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顔にできる水ぶくれはヘルペスウイルスが原因の場合も!ウイルスが原因の帯状疱疹の原因や特徴とは?

       

唇の端(口角部分)や額や瞼に、小さな水疱が出来ることがあります。これはヘルペスウイルス(HSV-1、HSV-2)の感染症で、できる部位によって口唇ヘルペス、ヘルペス性歯肉口内炎、角膜ヘルペス、帯状疱疹などと呼ばれます。

 

この水疱は、水疱が出来た部分にはじめ違和感を感じ、やがてピリピリとした痛みを伴うことが多く、紅斑、水疱が生じ、びらん、痂皮を形成していきます。口角ヘルペスは幼児から20~30代にも多く認められますが、顔面の神経の走行に沿って水疱が出来る帯状疱疹の場合は、比較的高齢者での発症が目立ちます。

 

帯状疱疹(herpes zoster:HZ)は、神経節に潜伏していたヘルペスウイルスの再活性化によって起こります。帯状疱疹は神経支配領域に一致して生じるため、片側性(どちらか片側)に見られるのが殆どです。以前はよく、帯状疱疹になる方は内臓に悪性腫瘍を生じていると言われていましたが、必ずしもそうとは限りません。

 

時に帯状疱疹は若年者にもみられることがありますが、その場合は膠原病やAIDS(エイズ)に罹患している場合もありますので、若年者の場合はきちんとした検査で鑑別する必要があります。

 

皮疹発現の数日~1週間前より、片側性に神経痛を認め、次第に紅斑、水疱が生じます。皮疹は徐々にびらん、痂皮を形成し約2~4週間で治癒します。急性期帯状疱疹痛で終わることが多いようですが、時に後遺症として帯状疱疹後神経痛が見られる場合があります。

 

治療は、重症度によって治療薬を使い分けます。頭部に帯状疱疹が生じた場合は、入院のうえ加療することが望ましいとされています。

 

重症の場合には、アシクロビルやビダラビンの点滴静注を行います。中等度ではアシクロビルや塩酸バラシクロビルの内服を行います。

 

ごく軽症の場合は、アクロシビルやビタラビンの外用薬のみで済むこともあります。時に高齢者では、後に帯状疱疹後神経痛を伴うことがあるため、早期の治療と経過観察が大切となります。

 

いつもとは違う鈍いチクチクとした痛みや発疹が出現した場合は、はやめに受診し、早めに治療を開始することで神経痛を伴わずに済みます。また水疱を無理に潰したりすることは、周囲に皮膚感染を広げることになりますので、絶対にしないでください。

 

【大人に出てくる痛痒い発疹】帯状疱疹

帯状疱疹という病気は誰しもがかかる可能性があります。最近疲れがたまっていませんか?大きなケガや病気はしていませんか?そんな時には注意が必要です。

 

原因・症状

子供のころに水疱瘡にかかった経験はあるでしょうか。帯状疱疹とはその水疱瘡を引き起こすウイルスが体内に潜伏しており、大人になってからストレスや疲労で症状を現した病気なのです。

 

ウイルスというと他人からうつされてしまったのではないかとも思えますが、帯状疱疹の場合は個々に保有しているウイルスの再発といえる病気で、免疫力の落ちたところに強い痛みを伴いながら水ぶくれとして現れるわけです。

 

発症する部位としては胴体の左右どちらか片側で、帯状になって表れるのが特徴です。1度に2か所以上の場所に発症することはまずありません。

以前は50歳以上の高齢者に多いと言われていましたが、最近では20代の若い年代にも多くみられるようです。

 

治療法

帯状疱疹は水ぶくれからかさぶたになりそのまま沈静化するのが一般的です。医師から処方された抗ウイルス剤と鎮痛剤を服用していれば2~3週間で沈静化し、水ぶくれの鎮静化とともに痛みも消えていきます。

 

帯状疱疹後神経痛

先ほども言ったように多くの場合は症状が治まれば痛みも消えていきます。

しかし高齢者などに多くみられるのがこの帯状疱疹後神経痛。若い人に比べて神経の回復が困難な高齢者は症状が治まった後も痛みが残ってしまうことがあります。

 

慢性化した痛みは薬を服用することでしばらくして収まりますが、長い人では1年から10年ほど続くこともあるようです。

 

どちらにしても薬の正しい服用と体力の回復に努めることが大切なので夜はしっかり寝て不摂生を正し、十分な休息を心がけるようにしてください。

 

帯状疱疹の痛みの特徴とは

帯状疱疹はヒリヒリとした痛みを伴う痛みを伴い症状が悪化すると夜も眠れないほどの痛みとなります。この原因ウィルスである、水痘・帯状疱疹ウイルスは水ぼうそうを起こすウィルスと同じものなのです。水ぼうそうは子供の頃、多くの方々がかかりだいたい発症してから1週間程度で治癒します。しかし、実は水ぼうそうが治ってもこのウィルスは体内で行き続けるのです。長い場合は何十年も潜伏し続け、何らかの事情で免疫力が大きく落ちたときに活動を再開し、帯状疱疹として現れてくるのです。

 

