-3週間で現れます。患者によっては、投与された翌日に症状が軽減するという場合もあります。

 

 

これらの生物学的製剤の投与方法ですが、レミケードとアクテムラは点滴で投与します。前者は2ヶ月に1回、後者は1ヶ月に1回の間隔で病院に行き投与してもらいます。他方、エンブレル・ヒュミラは皮下注射による投与ですが、最低4週間に1回、通院して投与してもらうか、自分自身で注射を投与することもできます。通常は2-3年程度続けることが通常ですが、それよりも短い期間で治って投与を終了する場合もあります。

 

最後に

 

これらの薬の投与にあたっては、コストや副作用などを含めて薬の効果をしっかり理解した上で、お医者さんと相談して投与すべきか決めましょう。

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2013/09/17-382082.php?category=14)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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