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沢山当てはまったら危険!PMS・PMDDのセルフチェック!PMSのメカニズムとは?PMSとPMDDは何が違う?

赤ちゃんを産むために欠かせない女性の体の構造のひとつが月経です。

その重要性はわかっていても月経中は何となく気分が乗らない、月経がなければ楽だなぁと思ったりする方も多いかもしれません。

 

特につらい症状と言われるのがPMS・PMDDなどの月経前症候群です。

月経前症候群の簡単なチェックを行っていきます。

 

これから示すチェック項目のうち『月経終了から排卵までには起きていない』『排卵後から月経終了までのどこかの期間のうち主に月経前を中心に起きている』と思うものに点数をつけていきます。

症状がなければ0点、少しあるかなと思うなら1点、結構ひどいと思うなら2点です。

 

では、セルフチェックを始めましょう。

PMSチェックでは主に体の症状を、PMDDチェックでは主に精神の症状をチェックします。

 

PMSチェック

・お腹や下腹部に膨満感がある

・むくみがある

・頭痛、頭が重い感じがする

・胸が張っているような感じがする

・腰の重み、痛みがある

・ひどく眠くなる

・体全体が重く、ボーっとしていると感じる

・体重が増える

・急にのぼせたり、急に冷や汗が出る

 

合計点数が5点以上の場合はPMSの可能性があります。

12点を超えている場合は病院での治療を受けるのをおすすめします。

 

PMDDチェック

・将来がひどく不安だ

・憂鬱で何をする気も起きない

・小さなことにイライラしてしまう

・自分でも自分の感情を止められない

・物事をなかなか決められなくなる

・仕事・勉強などであっても集中できない

・出かけるのが嫌だ

 

合計点数が3点以上の場合はPMDDの可能性があります。

特に多く当てはまった、ひどい症状があるという方は早めに病院での治療を受けてください。

 

PMSでは体がだるい・むくむなどの身体的症状が主に出て、PMDDではやる気がない、イライラするなどの精神的症状が主に出ます。

チェック項目に当てはまらなくても気になる部分があればかかりつけ医などに相談してみるという方法もあります。

 

 

生理中の不安感・・・原因はプロゲステロン!?PMSのメカニズムとは?

PMSが起こる、はっきりとしたメカニズムはまだ全てが解明されていません。ただ分かっていることもあるので、軽く勉強しておきましょう。

 

PMS症状が出る時期

排卵が起こると、放出された卵子から「プロゲステロン」という黄体ホルモンが出ます。これが黄体期と呼ばれる、妊娠しやすい時期になります。この時期が生理前と呼ばれる時期にあたり、PMSの症状がでる時期です。

 

ホルモンの濃度が変化する!

この排卵から生理までの間に、エストロゲン・プロゲステロン共に急激に濃度が変化します。この急激な濃度変化が、PMSの諸症状を引き起こす原因の一つとも考えられています。

 

不安に通じる物質も・・・

また、プロゲステロンが分解されて生じる「不安を増強させる物質」と「不安を減少させる物質」が両方出てきます。この2つの不安を左右する物質のバランスが乱れているのも原因とされているのです。

 

PMSである人は、体質的に不安を増強させる物質の方が多く分泌されてしまっているということです。

 

今現在考えられているPMSのメカニズムは以上のようです。従って、体質的な問題であり特別な病気、異常というわけではありません。

 

また精神的症状について、気持ちの持ちようだとか、弱い人間なのでは自分を責めるのは間違いです。自分は人より生理周期の影響を受けやすいのだ、という程度に大きく構えることが大事です。

 

 

PMSの患者数はどれくらい?かかりやすい年代はあるの?

