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メンタル

飲酒運転者の原因は、アルコール依存症だった!

飲酒運転者による悲惨なひき逃げニュースがよく聞かれます。そういった事件に呼応し、2000年に入ってから、飲酒運転に対する交通規則は随分厳しくなりました。

 

しかし、それでもまだ飲酒運転を一度ならずも何度も繰り返す人がいます。それはどうしてでしょうか?

 

飲酒運転者の半数近くは、アルコール依存症の可能性が!

アルコール依存症施設やアルコールに関する機関が調べた結果、飲酒運転者の半数はアルコール依存症の可能性があると報告されています。

 

アルコール依存症の患者は、何度も飲酒を繰り返すうちに少量のアルコールで気を失ったり、なかには幻覚症状もみられる場合もあります。そんな状態で運転すれば危険運転に至って当然です。

 

また、そこまで症状が進行しないまでも、連続飲酒していれば理性も乏しくなり、しらふの状態であれば行わない危険運転も容易にしてしまっているようです。

 

実際に、アルコール依存症患者家族から、患者が「飲酒運転して、お酒を買いに行く」という例がたくさんきかれます。

 

アルコール依存症だった場合の警察の対応

アメリカでは、飲酒運転者のためのアルコール教育プログラムが準備されています。

 

飲酒運転をして露呈したアルコール依存症者は、裁判でアルコール教育プログラムを受けるか、刑務所への収監かなど選択ができたり、またはアルコール教育プログラムを受けないと、社会復帰を許可されないなど、根本的な対策が講じられています。

 

しかし、日本はどうでしょうか? 残念ながら、飲酒運転で事故を起こした人でも、そのようなプログラムは準備されていません。犯した罪の重さに応じて厳罰されるだけです。

 

交通課の飲酒運転撲滅の内容にも、アルコール依存症者は専門家へかかるように等の、但し書きはありません(刑務所でアルコール依存症者に対する対策を講じているところはあるようです)

 

厚生省労働科学研究の最近の報告をみると、2003年~2008年でアルコール依存症者の数は2%~1%に減り、継続的にアルコール依存症治療を受けている数は少しずつ増加傾向にあるようです。

 

飲酒運転を繰り返す人が身近にいて、アルコール依存症の疑いを感じたら、本人は否定するかもしれませんが、本人に「見ていておかしいし危ない」と注意しましょう。

 

本人に伝えた上で、同居の家族がいれば、アルコール依存症対策についてどうなっているのか確認をするのもよいです。周囲が気にしていることを知ると、家族は今までと違った一歩を踏み出すきっかけ(車を売るなど乗れなくする)になることもあります。

(Photo by://pixabay.com/) 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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