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関節痛・腰痛

関節リウマチの治療薬「メトトレキサート」の特徴について

 

関節リウマチの治療薬の中でも第一選択薬として日本リウマチ学会のガイドラインにも紹介されているメトトレキサートは、欧米でもアンカードラッグと呼ばれるほど、世界中で関節リウマチ患者の治療に利用されています。欧米の7割以上の患者に用いられているメトトレキサートは、関節破壊を抑制する効果は生物学的製剤と比べると劣りますが、他の抗リウマチ薬と比べると高くなっています。また関節リウマチは寿命に影響を与える疾病ですが、メトトレキサートによって、生存率の改善効果が証明されている唯一の抗リウマチ薬です。

 

 

日本リウマチ学会のガイドライン 

 

このメトトレキサートという薬は抗がん剤にも利用されることから、関節リウマチ患者の中にはその薬の有する副作用などについて懸念をもつ人も多く、とりわけ妊娠または授乳を希望する関節リウマチ患者は、MTXの投与ができるのか問題となります。この点、日本リウマチ学会のガイドラインにおいては、妊娠を希望する関節リウマチ患者に対しては子供に対するリスクを説明して、MTXの内服中には避妊を要請することを勧めています。MTXをすでに投与している患者が妊娠を希望した場合は、女性であっても男性であっても妊娠の計画の少なくとも3ヶ月前には、MTXの服用を中止することが望ましいとされています。また、子供への授乳中にはMTXの投与はしてはならないとされています。

 

メトトレキサートの副作用 

 

またメトトレキサートの投与をする上で、肝機能障害や間質性肺炎、そして血球の減少といった副作用が発生する可能性がありますが、間質性肺炎以外の副作用のほとんどは葉酸を摂取することで抑制することができます。葉酸製剤でいえば、通常フォリアミンが使用されていますが、副作用が重篤の場合は活性型葉酸製剤であるロイコボリンが処方される場合があります。

 

薬の服用に関しては、この記事だけで独断的に判断さず、かかりつけのお医者さんに相談した上で決めましょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/11/06-383655.php?category=15)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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