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男性のカラダの悩み

陰茎に硬結や彎曲を起こすペイロニー病の原因とは何なのか?

           

陰茎形成性硬化症(Plastic induration of penis)とは、別名ペイロニー病(Peyronie's Disease)とも呼ばれ、陰茎に硬結や彎曲を起こす病気のことを言います。

 

陰茎の内部には、左右1対の陰茎海綿体と、その下側を通るある尿道海綿体の、計3本の海綿体が通っています。そのうち、海綿体やそれを包む白膜や中隔に硬結を生じてしまい、柔軟性を失ってしまうと、勃起時にこの部分が伸展しないため、勃起時の陰茎はその病変側に反り返ることになってしまいます。


進行すれば勃起不全に至る場合がありますが、日常生活にさほど支障を来たさなければ生命に関わる病気ではありません。この疾患は1万人に1人の確率での発症なため、認知度も低く、また症状も人によって違います。

 

そのため他者に理解してもらうことが難しく、治療も困難であることから、この疾患に罹患している方は、勃起時の疼痛や性交渉の困難に直面するため、かなりの精神的苦痛を伴うようです。


好発年齢は45~60歳とされていて、疫学的頻度は白人に多く、東洋人には少ないといわれています。本疾患と外傷との関連も疑われているが明らかな原因は不明で、加齢や老化に伴う組織病変であるともされています。軽症の場合は自然軽快することもあります。


保存的治療法としては副腎皮質ホルモンの局所注射ビタミンEの内服投与が行われますが、勃起時の屈曲が高度である場合は手術的な硬結摘出の適応になります。


ただし、手術的加療を行っても完全に治癒するとも限らないため、性交渉の際の腟への挿入が可能となる範囲内での屈曲が治療の目標となるようです。
形成外科的な治療も最近では実施されているようですので、適応となる方は形成外科的アプローチも考慮してみるのもひとつです。


ED同様、精神的なストレスによりうつ状態になる方もいるようなので、あまり神経質になりすぎず、専門医に相談することをお勧めします。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/07/11-380034.php?category=48 )

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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