帯状疱疹の特徴的な症状

帯状疱疹の特徴は小さく赤い発疹ができ、痛みを感じます。この赤い発疹は小さな水ぶくれとなって帯状に広がっていきます。この症状が現れる場所は主に胸、腹部、そして背中がメインですが、顔や手足にも現れる場合があります。興味深いのですが、帯状疱疹はカラダの左右どちらか片方に現れ、両方に現れることはごく例外的なのです。

 

帯状疱疹は水ぶくれになった後、かさぶたになって治るのが通例ですが、痛みを感じ始めてからだいたい3週間から1ヶ月程度かかり、多くの場合強い痛みが伴う点が特徴です。衣服と触れただけでもヒリヒリした痛みを感じます。

 

帯状疱疹後神経痛の特徴

通常は皮膚にできている症状が治った時点で痛みもひくのですが、皮膚症状が回復した後も引き続き痛みが残り続ける場合があります。これを帯状疱疹後神経痛といい、高齢者がかかった場合回復が困難な場合があります。これを防ぐためには、早めに治療をすることが肝要です。この症状に対する決定的な治療法は存在していませんので、ペインクリニックなどにいって神経ブロックと呼ばれる治療法を受けることとなります。

 

最後に

帯状疱疹のもつヒリヒリした痛みが出たら、回復後も続く帯状疱疹後神経痛を防ぐため、できるだけ早く病院に行き治療しましょう。

 

ウィルスが原因の「帯状疱疹」の感染経路とは

帯状疱疹の原因は水ぼうそうと同じ水痘・帯状疱疹ウイルスであり、このウィルスに感染することで発症します。

 

帯状疱疹にかかりやすいのは季節の変わり目に多いといわれており、この時期は気温の変化などにより、体調を崩しやすく免疫力が低下するからです。

 

帯状疱疹が活性化している時期には、つばなどの体液中に水痘ウィルスが存在し、口の中からも当ウィルスが検出される場合もあります。

 

水痘・帯状疱疹ウイルスの感染経路

接触感染

皮膚と皮膚、粘膜と粘膜の接触、また手すりやドアノブといった患者の周囲の物体表面を介在して、間接的に病原体が付着し感染してしまうことを指します。

 

体液感染

唾液の中に生息するウィルスが口移しなどで感染してしまうことをいいます。

 

飛沫感染

患者の咳やくしゃみなどによって空気中に飛散したウィルスが微粒子となって空気中を漂い、別の人間がウィルスを呼吸の過程で吸い込んでしまうことを指します。

 

 

感染経路は様々ですが、通常大人は同じウィルスから発生した水ぼうそうにかかっているので、他人に移る可能性は極めて低いといえますが、水ぼうそうにかかったことのない赤ちゃん、子供、そして大人、とりわけ妊婦には接触しないほうが良いでしょう。

 

また飛沫感染や接触感染を防ぐため、彼らと接触しないよう部屋を隔離するなどの対応も必要です。

 

帯状疱疹は一度かかると免疫ができるため、再発する可能性は小さいです。しかし、まだウィルスは体内にいることを忘れてはいけません。

 

そのため、強い疲労やストレスを感じる、または、大病にかかるなど免疫力がひどく弱った場合、再発する人もわずかながらいるので、注意が必要です。

 

日々の生活では十分な睡眠をとって、規則正しい生活と健康な食生活を送ることで、免疫力の低下を防ぎたいものです。

 

抗体がない人は要注意?帯状疱疹は他人に感染するの?

帯状疱疹になってしまった場合、原因となるウイルスが水ぼうそうのウイルスと同じものと知ると、他の人への感染が心配になってしまうことがあるかも知れません。通常は感染することはありませんが、抗体がない人には感染する可能性もあります。

 

■水ぼうそう経験者には感染しない

水ぼうそうのウイルスは、過去に発症したり予防接種を受けた人の体内にもれなく潜伏しています。帯状疱疹の原因となるウイルスをすでに保持しているのですから、帯状疱疹の人の患部に触れたからといって感染することはありません。帯状疱疹を発症するのは、免疫機能の低下などにより再び体内のウイルスが暴れ出した時だけです。

 

■水ぼうそうや予防接種の経験がない人は要注意

帯状疱疹の場合、水ぼうそうのように咳やくしゃみなどから飛沫感染することはありません。しかし発疹があってからかさぶたになるまでの間は感染力があり、過去に水ぼうそうや予防接種の経験が無い人が、患部に接触することで感染する可能性があります。また、乳児の頃に水ぼうそうに感染した場合、免疫機能が低下する年齢になる前に帯状疱疹になるケースもあるようです。はっきりした原因はわかりませんが、赤ちゃんの頃に感染すると、作り出される抗体の量が少ないためとも言われています。

 

大人であれば自然感染したり予防接種をしたりと、ほとんどの人が抗体を持っていますので感染の心配はまずないでしょう。ただ、近年は子供の頃に集団で遊ぶ機会が減っていることにより、感染することのないまま生活している人もいます。もし身近に抗体を持っていない人や予防接種を受けていない子供がいる場合は、これを機に予防接種を受けるのもよいでしょう。接種を受けた場合、その後帯状疱疹が発症することがあっても重症化する割合が少ないという報告もあるようです。日常生活で感染を心配する必要はまずありませんが、小さい子どもがいる場合は治るまで接触を控え、タオルなどを共有することもやめておくとよいでしょう。

 

(Photo by:http://www.ashinari.com/2012/04/02-360103.php )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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