精神的な症状と身体的な症状のコンボで体を苦しめるのがPMS・PMDDです。

とは言えども月経前の不調くらい誰でも体験したことがあるのではないか、と思うと人に相談するのも気が引けるという方も多いようです。

 

実際にPMSの患者はどれくらいいるのかを見ていきましょう。

 

●日本国内には1300万人程度

PMS研究の第一人者である群馬大学医学部教授の松本清一氏によれば日本国内のPMS患者は1300万程度とのことです。

日本国内に女性は6500万人程度、そのうち月経のある年齢と予測される15-49歳は2650万人程度ですので、2人に1人はPMSを体験しているのではないかと考えられます。

 

●さらに人数が多いとのデータも

PMSについて製薬会社である小林製薬が2012年に『月経前症候群に関する男女間の意識調査』というアンケートを行ったところ調査対象となった女性の85%がPMSの経験があると答えました。

PMS・PMDDの症状が軽くて病院には行っていないけれど症状自体はあるという方も含めるとPMS・PMDD患者は1300万人よりも多くなる可能性が十分にあると言えるでしょう。

 

●かかりやすい年代はあるの?

PMS・PMDDは月経前に起きる症状ですので月経のない子供や老人を除いたすべての年代の女性にかかる可能性があります。

一般的にかかりやすい年代というよりもPMS・PMDDの症状がひどい年代としては20代後半から30代と言われることが多いです。

ちょうど結婚・出産などのライフイベントの体験によって潜在的にストレスが多い年代というのも関係しています。

もともと溜め込んでいるストレスがPMS・PMDDの際にひどく出現するケースも少なくはありません。

 

PMS・PMDDの患者数について正確な統計はありませんが少なくとも2人に1人、多ければ月経のある女性の8割程度と考えられます。

年代的にかかりやすい年代はありませんがライフイベントの大井20-30代では症状がひどくなりやすいようです。

 

 

PMSとPMDDは何が違う?決定的に違うから、何科に行くのかも違います!

月経前はなにか症状が出るでしょうか?人によっては、だるさや眠さ、腰痛などの症状が出てきて「あ、生理になるな」と感じる人もいるでしょう。生理が来るのを予知できる人もいるくらい、月経は体に大きな影響を与えます。

 

PMSとPMDD

このふたつを聞いたことがあるでしょうか?知らなくても、自分が当てはまるという人もいると思います。日本語にすると、PMSは「月経前症候群」PMDDは「月経前不機嫌性障害」と言います。PMDDは月経前不快気分障害と言われたりもします。PMSがより深刻になるとPMDDと診断されます。

 

具体的な症状としては、PMSでは、月経前の期間に腰痛、腹痛、乳房の痛み、むくみ、便秘、下痢、吐き気、イライラ、不安感、過眠などの症状が見られるようになります。

 

いっぽう、PMDDでは、月経の周期に合わせて強い精神症状が見られます。自殺願望やヒステリックになるなど、うつ病と同様の重い症状が見られるのです。この精神症状は、つらいのを我慢するという程度ではなく、生活に支障が出るほどです。

 

 

それぞれ何科を受診すればいいの?

いずれも月経に付随して起きる症状です。月経じたいは病気ではないにしても、それによって嫌な症状が引き起こされ、生活に影響がでるのであれば改善すべきです。では、それぞれの症状の場合、何科を受診すればよいのでしょうか?

 

・PMSは婦人科

PMSは程度の差があります。これにより生活に支障があるようなら、婦人科に相談してみましょう。PMSは、特に器質的な原因がないこともありますが、子宮や卵巣の病気が原因で引きこされていることもあります。そのため、きちんと婦人科で診てもらった方がよいのです。

 

ちなみに、PMSの治療では、おもに低用量ピルの処方が主流です。ホルモンの急激な変化をおさえることで、症状をゆるやかにします。

 

・PMDDは精神科や心療内科

月経にともなって起きるとはいえ、PMDDの症状はうつ病と同じです。そのため自分を傷つけてしまったり、自殺の願望が強くなるといった危険がありますから、専門の精神科や心療内科といったところを受診してください。治療もうつ病などと同じで、カウンセリングや抗うつ剤の処方などで精神状態を安定させます。

 

精神症状が強ければ注意

性格的にがまん強い人などは、PMDDの症状が出ていてもPMSと解釈して、病院に行かないかもしれません。ですが、どちらの場合であっても、生活に影響が出れば、その時点で病院に行くべきなのです。

 

どちらなのか判断できなければ、月経にともなって見られるという点から、婦人科で相談してみましょう。そこから婦人科の先生がPMDDと判断すれば、精神科などの受診をすすめてくれるでしょう。

(Photo by: [http://www.ashinari.com/])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-05掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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